世子を亡くし、失意のドギムは床で伏せっています。
ドギムは、サンに、励まされても「わかっています」と、その心はどうにもなりません。
ドギムには「お腹にも子供がいるんだから」等と、言葉をかけたサンですが、悲しみを表に出すことを、王としては許されないからか、一人むせび泣きます。
それでも、ドギムは少しづつ元気を取り戻した様で、食事もできる様になりました。そして、ドギムはふと、気がつきます。ヨンヒがいないことを。
ボギョンとギョンヒから「ヨンヒは、もうすぐ死ぬの。子が流れたのよ」と、聞かされたドギムは、ヨンヒが繋がれている獄中へと、行きます。ヨンヒは「慕うお人を情を交わしたかった」と、こうなって、死ぬことを、後悔していませんでした。
ドギムはわかっていても、サンから「法を曲げることはできない」と、ヨンヒの助命はできませんでした。
風邪のサンを看病しているドギムの方が倒れます。ドギムの命が危うい様ですが、え?急に?