いきもの散歩

近所の自然観察、飼育している川魚の記録

バッタ目@9月上旬 〜サトクダマキモドキ、クサキリ、オナガササキリ等〜

2017年09月13日 | 昆虫類

9月上旬に撮影したバッタ目。





トノサマバッタ
田んぼ周辺にて。
オンブバッタ同様、雄は雌をキープするために雌の上に乗っかる。



クルマバッタモドキ
胸部背面にトノサマバッタのような段差がない。
胸部背面がクルマバッタのような丸みがなく、フラット。
ということで、クルマバッタモドキとしてみたが、どうなのだろう。



イボバッタ
田んぼ周辺にて。



オンブバッタ
富士山麓の林縁にて。



ショウリョウバッタ
私が歩くとチキチキと鳴きながら、前方へ飛んでいく。別名「チキチキバッタ」には、これを何度か繰り返す遊びに付き合ってもらった。



ツチイナゴ
里山周辺にて。若そうな個体。
春と秋に出現し、唯一成虫で越冬するバッタ。



コバネイナゴ
前・中脚が橙色をしているのが気になる。



エンマコオロギ
閻魔様が怒っているような顔を撮影できた。
畑周辺にて。



サトクダマキモドキ
キリギリス科ツユムシ亜科。
山手にて木にいるところを発見。飛んだり逃げまわったりでなかなか撮影させてくれなかった。
雌個体で産卵管は上に曲がる。





クサキリ
キリギリス科クサキリ亜科。
富士山麓の里山にて。



オナガササキリ
キリギリス科ササキリ亜科。
山手の電柱にとまっていた雌個体。非常に長い産卵管。


素人目に似たようなものが多いので、バッタの同定難しい。上記にも誤同定が少なからずあると思う。とは言うものの、今はこの状況を楽しんでいて、散策中にバッタに会うとわくわくする。その場で同定できれば自信になるし、わからなければバッタについてもっと知るためのきっかけになる。トンボも最初はさっぱりわからなかったけど、実際に見て、撮影して、その写真を見て、同定してみるを繰り返すことでわかってきたわけだし。書籍「日本のトンボ」にはかなり助けられた。ということで、「バッタ・コオロギ・キリギリス大図鑑」は高くて買えないが、「バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑」をポチってみた。届くのが楽しみだ。


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