「中古車みたいな食器用ブラシ」 しばたのアイデアメモ #002

2022-02-28 21:08:05 | 日記

「中古車みたいな食器用ブラシ」

 

〈コンセプト〉

中古車を飾る虹色のアーチが、水筒とかコップを洗うためのブラシに似てる。

中古車のミニチュアをブラシ専用のフックとして作れば、いろいろ辻褄が合いそう。

試作品。

アーチの形を円にするか、半円にするか、あるいは円にして下半分を白くするか迷い。

中古車型のフックは前半分のみ作成。

フロントガラスに「30万」みたいな値札をつけたい。

裏側には吸盤がついている。

台所のタイルの壁にくっつける事を想定。

 

 

〈手法〉

中古車はまあ3Dでモデリングして書き出すのが無難どころ。

もしくは市販のミニカーを改造する。

車種は軽自動車かトラックがいいな。

ブラシは排水溝掃除用の細長いブラシを使用。

これまた既存のブラシのエの部分を拝借して、排水溝掃除用ブラシをドッキング。

ブラシの着色をどうしたら良いか謎い。


「全然平気なネコの石鹸」 しばたのアイデアメモ #001

2022-02-28 21:00:57 | 日記

「全然平気なネコの石鹸」

 

 

〈コンセプト〉

100均でも見かける猫よけマット(トゲトゲがついててネコが乗ると「痛いよー」ってなるやつ)。

けど実際問題ネコは猫よけマットが敷いてあっても全然平気で乗るらしい。

その様子を再現した石鹸と石鹸置き。

猫よけマットは水はけ良さそうだから石鹸置きに最適。

 

〈手法〉

ネコはスカルピーで原型を作る。

シリコンで型取して石鹸を流し込み型抜き。石鹸用の塗料、あるいは食用色素を使ってネコに模様を描く。

猫よけマット型の石鹸置きは、地道にプラ板を切りはりして作るか、

あるいは手っ取り早く3Dをモデリングして3Dプリンタで印刷。

ただし強度に心配があるためABSライクレジンを使用すること。

 

〈メモ〉

ネコ作るのめんどくさそう。


全長50メートル!!!全6000万種類あるヤバいガチャガチャを回す

2022-02-28 18:02:28 | 日記

先日、人生で最もやばい博物館へ足を運びました。

なんでも、ガチャガチャの歴史を学べる、しかも約46億年前のガチャの歴史を学べるとのことで、興味津々です。

 

会場に着くと大盛況!!

大勢の来場客でごった返しています。みんなガチャガチャ大好き。

 

受付へ行くと、小さなビニール袋に入ったコインを10枚渡されます。

変な薬の密輸に巻き込まれたのかと思いました。

 

博物館の会場内には10台のガチャマシンが備え付けてあり、専用コインを投入することでガチャを回せるシステムになっています。

しかも回した景品は持ち帰れるとのことで、なんだかお得感。

 

まず目に飛び込んでくるのは、ザ・博物館といった感じの年表。

これは全てガチャガチャの歴史を表したものです。

約46億年前の原始ガチャの時代。こんな遥か昔からガチャガチャは存在していたのですね。29年生きてきましたが知らないことばかりです。

カプセラノサウルス・・・

幼少期から恐竜が大好きで、よく恐竜博物館へ連れて行ってもらったりもしたのですが、こんな恐竜がいるなんて初めて知りました。

「流石に嘘では・・・」と一瞬魔が刺したのですが、こちらをご覧ください。

 

化石です。

約6800万年前、確かにこの地球にカプセラノサウルスは存在していたんですね。

こんなに信憑性のあるもの見せつけられたら、私も信じざるを得ません。

「古代ローマ時代のものと言われるガチャレバー」

大変興味深いです。

 

ここでは紹介しきれないほど多くの、貴重な古代のガチャ資料が展示されているのですが、その傍らに1台目のガチャマシンを発見しました。

その名も「古代石」。しかも本格鑑定書付きとのこと。期待が高まります・・・

 

では早速・・・

 

ガチャガチャ・・・

 

コロン・・・

 

???????

