「雑賀城……これより、闇に紛れて出撃します……。連絡事項があれば、八咫烏にお願いいたします。」
雑賀衆の本拠として、雑賀崎の妙見堂山に築かれた雑賀城。信長による石山本願寺攻めで、本願寺に雑賀衆が味方していたことから、雑賀の諸城は雑賀同志の謀略や、信長の大軍との戦闘に巻き込まれ、これがまた本願寺との合力を強固なものにした。任務一筋の城姫。城主とは主従関係を結んでおり、任務への情熱と仲間への思いやりは人一倍強い。城主に仕えることを内心で喜んでいるものの、素直に感情で表せず、任務以外での対人関係の築き方もわかっていない。自分の手足のような存在の八咫烏を連れている。