老子:道経:虚用第五
虚用第五
天地不仁、以萬物爲芻狗。
聖人不仁、以百姓爲芻狗。
天地之間、其猶槖籥乎。
虚而不屈、動而愈出。
多言數窮。
不如守中。
天地は不仁、万物をもって芻狗(すうく)となす。
聖人は不仁、百姓(ひゃくせい)をもって芻狗となす。
天地の間(かん)は、それなお槖籥(たくやく)のごときか。
虚にして屈(くっ)せず、動きていよいよ出ず。
多言はしばしば窮す。
中(ちゅう)を守るにしかず。
一切をなりゆきにまかせる
天地宇宙の生命力は、いいとか悪いとかという倫理的な考えは
ひとかけらもないように見える。
宇宙がものを生む力は、人間はもちろん、生きとし生きるものすべてを
次から次へとどんどん生んでゆく、そして、まるで何もなかったように
それを捨ててゆく。 人間だけに考えてみれば、記憶力のある人、あまり
ない人、協調性のある人、あまりない人、気の長い人、そうでもない人
云々、・・・・・・・・・・・。数え上げたらきりがないほどの個性あり。
すべたは、宇宙自然の生成力一つが、何の善悪の考えなく、無造作に
作り出す、咲く物は咲くし、枯れるものは枯れる、これはどうすることもできない
それなのに、自分勝手の都合のいいものばかりに変えようとしても、どうにも
ならない、人智の及ばないこと、これには、あれこれ言わず、自然のなりゆきに
任せるしかないのである。
今日のイガ爺、早朝から復旧作業の従事しましたよ。
今日は、ボランティアの方々5名が来て下さりました。
本当に、ありがたいです、リーダーの方が、積極的に
作業を指示くださり、老体4名では、4,5日かかる
作業を、終えることができました。
今日も土嚢200袋弱、土砂を側溝から上げることが出来ました。
完全復旧までにどの位かかる事やら!!
イガ爺、田んぼと、納屋が被害にあっていますが、まずは、共同作業を
先に、その後、普及出来たら、我が事をと考えています。
我田引水はしたくない。
今回の災害で、用水路の世話役をしています、先輩(75歳)田んぼが
90%被害で失っています。なのにです、水路の復旧に向けて、奔走しています。
涙が出るほど、感激、感謝しているイガ爺であります。
そんな中、同じように田を失った、知名度のある人、我田の復旧作業をいち早く
終え、水路の復旧作業には、足が悪いとのことで、参加しません。
我田復旧作業には、すたすたと歩いて作業をしていたが、共同作業になると
杖をついて、足を引きずって現れます。
おっと、 常人のイガ爺、人の悪をいい、己の善を語っていますよ、
あんた、何様って、怖いイガ爺が鉄拳をくらわせます。
疲れからでしょうが? 愚痴泣き言を人のせいにしているイガ爺であります。
19:05分投稿
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