HSPもりりんのパワハラ黒日記

どこの職場に行っても、なんで意地悪な人っているんですかね。

意地悪だった彼女のしたこと。

2023-07-04 23:31:00 | 日記
『悪いことをしても神様は見てる』 
なんてことを言いますよね。

『それ』を見たのは、神様じゃなくて私だけど。
私は不思議なものの目撃者になったことがあります。
今日は職場の話じゃないです(笑)


遠い昔。
下の子を自転車の後ろに乗せての帰り道。
いつもは前に乗せていたけれど、その時は上の子を駅に送った帰りで、何故か下の子を後ろに乗せていた。
(もちろん子供椅子に)

信号で。
青になって渡ると、向こうから自転車に乗った男性とすれ違いました。
と。子供が猛烈に泣き出して。
振り向くと額から血が!
その頃はケータイなんて持ってないから、急いで近くの不動産屋さんに飛び込んで、救急車を呼んでもらいました。

通り魔?だったのかはわかりません。
この話の怖いのはここからです。

救急車で病院に行き、額を何針か縫いましたが、子供は大丈夫でした。
その日は日曜日で。
病院の待ち合い室には誰もいません。
そんな中。激しいサイレンが近付いてきて、病院で止まりました。
急患の様です。

担架が運ばれて来て…
男性の『足だけ』が見えました。
それでも私には漠然と
あぁ、あの人亡くなってると思いました。

続いてその男性の奥さんらしき人が入って来て、椅子に座りました。
金髪でラフなカッコ。
若い人?な格好だけど私には
若くないしかもあの人だ!
と、わかりました。

あの人。Sさん。
上の子が幼稚園の時、最初は仲良くしていたママ友。
最初は親しそうに接して来たのに、私と仲が良かった「女医さん」と仲良くなるや、私を切り捨てた人。

女医さんも幼稚園のママ友で。
Sさんに誘われて、女医さんの車で遊びに行った帰り、Sさんは言った。
「〇〇さん(私)は運転出来ないから、もう来れないわね」と。

それからはSさんと話すことはなくなったけど、卒業前のお遊戯会の帰り道。Sさんの旦那さんが幼稚園の前にいて。
私を凄い目で睨んでいたので
「Sさん、家で私のこと悪く言ってるのかな?」と思った。それが生きているSさんの旦那さんを見た最後。

幼稚園ママの頃のSさんは。
黒髪でいつも品の良さそう格好だった。
のに。
私が病院で見た時は、金髪に派手なTシャツにサンダルで。
人の顔を覚えるのが苦手な私が、何故一目でSさんとわかったのかが自分でも不思議なくらいだった。


担架が運ばれてしばらくすると、医師が出てきて、ご主人が亡くなったことをSさんに告げた。

彼女は泣いてるようだったけど、私にはその姿が不自然に見えて仕方なかった。
彼女の一声は「子供たちを迎えに行かなきゃ」だったし。

日曜日の。他に患者のいない病院に救急搬送されて再会。
相手はかつて私に意地悪をした人。
しかも以前とは豹変した、若作りヤンキー姿。

偶然とはいえ不気味です。

その時。
私はふと不思議な感覚に襲われました。
Sさんの旦那さんの言葉が聞こえたような気がしたのです。

妻を恨む気はない。
ただ、誰かにこの事を知っていて欲しかった。と。

Sさんとは親しい時があったから、彼女の家が旦那さんの親と奥さんの親との共同で建てたもので、旦那さんが亡くなれば、Sさんのものになるであろうことを知っていた。
Sさんは家に執着があるようで、自分の兄弟も住まわせていた。

怖い。と言う感覚はなかった。
ただ私にはやらなければならないことがあると思って…。
彼女の前を通って、彼女の顔を見て、頭を下げた。
私は見てたよと伝えるかの様に。

私に気付いた彼女の表情は、悲しいと言うよりは「しまった!」と言っているようでもありました。 
旦那さんが亡くなるのを、かつて意地悪をした相手に見られるというのが、どんな気持ちかはわかりませんが。

何が真実かはわかりません。
彼女のその後も知りません。

数十年が過ぎて。
2度の結婚を経た私は今、当時の彼女と同じ名字のSです。

何の因果か偶然か。
なんか嫌な出来事ではありました。











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