出会いと別れ

内示の月。
異動するのが公務員だけど、せっかく慣れたころに異動というのはいやなものだ。
新しい環境に新しい人間関係、しばらくは慣れるのにつかれてしまう。
私も長い間、お世話になった職場とお別れをして、民間企業の一専門職として働くことになる。
公務員は有給が多いことや、入社して半年しなくても休みをもらうことも可能、時間休もとれる。ボーナスもそれなりにもらえるというのがいいのだが、ただ激務のときは激務。休みなど、あってないような部署もある。
でも恵まれているほうだと思う。
サービス残業をしてもクレームをうけても・・・自分が退職したいと申し出ない限り、法にふれることさえしなければ、働き続けることはできる。
ただ自分のやりたい仕事をずっとできるかどうかは別として。

人生一度きり。自分のやりたい仕事をずっと続けられたらいいなと思う。
ただ不景気な時代、もう最後の転職になると思う。
就職難の時代にもかかわらず、仕事先があるというのはありがたいことで、やはり資格と経験が自分の強みになっているというのは確かである。

先日、検定試験をうけてきた。
合格率はⅡ種40～60％と幅があるが、合格点が決まっており、7割とれたら合格。この検定のⅠ種は１０％ほどの合格率らしいので、次を挑戦してうけるか、ほかの資格をとるか・・・迷っている。
ただこれは国家資格でもないので、あまり仕事上では評価されないものだけど、勉強して損はない。
もともと勉強はきらいではないのだが、年とともに覚えがわるくなっているのは確かである。

卒業してからずっと同じ仕事をしてきたが、職場はいくつか変わり、同じ職種でも学校、企業、役所、民間とさまざまなところで活躍している私たちの仲間。
もう一度転職できるなら、夢を持って同じ職種を目指す学生の指導者になりたい。
転職の一つの選択肢であったが、自分の力量や費やせる時間などを考えると、受験を断念してしまった。
もう少し若ければ、また違った道があったのかな？

桜が一足早く咲き。新しい門出を応援してくれているようにも思える。
新入生、新社会人、そして新しい職場で働く人へ　　前向きに笑顔でがんばっていきましょう。
きっと優しい人もいる。。意地悪な人がいたとしても。