「城主、一緒に風呂でもどうじゃ? ……何を騒いでおる。背中を流させようとしただけじゃぞ?」
平安時代初頭に築かれたとされる謎多き払田柵。小高い丘陵に築かれた「政庁」と、それを囲む「外郭」、さらに周囲3.6kmに及ぶ「外柵」の三重の柵に囲まれ、陸奥国府だった多賀城の規模を凌ぐとも。マイペースで温厚冷静な性格。長い寿命から自らの名を忘れ、とりあえず「払田柵」と自称。自叙伝執筆が趣味、筆が乗ると内容が大げさに。露出高めな服を身に付けており、城主をからかう。城主を子供扱いするが、城主の若い感性に刺激を受けることも。古風な感性と豊富な経験を持ちつつ、祭や戦など刺激のあることに意欲的。