いきもの散歩

近所の自然観察、飼育している川魚の記録

餌付けされたソウシチョウ

2020年02月18日 | 鳥類
山の方に散策にいくと、ソウシチョウがシジュウカラやヤマガラとともに集まっていた。鳥たちのお目当ては誰かが置いていったヒマワリの種。餌付けされているようで人馴れしていた。


ヤマガラは1メートル以内まで近づいてきて、餌を手にのせれば手乗りになりそうだった。


ヤマガラより用心深かったソウシチョウも近距離(5メートル以内)から撮影することができた。

薄暗かったり、被写体までの距離が遠かったりで、山での野鳥撮影は解像感のある写真を撮りづらい。センサーサイズの小さなコンデジということもあり、塗り絵写真になってしまうことがほとんどだ。今回、 羽毛まで解像した写真を珍しく撮ることができた。また、普段撮りづらい野鳥を簡単に撮影できたことで、餌付けする一部の野鳥撮影ファンの心理が多少わかった。しかし、野鳥への悪影響が考えられるため、餌付けは野鳥撮影でのマナー違反の一つとされている。


こちらはソウシチョウを初めて撮影したときの写真(2018年12月)。薄暗い山道で、被写体までの距離は15メートルぐらい。それ以上近づこうものならば、藪の中に逃げられてしまう。買って間もないデジカメで、設定を検討しながらの撮影でもあった。ピンぼけ、手ぶれ、塗り絵写真であり、人様に見せるようなものではないが、この写真を見ると、その時の状況・苦労が目に浮かんでくる。


今回、餌付けされていたため、近距離から撮影でき、ソウシチョウを初めて羽毛まで解像して撮影することができた。もっとも、数年後に見返したとき、当時の状況が目に浮かぶ写真となったかはわからない。


参考
日本野鳥の会 : マナーを守って 野鳥撮影を もっと楽しもう — 野鳥撮影マナーブック —


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