こんなショッキングな報告がありましたので、お伝えします!!
令和2年7月25日発行「寝装ジャーナル」より
「半数以上が同じまくらを3年以上使用!買い替え頻度は5年以上が4割超!!」
ブレインスリープ(株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:西野精治・道端孝助、)「枕の使用とダニ、カビ繁殖調査実施」
というタイトルで、一般的な枕の使用についての調査結果報告を紹介した記事です。
(以下はブレインスリープ社ホームページより抜粋)
「1万人に聞いた、枕の使用年数5年以上が約4割!
“大量のダニやカビが住みついた枕”使っていませんか⁉
~梅雨から夏にかけての7月は特に要注意!~」
●3年以上同じ枕を使用している人はなんと半数以上!
ブレインスリープは、本年3月に実施した「日本の睡眠偏差値」調査において、現在使用している枕の使用年数ならびに買い替えの頻度に関しても調査しました。驚くことに半数以上の方が3年以上使い続けており、さらには3割以上の方が5年以上使用していることがわかりました。買い替えの頻度に関しても、4割以上が5年以上使用してからとの回答でした。この調査結果からもわかるように、枕を買い替えるタイミングがわからず、長期にわたり同じ枕を使用し続ける方が多いことが考えられます。
さらに、梅雨はカビの多い時期として知られていますが、蒸し暑さを好むのはカビだけではありません。ダニも気温20℃以上、湿度60%以上の環境で爆発的に繁殖すると言われています。梅雨時期の寝具はダニにとって最高の住処となっているのです。
●5年で2万匹以上のダニが繁殖⁉
ウレタン、羽毛それぞれの素材の使用した枕(表面、内部)からダニを検出した結果、ウレタンでは枕表面で数百匹のダニがみられましたが、内部では表面に比べ少ないことがわかりました。ウレタン素材の枕ではダニが内部にまで侵入することは難しいと考えられます。一方、羽毛では表面にはダニが見られないものの、内部で数万匹のダニが繁殖していました。羽毛素材はダニが内部へ侵入しやすい上、繁殖しやすい環境であることが推察されます。
検証期間:2020年6月15日〜29日
•5年で10万個以上のカビが繁殖⁉
次に、同じ枕からカビを検出した結果、表面では素材、使用年数で大きな差はみられなかったものの、どの枕からも1万個以上ものカビが検出されました。一方、内部では素材の違いによる差はなかったものの、使用年数が長くなるほどカビの繁殖は多くなり、5年以上使用した枕では10万個を超えるカビが検出されました。
検証期間:2020年6月15日〜29日
•ダニやカビの発生は私たちにどのような影響があるのか?
今回の調査は、長期間使用した枕がダニやカビの温床となりやすいことを物語る結果となりました。今回の結果のように、ダニやカビが大量に発生する環境は喘息1)、アトピー性皮膚炎2)、鼻アレルギー3)などのアレルギー性疾患の一因になると報告されています。その中でも、喘息や鼻アレルギーによる鼻詰まりなどは睡眠にも影響することが容易に想像できます。特に、乳幼児のようなバリア機能が未熟な場合、影響を受ける可能性が高いと考えられます。そして、このようなアレルギー疾患により睡眠に影響が及ぶと成長ホルモン分泌リズムが阻害され、成長障害4)に至る可能性もあります。さらに深刻なケースとして睡眠呼吸障害に至ると、脳の発育にも影響が出る5)ことが報告されているため、発達障害、注意欠陥などの問題が生じる可能性があります。
今回の結果から長期間使用した枕にはダニやカビが生息し、特に枕内部でより多く生息していることがわかりました。このことから、掃除機での吸引や天日干しでダニやカビを取り除くことはなかなか難しいと推測できます。そのためにも、出来るだけ同じ枕を長期間使用することを避け、特にダニやカビの繁殖が気になる梅雨から夏にかけては、温床にならないよう枕を洗うなどして清潔な状態を出来る限り保つことを意識していただければと思います。
いかがですか?
枕が汚れやすい状態であることは承知していましたが
これほどダニやカビの住処になっているとは思いませんでした
おふとん丸洗いの依頼でも、「まくら」は少ないですね
枕は目や鼻口と接して使うものですから
なおさら、ダニやカビは要注意のはずです
まず、まくらを清潔に保つには
日干しと洗濯をしましょう!
