52歳、52才
歳と才の使い分けも知らない52歳。
まぁ調べればわかるけど、って相変わらずな性格。
10月は誕生月なので、がん検診を受けて参りました。
無償で荒川区民が受けられる、肺、胃、大腸のやつで他区や他自治体は分かりません。
結婚してから恐妻の命令・・・愛妻の勧めで受け始めました。
50歳過ぎると胃カメラが隔年で受けられます。(費用の一部負担¥1,000)
胃カメラは人生初でした。
50歳で受けられるタイミングでしたが、時はコロナで家族で咳したり、熱出したり、濃厚接触の疑いだったりでスケジュール調整がつかず、得意の先送り。
胃カメラですが、とても綺麗な胃ですと褒められました。
まぁ普段の食欲を考えれば当然の結果で、今後ストレスで胃が痛い等と言わないように気を付けよう。
問題は肺ガンのレントゲンで、保健所から「先日受けられたがん検診で、早急にお伝えしたいことがありますので、明日来所ください」
こちらの都合も聞かず明日の指定で、万が一を考えれば早いに越したことはないのは、当然と言えば当然の話し。
もちろん背筋が凍り付きましたよ。
子供は小さいし、両親は健在だか80代で、いつ何があっても不思議じゃない。
がん検診前に風邪をこじらせて、咳が続いて・・・
咳が続くのは風邪のせいじゃないとしたら・・・
3日㈫、かかりつけで胃カメラ。
4日㈬、がん検診を受診。
11日㈬、咳が出るのでかかりつけへ行き、「喉が腫れて風邪ですね、咳も含めて、50歳過ぎたから内臓見てみましょう、簡単な検査で10,000円持って行けばおつりが出ますよ」って言われて、CTスキャンしてきました。
今時はそうなのか、かかりつけの先生がその場で、その日の夕方に検査の予約、検査結果は当日CDロムに記録され、持ち帰り、その後かかりつけへ持込結果を聞くシステム。
検査は夕刻で、翌12日は木曜日でかかりつけの休診日だから、13日の金曜日(ジェイソン)に聞きに行こう。
12日㈭、昼前に保健所からお伝えしたい事が電話を受けたショックで、大食いの私も何だか昼飯の味がしない。
13日㈮、13金と言えば、世代によるが不吉な日。
9:15の保健所の指定時間に来所して、左肺上部に影がありますとレントゲンを見ながら説明を受け、素人目にも右には無いのに、左には影があり、昨年のレントゲンと比べるまでもなく影が有り、説明を聞きながらも咳き込む私。
保健所の先生は、「影が有っても何でもないケースはいっぱいありますから」って言うけど、悲壮感を感じたのは私の被害妄想だろうか。きっと年間何人も見ているんだろうからもう少し事務的に・・・それはそれで辛いか。辛い仕事だな。その人の為に精一杯の善処をしているのに、感謝される事はないんだろうなっと思った。
元来湿っぽいのが苦手で、馬鹿話して笑ってるのが楽な性格の私は、出来るだけ陽気に、チャラっぽく受け答えしてたら、より悲壮感が深まった。
そりゃそうだよね。すぐ咳き込むんだもん。もうかなり進行しちゃってるんじゃないかって思われたかなぁ。でも俺、風邪ひくと2~3カ月咳が出ちゃう体質なんだよね。百日咳?かかったことないけど。
「再検査を勧めます」って言うけど、これ見たら即行きますよ。幸か不幸か一昨日CTスキャンした経緯を説明して、それを持ってかかりつけへ行きます。って話したら、それが良いですって。精一杯陽気にお礼して、こんなの大したことないですよって感じで退室したが、この態度がより悲壮感を深め、悲壮感の原因は自分だと気づいた。
この場を借りてって全然意味が無いけど、ありがとうございます。
私はもちろん、伝えられた皆さんはきっと感謝してます。ただ、突然の現実にパニくってるだけです。
その足でかかりつけへ行きました。混んでいて診察待ちが1時間ちょっと。スゲー長く感じました。
結果は特に問題無し。風邪で肺が炎症して影になったのかな?CTスキャンでは何も問題有りませんよ。肺、肝臓、腎臓、膀胱、前立腺まで、特に異常はありませんが、体重を落としましょう。お子さん小さいんだからがんばらなきゃって。
健康である事の大切さを思い知らされた52歳。
人は一人では生きてはいけないと最近になってその意味を実感し始めた52歳。
人と言う字は支えあってないそうですよ、金八先生。人を横からみたら人の字になったって聞きました。
恩師が、他人様の荷は重い。それでも助けられるような自分でありたいと、おっしゃっていて、それを実行しています。
俗物の私は、他人の荷を持てば見返りを期待したり、マウントを取ってしまう。
50代、周りの人と支えあい、労い、ってのは上から目線かな?、感謝し楽しく生きていこう。
そんな高尚な気持ちを忘れないための備忘録。
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