11月上旬に観察したトンボたち。
オオアオイトトンボ 連結
オオアオイトトンボ 交尾
オオアオイトトンボ ♂
ミズヒキにとまるオオアオイトトンボを所々で見かけた。ただ、オオアオイトトンボから連想する植物と言えば、あくまでも個人的だが、ミズヒキよりもハナイカダ。
林内でハナイカダにとまって過ごすオオアオイトトンボ, 2018.07下旬
ハナイカダ, 2017.05下旬
アサヒナカワトンボ ♂
アサヒナカワトンボ 未成熟♀
湧水により水温が年間を通じて15度前後と一定のため、羽化がまだ続いている。
ナツアカネ ♂
1頭が近所の空き地にいた。ここで待ってもメスには会えないだろうし、近くに産卵場所もなさそう。この後どうするのだろう。
アキアカネ ♂
アキアカネ ♀
ミヤマアカネ ♂
この場所で初めてミヤマアカネを見た。
看板に偽りなし!
(アオハダトンボをここで見たことはないが・・・)
マユタテアカネ ♂
ヒメアカネ ♂
コノシメトンボ ♂
コノシメトンボ ♀
リスアカネ ♂
ハグロトンボ ♂
ハグロトンボは今回が今年の見納めになると思われる。
ハグロトンボ ♀
~「三島の湧泉の蜻蛉相とその特異性」朝比奈正二郎~
4.Calopteryx atrata Selys ハグロトンボ
本州の平地の夏季の普通種であるが,ここでは成虫の出現季長く,6月中旬より11月中旬まで引続き現われ,好湧泉種の中に加えてもよいと考える.
三島市や駿東郡清水町の湧泉地区は時々散策するので、故朝比奈正二郎氏の文献からこの地の当時のトンボの生息状況を知れるのはありがたい。この文献を読み、当時と変わってしまった状況に関しては残念に思った。しかし、自分が同様に感じていることが少なくなかった。そのため、現在自分が見ている状況を、当時の朝比奈氏も観察していたのだろうなと思い、ニヤニヤしてしまった。ともあれ、彼が現在のこの地で再びトンボを観察したら、何を思うのだろうか。
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~ 11月上旬に観察したトンボ ~
オオアオイトトンボ
アサヒナカワトンボ、ハグロトンボ
ナツアカネ、アキアカネ、ミヤマアカネ、マユタテアカネ、ヒメアカネ、コノシメトンボ、リスアカネ
全10種