いきもの散歩

近所の自然観察、飼育している川魚の記録

特定外来生物の小鳥

2018年12月15日 | 鳥類



里山を散策していて、10羽程の小鳥の群れに会った。こちらにまだ気付いていない様子だったので、遠目から撮影してみることにした。液晶で確認してみると、想像していたよりも随分と派手な羽をまとった鳥だった。初めて見る。日本の野鳥にこんな派手な鳥がいたのだなと思い、帰宅後の同定を楽しみにすることにした。そして、帰宅後すぐに調べてみると、ソウシチョウ(スズメ目チメドリ科)という「特定外来生物」であり、「日本の侵略的外来種ワースト100」の1種であることがわかった。見た目の派手さに納得すると同時に、身近な里山に特定外来生物の小鳥が生息しているという事実を初めて知り驚いた。この鳥の爆発的な繁殖力により、在来鳥類の減少が懸念されているとのこと。


ソウシチョウ / 国立環境研究所 侵入生物DB
営巣場所に捕食者を誘引する.近年の爆発的な個体数の増加は在来種に影響を与えている可能性がある.1910~1920年代に導入されたハワイでは,在来鳥類減少の一因と考えられている.影響を受ける在来生物:メジロ,コマドリ,コルリ,ウグイスなどの在来鳥類.



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