楽天爺さんの気まぐれ日記

・田舎暮らしを楽しんでいます。

荘子の言葉・その17

2016-10-01 | 先人の知恵に学ぶ

知らざる所にとまる(斉物論)
---知らないことは知らない---


広く深く物を知った人は、傲慢にならない。
いくら議論しても、これは知らない、というところで踏みとどまって
「これは知りません」「それは、分かりません」とそこで話を止めればよい
知っていることは、知っている。知らないことは知らない。まことに、明瞭で
簡単な事なのに、それがなかなか出来ない。つい、知らないくせに知った
ぶりをする。

そのうちブレーキを失った自動車のように、議論が暴走して、大激論にいたる。
自分の知能の限界を知って「とまる」事がうまく出来れば議論や話し合いほど
楽しいことはない。


もう一編:大弁(たいべん)は言わず(斉物論)

ほんとうの雄弁家は、自分独自の主義主張は、あまりいわない。
ちょっとばかり物を知った人は、驕慢(きょうまん)心を起こし、おごり
高ぶって人をけなし、あなどる。が、広く深くものをよく知った人は、
けっして、驕慢にはならないし、自分独自の主義が、どんな人にも
通用するとは、まったく思っていない。
       驕慢(きょうまん):おごり高ぶって人を見下し、勝手なことをすること


 今日の荘子の言葉は、イガ爺には、耳が痛い言葉かな?

それは、知らないことは、知らないと言えない、これは?と思う
事でも、「それは知らなかった」とも言えない、事のつまりは・・・・・
知ったかぶりをする。あー、思い起こすだけでも、恥ずかしい!!
たらありゃしない。
まてよ、って、だから、そんな自分を変えたくて、しっかり勉強して
いるのではないか? などと!! おいらは思うのだが?

いまは、その一歩を、やっと踏み出そうとしている、そのような時
行ったり来たり、迷い道、ふらふら・・・・・ってところ!!かな?

今年も、後半に入ったね!! イガ爺、時の流れを早く感じる?
歳とると、時間のたつのが早く感じる??、若者は長く感じる??
                のだってよ!?


                      16:00分 投稿


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