文久三年 月山湯殿山羽黒山道中日記(山形大学農学部図書館所蔵)
出羽三山の旅日記の画像をアップしました。
文久三年(1863)の出羽三山道中日記です。群馬県の福地書店より購入した古文書です。この史料の写真を論文などに引用される場合には、必ず所蔵先を明記いただき、私宛に、ご一報ください(imichiaki@mail.goo.ne.jp)。
この史料の作者と居住地は不明であるが、冒頭に栃木県の壬生、終わりに群馬県の太田という地名がみえるので、おそらくは栃木・群馬県境付近の可能性が大きい。
途中、八溝山を経て、奥州街道を北上し、仙台城下町から松島を見て、石巻から金華山に渡り、古川から銀山温泉、尾花沢を経て、古口から最上川の川舟で清川で下船して羽黒山へ至る。
羽黒山御本坊(山頂の御本社)に詣り、月山に登り、湯殿山へ下って、仙人沢から田麦俣、大網を経て、金峯山(きんぼうさん)に詣り、湯田川温泉を経て、帰路は日本海に沿って、村上から新潟を経由して、柏崎から高田を経て、柏原から戸隠へ詣り、長野善光寺を経て、中之条から伊勢崎を経て、帰路についている。
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文久三年(1863)の出羽三山道中日記です。群馬県の福地書店より購入した古文書です。この史料の写真を論文などに引用される場合には、必ず所蔵先を明記いただき、私宛に、ご一報ください(imichiaki@mail.goo.ne.jp)。
この史料の作者と居住地は不明であるが、冒頭に栃木県の壬生、終わりに群馬県の太田という地名がみえるので、おそらくは栃木・群馬県境付近の可能性が大きい。
途中、八溝山を経て、奥州街道を北上し、仙台城下町から松島を見て、石巻から金華山に渡り、古川から銀山温泉、尾花沢を経て、古口から最上川の川舟で清川で下船して羽黒山へ至る。
羽黒山御本坊(山頂の御本社)に詣り、月山に登り、湯殿山へ下って、仙人沢から田麦俣、大網を経て、金峯山(きんぼうさん)に詣り、湯田川温泉を経て、帰路は日本海に沿って、村上から新潟を経由して、柏崎から高田を経て、柏原から戸隠へ詣り、長野善光寺を経て、中之条から伊勢崎を経て、帰路についている。