長崎の 軍艦島 に行って来ました。
長崎港から船で30~40分ほどの小さい島、と言うより赤茶けたコンクリートの
瓦礫の島です。
200年前から石炭があることを発見され、1890年には三菱の資本が入り、
本格的に海底炭鉱として採掘がはじまり、1916年(大正5年)に日本初の7階建て
鉄筋コンクリート造りのアパートが建設され、学校や病院、商店、映画館、パチンコ屋
まで施設が出来、最盛期には5,300人が住んでいたという事です。
日本の近代化の歴史の遺産です。
とはいうものの、半分以上建造物が壊れ、残っている7階建てのコンクリートの建物も
風化が進み、世界遺産に認められても、維持が困難と思います。
大きなコンクリートの崩れた塊、まさに ”つわものどもの夢の跡”です。