 

 

なんだこれ。

ただの石にしか見えません。

素人目には価値の判別が難しいので、早速鑑定書を確認してみましょう。

これをみてびっくりしました・・・

なんとこのただの石ころのような塊、カプセラノサウルスの歯の化石(もしくはただの石)だそうです。

しかも考古学研究所所長プジャルド・ロージ氏のお墨付き。

こんなもの私なんかが所有していていいんでしょうか・・・ありがたく頂戴します。家宝にします。

 

 

 

 

時が来たら質屋に入れます。

 

 

「貴重なカプセラノサウルスの歯の化石(もしくはただの石)を手に入れて、もうお腹いっぱい・・・」と言いたいところですが、

貴重な資料の数々はまだまだ続きます。

こちらは「ガチャファイター2022」の衣装展示です。

今年2月に公開された、まさに旬な映画じゃないでしょうか?

激しい戦闘や爆破に耐えたのでしょうか?

作り直す予算がなかったのでしょうか。

小道具は今にも崩れ落ちてしまいそうな程儚いです。

現場の熱気が伝わってきます。

 

ちらはよくわからん本です。

 

さて、そうこうしているうちに次のガチャマシンのお目見えです。

「ザ・氣」

オーラをひとつひとつ直接封入の文字に期待度MAXです。

 

ガチャガチャ・・・

 

コロリ・・・

 

中には何も入っていません。

さすがは氣です。概念ですね。

私が素人だからでしょうか・・・残念ながら直接封入された氣を感じるとることはできませんでした。

悔しいです。

 

すぐ横には、おなじみ「巨大ロボガチドム」のガチャガチャが!!

しかも全6000万種類あるパーツを全て集めると、全長50メートルのロボットが組み上がるそうです!!!

これは全種類集めたい!!

「胸元のGのエンブレム当たりますように・・・」と期待を込めて。

 

ガチャガチャ・・・

 

コロリ・・・

 

 

ネジです!!!!六角!!!!

Gのエンブレムこそ当たりませんでしたが、ネジなしではロボットは組み上がりません。

縁の下の力持ち。そんな存在になりたいと日々精進している私にぴったりのパーツです。

 

こちらは取扱説明書です。

さすがは全長50メートル。

めまいがするような複雑さです。

「今回のキミのパーツはこれだ!」

円盤を固定するためのネジのようです。

残り59999999個のパーツ、絶対に集めます!!!

 

 

・・・と、ここまで熱く語っておいてなんですが、

これまで書き連ねてきたこと、全部嘘です。

カプセラノサウルスも、古代のガチャハンドルも、氣も、ガチドムのパーツ6000万種も、全部嘘です。

 

「ちくしょう!!騙されたじゃねーか!!」???

それも無理はありません。

大人が知恵とお金をたくさん使って築き上げた嘘ですからね。見破る方が難しいでしょう。

 

 

・・まあ

茶番もこの辺にして、

今回私が訪れたのは、渋谷パルコで開催中の「大嘘博物館 カプセルトイ2億年の歴史」。

展示されている全てが嘘という超特殊空間があなたをお出迎え。

プロデューサーの藤井亮さんにご招待頂きやってきました。

会期:2022年2月11日(金)〜3月21日(月・祝)

会場:渋谷PARCO8階「ほぼ日曜日」

時間:11時〜20時

入場料:600円

 

「ガチャガチャって子供のおもちゃじゃないの??」

チッチッチ

侮ってはいけません。

このイベントは完全に大人向けです。数々の荒波に揉まれ、嘘と裏切りを経験し(たまに裏切り)、メンタルの筋トレを重ねた大人こそ心の底から楽しめる。それが「大嘘博物館」なのです!!

ブログで紹介しきれなかった展示の数々はもちろん、

今回紹介した「古代石」「ザ・氣」「リアル巨大ロボガチドム」などのふざけたガチャ以外にも、7種類の「なんですかこれは?」って感じのシュールなガチャガチャが回せます。

ちょ!そこのあなた!!右手がクイックイッと動いてますよ!!!

 

終始笑顔でいっぱいの「大嘘博物館」、ぜひどっぷりと嘘にハマってみてください。

 

最後に、

展示室を出ると、くそ分厚い図録が積まれていました。

もちろん中身は全て空白。

最後の最後までお客さんを楽しませる、そんな藤井さんに拍手、スタンディングオベーション、大吉。

藤井さん家の壁に空いた画鋲の穴が、全てすっかり埋まりますように。

 

それではまた。