殺不能鳴者(山木):鳴くこと能(あた)わざるを殺す
ーーー役に立ってもたたなくてもーーー
自然は有用無用を問わず中立だ
きこりと、『無用』の木は切らない、という話をしたその火の夕方、荘子の一行は、
山から下りて、友達の家に一泊した。
友達は、たいそう喜んで、子どもにアヒルを殺して料理をするように、言いつけた。
子どもが、『一羽はよく鳴き、一羽は鳴きませんが、どちらにしましょうか』とたずねると、
主人は、『鳴かないほうを』と、言った。翌日、弟子が荘子にたずねた。
『昨日、山の中の大木は、無用だということで、長生きできましたけれど、アヒルのほうは、
鳴かないほうから無用だということで、殺されてしまいました。
いったい先生は、有用と無用のどちらの立場に身を置こうとしているのでございますか』
荘子は、笑って答えた。『わたしは、常に、有用と無用、材と不材、鳴くと鳴かないの中間に
いるんだよ』役に立つとか、立たないとかいう考えは、その時その場の人間の都合で決めた
ことである。
自然は有用無用を問わず、中立である。
朝夕、少し肌寒いよね、当然である、時節はすでに秋、イガ爺に、共に生きている、万象に
どのな、変化が起ころうが、大自然は、そんなのお構いなく、時を刻み秋を運ぶ、それに
共生し、生きていくしかない、生きとし生きるものすべてである。
稔りの秋、黄金色に色を変えた。そうすぐ刈り入れに時が来る。
あの、猛暑の夏の実践も、2度も襲った大水害にもめげず、ただただ、この実りの為に
実践精進があった。
耶馬の里、今頃より、外は、薄暗くなってきました。
数日前まで、今頃の時間は、まだまだ明るかった!!
17:35分投稿
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