のりのりの新ブログ

人間生活におけるしくみの有り様や楽しい体験を気ままにつづるブログです。

雨水利用タンクの紹介

2016-04-30 15:14:35 | DIY

 雨水を野菜・花の水遣り,洗車,非常時のトイレ水洗などに利用する為、貯水タンク
を設け樋から雨水を取り込んだしくみの数々の特徴や制作上の注意点を紹介します。

◆タンクは1万円以下の500リットルで、色は藻が生えにくい黒を購入する事とし
家の北側日陰に設置しました。BOX等を活用するより割安ではないかと思われます。
総費用40円/リットルで、タンク1台増設時はさらに25%費用削減できそうです。
◆取水は満水時に排水を兼ね備えた集水器を購入し、竪樋を15センチ程カットし割
り込ませました。その位置決めは、空のタンクの高さより10センチ程低い位置に集
水器の給水・排水の分流位置が来る所を基準としました。貯水によりタンクは膨らみ、
その高さは満水で数センチ程度下がるのでタンクから水が溢れない為の措置です。
集水器にはフィルターが入っており脱着により清掃ができ、タンク内の汚れも軽減さ
れそうです。
◆集水器からのホースは洗濯機の排水用で透明系の物を使い、給水のみならず貯水量
が見える働きも持たせ、浮きを入れて見え易くしています。給水中、そのホース内の
空気ぬけができないとタンクが満水になる前でも、集水器の排水側に雨水が全て迂回
するので接続部のバンドの締付けやフィルターの目詰まりに気をつけます。
◆タンク下部にある口元は給排水兼用と位置付け、そこから給排水の経路分岐をパイ
プやホースにて作りこみ、タンク隣の狭いスペース15×80センチ内に置きました。
特に水漏れに注意し、タンクと配管を脱着するユニオン継手はパッキン付きで良いが、
ネジ込み部品はシールテープを巻き、ソケット式の部品は接着材を塗り接続しました。
◆貯水を利用するノズルは、散水用とタンク増設または非常用の2つに分岐させ双方
ともホースは透明系で集水器の高さで保持し使用時に下ろす方式としました。目的の
場所へは別ホースをコネクタで連結して使います。バルブやコックは故障時の取替コ
ストを考慮し見送ったが、将来組み込みも可能なようにユニオン継手を配置しました。
◆これらの給排水の構造は、サイフォンの原理からすれば成り立つ物と考えられます。
従って、タンクは余分に穴明けをしなくて済み、時期にもよりますが運搬などの用途
へも切替えられます。また、清掃時以外は上蓋を開けない運用の為、そこからの給水
排水に比べて塵・埃の流入が避けられ、比較的きれいな水が得られていると思います。

薪窯陶芸「上馬ズク」

2013-12-08 18:04:42 | インポート
壁に挑み士気を上げ幸福の運気を授ける「上馬ズク」と題した私の陶芸作品を紹介しよう。

作品は置物ですが、裏側は小物入れにもなり作品の説明として次のように彫っています。
『いなべ神社に住み着く渡り鳥アオバズク、花笠をかぶり矢箱を背負って上げ馬に挑む、
その仮装勇姿を「上馬ズク」と称して作品に。ふくろうの福の使いで幸の運気にあやかり、
壁を乗り越えんと高い士気が授けられます。』
花笠は鳳凰、菖蒲、ぼたん、松を依頼に応じて作っています。

薪窯で味わいがあり動きのある作品の制作に心がけており、家では玄関に飾っています。

農業の夢ある魅力作り

2013-01-22 11:00:38 | インポート
平成24年の「米」の国内生産費は、10アール(約1反)当り約16万円で、
523kg(約9俵)の収穫であった。つまり、1kg当り306円の計算となる。
小売りは輸送,保管など流通費が加算され標準で480円/kg、
生産の1.57倍となっている。

さて、関税(基本税率402円/kg)が撤廃された場合、輸入米はいくらか?
1kg当りの日本306円に対し、卸売り価格はアメリカ70円、中国50円の様相であり、
小売りは卸売りの1.57倍とするとアメリカ110円/kg、中国79円/kgとなる。
そして商社のマージンや保険料を加えると国内産の
現状480円の3分の2から半額くらい(320~200円/kg)になると予想される。

従って、国内生産を今後どのように取り組むべきか?
生産の大規模集約化によって労働費や農機具費などを切り詰める必要がある。
さらに、担い手を育てていくには魅力のある農業を考えていかねばならない。

その活性化の為に『地産地消』の考え方を取り入れるのも一つの方策である。
特産品がコシヒカリならば米粉パンを食生活の変化として展開させ、
連動して減反対応にもなる小麦,イチゴやブルーベリーの生産及びジャム作りなど、
直売所や農園を通して販売普及活動を行い交流を深め付加価値を上げていくのである。

他方で視点を変えエコで魅力的な農業の取組みも始まっている。
栽培により、そのチップを火力発電の燃料に利用するというものである。
芋の特性により、多段棚栽培・多回収穫にて量産ができる、休耕地が生かせる、
CO2も出ないなど、化石燃料に変わるメリットは非常に大きい。
エネルギーへの活用は今後、夢を大きく広げていくと思われる。

北勢線変電所の騒音

2008-09-29 16:58:02 | インポート
 2008.8.29午後北勢線変電所に落雷し機器が故障。全線影響し52本が運休。バスでの代行運転となった。
その際、変電所屋外に代替設備を設置し翌日より運転再開できた事は良かった。
そして、機器搬入に伴う通行止めや夜工事の照明や作業員の声,重機,工具
から出る音は一時的である為、気にはならず沿線住民は理解を示した格好だ。

しかし、変電所近辺の道を通りがかると設備からの相当なうなり音が耳をつく。
周辺の住民は、がまんしているのであろうか。それとも電車走行時の音や警報機等に慣れてしまい気にならないのであろうか。北勢線を利用する場合もあり苦情は言いにくいのであろう‥‥。

電力設備からの音については、連続性があり、かなりのストレスになる。
騒音は規制値以内に収まっていても、ブーンという低周波など、
耳には聞き取れなくても、なんとなく体に感じる音がある。
これらが体に悪い影響を及ぼすのではないかと心配である。

今後、変電所統合や出力増強があるのならば、変圧器等は建物の中に入れ騒音を出さないよう、ぜひ環境の改善を計って進めていただきたいものである。

年金特別便履歴表示の怪

2008-08-15 23:58:19 | インポート
 年金特別便にて加入履歴のモレ・ダブリのチェツクを国民に調査させている。
モレ・ダブリの期間を直接指摘して表現してくれると見易いが、それができていないのはなぜか。
1年は12ヶ月の為、確かに年月の単純計算はできないが、少し考慮すれば、できなくはない。
開発コストや日程にさほど影響するものでもない。国民目線に立って仕様が詰められていないと思われる。行政,開発者ともに実に情けない。相手を思いやる心の欠如であり、世直しが必要である。この面からみても社会保険庁の解体は止むを得ない。

世の中は会社での業務など、日にち・時間管理に関して、もっとシビアである。
遅刻・残業や遅れ・進みの正味時間を、休日や夜間も考慮してきちんと計算している。
午前0時をまたぐと単純計算でマイナスになる場合、計算を諦めてしまうことはしないのだ。
人それぞれ勤務帯や休憩時間がバラバラでも、就業履歴はモレ・ダブリの無い計算をする。
時系列計算は下図のように非常に複雑であるが、現実、企業は実施しており年金の比では無い。