そのためにも洗える素材のまくらがいいですね。
次回から枕のお手入れについて解説していきます。
令和2年7月25日発行「寝装ジャーナル」より
「半数以上が同じまくらを3年以上使用!買い替え頻度は5年以上が4割超!!」
ブレインスリープ(株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:西野精治・道端孝助、)「枕の使用とダニ、カビ繁殖調査実施」
というタイトルで、一般的な枕の使用についての調査結果報告を紹介した記事です。
(以下はブレインスリープ社ホームページより抜粋)
「1万人に聞いた、枕の使用年数5年以上が約4割!
“大量のダニやカビが住みついた枕”使っていませんか⁉
~梅雨から夏にかけての7月は特に要注意!~」
●3年以上同じ枕を使用している人はなんと半数以上!
ブレインスリープは、本年3月に実施した「日本の睡眠偏差値」調査において、現在使用している枕の使用年数ならびに買い替えの頻度に関しても調査しました。驚くことに半数以上の方が3年以上使い続けており、さらには3割以上の方が5年以上使用していることがわかりました。買い替えの頻度に関しても、4割以上が5年以上使用してからとの回答でした。この調査結果からもわかるように、枕を買い替えるタイミングがわからず、長期にわたり同じ枕を使用し続ける方が多いことが考えられます。
さらに、梅雨はカビの多い時期として知られていますが、蒸し暑さを好むのはカビだけではありません。ダニも気温20℃以上、湿度60%以上の環境で爆発的に繁殖すると言われています。梅雨時期の寝具はダニにとって最高の住処となっているのです。
●5年で2万匹以上のダニが繁殖⁉
ウレタン、羽毛それぞれの素材の使用した枕(表面、内部)からダニを検出した結果、ウレタンでは枕表面で数百匹のダニがみられましたが、内部では表面に比べ少ないことがわかりました。ウレタン素材の枕ではダニが内部にまで侵入することは難しいと考えられます。一方、羽毛では表面にはダニが見られないものの、内部で数万匹のダニが繁殖していました。羽毛素材はダニが内部へ侵入しやすい上、繁殖しやすい環境であることが推察されます。
検証期間:2020年6月15日〜29日
•5年で10万個以上のカビが繁殖⁉
次に、同じ枕からカビを検出した結果、表面では素材、使用年数で大きな差はみられなかったものの、どの枕からも1万個以上ものカビが検出されました。一方、内部では素材の違いによる差はなかったものの、使用年数が長くなるほどカビの繁殖は多くなり、5年以上使用した枕では10万個を超えるカビが検出されました。
検証期間:2020年6月15日〜29日
•ダニやカビの発生は私たちにどのような影響があるのか?
今回の調査は、長期間使用した枕がダニやカビの温床となりやすいことを物語る結果となりました。今回の結果のように、ダニやカビが大量に発生する環境は喘息1)、アトピー性皮膚炎2)、鼻アレルギー3)などのアレルギー性疾患の一因になると報告されています。その中でも、喘息や鼻アレルギーによる鼻詰まりなどは睡眠にも影響することが容易に想像できます。特に、乳幼児のようなバリア機能が未熟な場合、影響を受ける可能性が高いと考えられます。そして、このようなアレルギー疾患により睡眠に影響が及ぶと成長ホルモン分泌リズムが阻害され、成長障害4)に至る可能性もあります。さらに深刻なケースとして睡眠呼吸障害に至ると、脳の発育にも影響が出る5)ことが報告されているため、発達障害、注意欠陥などの問題が生じる可能性があります。
今回の結果から長期間使用した枕にはダニやカビが生息し、特に枕内部でより多く生息していることがわかりました。このことから、掃除機での吸引や天日干しでダニやカビを取り除くことはなかなか難しいと推測できます。そのためにも、出来るだけ同じ枕を長期間使用することを避け、特にダニやカビの繁殖が気になる梅雨から夏にかけては、温床にならないよう枕を洗うなどして清潔な状態を出来る限り保つことを意識していただければと思います。
いかがですか?
枕が汚れやすい状態であることは承知していましたが
これほどダニやカビの住処になっているとは思いませんでした
おふとん丸洗いの依頼でも、「まくら」は少ないですね
枕は目や鼻口と接して使うものですから
なおさら、ダニやカビは要注意のはずです
まず、まくらを清潔に保つには
日干しと洗濯をしましょう!
そのためにも洗える素材のまくらがいいですね。
次回から枕のお手入れについて解説していきます。
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