「少しだけ、城主様の傍にいてもいいですか? なんだか寂しい気持ちになってしまって……。」建武年間から城として用いられた飯盛山は、三好長慶が居城とする際に大修築を加え、「天下」と認識された三好長慶にふさわしい大規模な山城。いつか城主様のお嫁さんになることを夢見る箱入り娘の城姫で、困っている人や弱いものを助けずにはいられない優しさを持つ。蓮の花を愛でている。