藤色懸かったピンクのチューリップの大きな花びらがぽろぽろと落ちて、
今年の春は終わりました。
今年の大型連休は薄曇りの日が続いたので、
我が家の庭や、店の前の花壇の草取りは、助かりました。
困ったことは、今年もクローバが多く、それもここ二週間ほどの
間にめきめきと増え、大きくなって来たことです。
クローバは賢い草です。葉の下から3センチから5~6センチ程の下に
白くて細い弦のような根に繋がって2,3ミリ程の丸い粒があり、
葉を引っ張って抜くと地面の中にある粒だけが残る仕掛けになっています。
やがてその粒から芽を出して元のクローバになります。
またその粒は、ちょっと触ればポロポロと幾つにも割れて散って、
暫くすると一人前になって子孫繁栄します。
クローバの駆除は、その粒(極小の球根)ごと抜かないと効果がありません。
ピンクの可愛い花をつけますが、
繁殖力が旺盛なので、ほかの草花は負けてしまいます。
当分は、この元気で賢いクローバと私の根比べです。