「湯浴みをして気分転換をしてきます。血流もよくなって、頭も冴えますからね。」
大和朝廷が博多湾に築いた「那津官家」が移され、平安時代に至るまで都に次ぐ外交窓口となる要所であった大宰府。「白村江の戦」に敗れた後は、大宰府を護るように大野城や基肄城などの古代山城が築かれた。九州の古代山城の城姫達をまとめる参謀役。戦闘よりも内政や戦略を立てるのを得意としている。性格は真面目で、努力家、ゆえにおせっかい。「自分がしっかりしなくちゃ」と古代山城をまとめるのに日々苦労しながらも、前向きに頑張っている。癖の強い古代山城の城姫たちは口うるさいと思いつつも、大宰府を信頼しているので、なんだかんだ言うことを聞いている。