待ちわびて・・・（習作）

先日UPしたジュンギさん待ちわび企画（そんなタイトルだったか？）&ブログ5周年記念のイラストの習作（下書き）を、せっかくなのでUPしてみました。

フォトチャンネルの方にも新作は追加してありますので、良かったらまた覗いてみてくださいね～

このジュンギさんの表情は、鉛筆の下絵の方がやたら色っぽいかもですね～
水彩紙に描いた完成作品の方が、遠くを見つめるような少し優しい目に仕上がっているかなと思います。


いつもまずモデルにするジュンギさんの写真を見ながら、A4サイズよりも少し小さめのスケッチブック（marumanのごく普通のです）にとりあえず鉛筆でスケッチしてみます。
これが描けなきゃ水彩で本気描きも出来ませんので、上手く描けるかどうか試しに描いて練習してみるわけですね。
ちなみに私がいつも使っているのはＢの鉛筆です。

この段階で、「うん、これならまあまあ上手く描けそうだ♪」と思える出来栄えに仕上がれば、水彩で色を塗っても多分納得いく仕上がりになるでしょう。

その後、下絵の上にトレーシングペーパー（薄紙）を載せて転写し、ちょっと品質の良い水彩紙に下絵を描き写します。
私がいつも使っているのは「ホワイトワトソン」という真っ白い綺麗な水彩紙です。

水彩画では鉛筆の線は色を塗り始めても最後まで見えているというか残るものなので、この鉛筆での下書きがとても大切なんですよね。
いくらスケッチブックの習作をキチンと水彩紙に転写しても、それだけではとても納得できる下書きにはなっていないので、ここでまた鉛筆で丁寧に細かい部分まで描き足していきます。

まあ結局は、トレーシングペーパーで写すのは絵全体のバランスを取る為の大まかな輪郭線だけで、水彩紙に清書してからまたちゃんと手直しする・・という感じです。
せっかく転写しても、下絵を手直ししている間に元絵とは全然違った線、表情になっている・・・なんて事は日常茶飯事で（笑）

そうして出来上がった下書きに、丁寧に絵の具をのせていくわけですが、これがまた、この時間を確保するのがなかなか苦労するわけでして・・・
一旦絵の具を広げたら、やはり少なくとも2～3時間程度はまとまった時間が出来れば欲しいです。

プロの絵描きさんじゃあるまいし自分のアトリエなんて洒落たものはありませんので、いつも台所の大きなテーブルの上で絵の具を広げて描いているんですけどね。
なので「よし！今日こそは色塗りの時間を確保するぞ！」と決めた日は、子供のお尻を叩きながら食事もチャッチャと食べさせてテーブルの上をさっさと綺麗に片付けて、戦闘態勢に入るわけです（笑）

でもって、一番の難関がうちの3歳児

絵を描いたり文章を考えたりする時にはとにかくそれに集中できる空間を確保したいわけですよ。
特にジュンギさんの目や口、髪などの細かいパーツを集中して描きたい時に、私のすぐ隣でテレビで「アンパンマン」や「しまじろう」なんかを見られた日にゃあ、ジュンギさんの綺麗な顔があんぱんやしまじろうみたいになっちまいます（笑）

なので、最近はなかなかお昼寝も都合よく長時間寝てくれなくなってきたので、別室でＤＶＤやビデオ（長時間のジブリやディズニー映画ならなお良し）を見せておくことにしました。
「今から母ちゃんは忙しいから、こっちの部屋に来ちゃダメだよ。分かった！？」とよ～っく言い聞かせておくと、いくら幼児とはいえどもとりあえずは理解してくれるみたいです。
でも、やっぱりちょこちょことこっちの部屋にやってきては、チョコちょうーだいだの、喉渇いちゃった～何か飲みたいだの、ねえねえあのおもちゃ取って～だのと、色々と私の邪魔はしてくれますけどね（笑）

はああ～、早く来年になって保育園に行ってくれ～！と、最近特に感じますわ



・・・とまあ、今日は私のお絵描きについてつらつらと語ってみました～
お付き合いしてくださってありがとうございます





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