大阪芸術大学(大阪芸大)の偏差値は意外に高い

大阪芸術大学(大阪芸大)を目指す人とつながりたい。

偏差値の高い人は芸術的才能に恵まれているのか?

2024-09-07 09:39:56 | 日記
芸術家には、絵や音楽の表現には天才的な技能を発揮するものの、それ以外はまったく何もできない人がいます。かと思えば、高レベルの芸術作品を世に出しつつ明晰な頭脳で人々を驚かせる人もいます。「頭の良さ」は「芸術的才能」とリンクするところが大きいのかと言えば、大阪芸術大学の中を見渡せば、そのような例はたくさん見つかります。芸術は偏差値で測れないと思われがちですが、偏差値の高い高校から大阪芸大に入学した学生、卒業生も多数います。

「頭のいい人が芸術的才能も高い」と一概に言うことはできませんが、ある種の知能やスキルが芸術的才能と関連していることはあります。

1. 異なる知能のタイプ
「頭がいい」という表現は、通常、論理的思考や問題解決能力、言語的な知能などを指すことが多いと言えます。一方、芸術的才能には以下のような側面が関わることがあります:
創造的知能:新しいアイデアや独自の表現方法を生み出す力。
空間的知能:形や構造、色彩などを理解し、視覚的に表現する能力。
感情的知能:感情や情感を読み取り、それを作品として表現する力。
これらの知能のタイプは、論理的な知能とは異なるものですが、どちらも高いレベルで発揮される人もいます。

2. 重なり合うスキル
「頭のいい」人、つまり論理的な知能が高い人が、計画性や自己管理能力を持っていることはよくあります。これらのスキルは、芸術活動においても重要です。例えば、音楽家や画家が高い技術を身につけるためには、創造力だけでなく、集中力や問題解決能力が必要です。

3. 例外も多い
芸術家には、伝統的な意味で「頭がいい」とされる学力テストでの成績が低くても、非常に高い芸術的才能を持つ人もいます。逆に、論理的知能が高くても、芸術的な表現や感性がそれほど高くない人もいます。

大阪芸大の卒業生の中には、そのまま芸術家として活躍している人はもちろんいますが、ビジネスマンとして企業経営に手腕を発揮している人もいます。

知能と芸術的才能は、重なる部分もありますが、必ずしもどちらかが高ければもう一方も高いというわけではありません。芸術的才能は感性や創造力、技術の習得といった独自の能力であり、知能とは別のものとして考える方が適切です。
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芸大受験と偏差値について

2024-09-02 09:19:58 | 日記
偏差値とは、試験結果に対して受験者全体の中で個人の成績の位置付けを示す指標です。具体的には、平均点を基準に全体の成績分布に対して個人の成績が高いか低いかを測るものです。平均値は50となります。

芸術大学の入学においては、一般的な学力試験の偏差値はあまり重要ではないことが多いと言われます。芸術という数値化しづらい学問領域においては学科試験の点数よりも表現力や構想力が重視されるのは当然のことです。大阪芸術大学は、通常のセンター試験の成績による選考を希望できる形式があれば、実技や面接による比重が大きい選考方法を選択することも可能で、これは芸術大学として正しい在り方ではないかと思います。

ちなみに一般的な芸術大学の入試は次のような選考方法がとられることが多いと言えます。

実技試験:芸術大学では、絵画やデザイン、演奏などの実技試験が非常に重要です。これらの試験は、受験者の技術や創造力を評価するものであり、実際に作品を作成したり、演奏を行ったりするものです。

ポートフォリオ:特にデザイン系や美術系の学部では、受験者が過去に制作した作品のポートフォリオを提出することが求められます。このポートフォリオは、入学選考での重要な評価基準の一つです。

面接や自己表現:面接を通じて、受験者の芸術に対する情熱や将来の目標、自己表現能力が評価されます。

芸術大学によっては、一般教養科目の筆記試験があり、その際に偏差値が関わる場合もあります。しかし、実技試験やポートフォリオが主な評価基準となるため、一般的な学力偏差値が大きな影響を及ぼすことは少ないと思われます。
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