空写 ー太陽に手が届く日ー

今日は仕事休み。
残念なことにリハビリ通院以外にも通院先があるので、
GW休業するまえに、診察と薬を処方してもらいにいく。

テレワークとか不要不急とか８０％減とかどんなに言っても、
まあターミナル駅近くのオフィスビルや商業地区では
こんなものなんだろうくらい人々が歩いている。
ま、だいたいがサラリーマンやOL風、
遊びまわっているわけではないんだから仕方ないね。
診察を終えて薬を受け取りあとは帰るだけ。仕方ないね
スマホで一枚写真を撮った。
久しぶりにスマホで撮る空の写真。
いろいろな言葉や思いや感情が頭の中を過った。
書きとめられなかったが帰宅してその写真を見て
思い出しながら書いてみた



ふと空を見上げた青空
太陽はとても高くに輝いてた
街路樹よりも
ビルよりも
ビルの上の塔のような大きなアンテナよりも
白い雲よりもはるか高くにあった
その太陽に手を伸ばしてみたくなった
まるで誰かの歌のようだけれど
そんな気持ちをしばらく忘れていたんだ
そう 忘れてしまうくらい

いまは届きそうで太陽に手は届かないことを知っている
いまはどんなに手を伸ばしたとしても
届きそうで届かないことを理解（わかって）いる
もしかしたら太陽は
誰もがいろいろなものを
見失いがちになってしまっているこの日々を
とても高いところから眺めては
嘆いていたり
呆れていたり
嘲笑っていたりすのかもしれない
・・・そんな風に感じたり思ってしまうほどに
いまの僕らは疲弊してしまっているから
思いだしてみないか
「太陽に手が届きそうだ」と感じられた日を
いまは難しいかもしれないが
それでも思い出そうとしてみないか
太陽に手が届きそうで届かないこの日々が
いつか終わったそのときには
澄んだ青空の高いところで変わらず輝く太陽に
思いきり手を伸ばそう
そのときにはきっとまた
太陽に手が届くはずだから