石井 二世の馬友ブログ

『俺の詩フォーティー』の著者石井 二世が、趣味の一口馬主、乗馬や競馬で、馬と共に人生を楽しむ息抜きの日記です♪

レイモンド・チャンドラー「プレイバック」です

2015-11-02 20:44:30 | お題への答え
自分の人生に影響を与えた本は
レイモンド・チャンドラー著
「プレイバック」です。
チャンドラーは
著名なアメリカのハードボイルド小説作家で、
タフですが人間味にあふれる主人公の私立探偵
フィリップ・マーロウに学生の頃強く憧れ
代表作「長いお別れ」からとりこになりました。

全くサマにならないのに
西麻布のバーのカウンターで
マーロウを真似て
独りギムレットのグラスを傾けたり、
同じくマーロウファンの友人と

「さよならを言うのは少しの間だけ死ぬことだ」

と訳されたかっこいいセリフを
「少しの間」より「少しずつ」と訳した方が
いいんじゃないかなど談義したことは
今でも覚えています。

色々な訳し方がされCMにも出ましたが、
「プレイバック」内の

「男は強くなければ生きていけない。
 優しくなければ生きている資格がない」

の名セリフは心に深く焼きついており、
ただ私自身はこの文章の後半を、
「資格」ではなく「意味」と訳して心に刻みつけ
きっと一生忘れることはないでしょう。

「この空虚な気持ちはアルコールではいやせなかった。
 この空虚な気持ちをいやすものは何もなかった。
 誰からも何も求めないかたくなな気持ちだけが
 ただ一つのよりどころだった」

芯から疲れる事件をやっと解決し
一人ぼっちの殺風景な部屋へ帰って来て
そう思った時に
想いを残していた女からかかってきた電話。

文章やマーロウのセリフが
ため息が漏れるほど
研ぎ澄まされていて
自分の人生の原点ともいうべき2作品です。

「俺の詩フォーティー」昨日から発売開始です♪

2015-11-02 12:28:10 | 俺詩40へのコメント♪
昨日はたまの休みで
天皇賞と乗馬で息抜きしていたため
遅くなりましたが
「俺の詩フォーティー」が
昨日文芸社から発売開始されました。

アマゾンでは一時的に在庫切れの様で
事前にご予約いただいた方は
本当にありがとうございました。
ご予約していただければ
すぐに補充されると思いますし、
書店では
「丸善日本橋店」
「紀伊國屋書店玉川高島屋店」
「芳林堂書店東長崎店」
「啓文堂書店府中店」
「ヨムヨム花小金井駅前店」
などでは平積みの予定です。
その他の書店でも販売中で
品切れの際は全国の最寄りの書店でも
ご注文できますのでお願いいたします。

120ページの薄い本で
お忙しい方は仕事の合間に
1日で読んでいただけるでしょうし
一つ一つの詩を
じっくり味わって読んでいただいても
楽しめると思います。

人間それぞれで人生いろいろ
40人の中には
何だ?と思う詩があるかもしれませんが、
きっと幾つかはお気に入りの人物と詩を
見つけていただけると信じています。

一言でも、一文でも結構ですし、
何よりの励みになりますので、
よろしければコメントやカスタマレビューも
よろしくお願いします♪


PS
早速お祝いをいただいた
須藤先生、福地さん、内田さん、中村さん、
池谷さん、大西さん、和田さん、小野さん、
鈴木さんら、ご友人やご知人の方々
お言葉非常にうれしいですし
とても励みになりありがとうございました。

競馬ブックへの寄稿を夢見て♪

2015-11-02 08:00:25 | 俺詩40へのコメント♪
「俺の詩フォーティー」を
お贈りした競馬ブック様から
早速ご返事をいただきました。

興味深く読ませていただきました。
将来寄稿をお願いすることがあるかもしれません。
今後のご活躍をお祈り申し上げます。
とのご内容でした。

特に徹底したデータ戦略で
馬券を買っていた時期、
週刊競馬ブックは
毎週必ず買う必須アイテムで
現在まで数十年に渡り
愛読させていただいています。

大変ありがたい
お励ましの言葉と知りながら
自分の文章が
あの競馬ブックに載るのを
つい夢見てしまいました♪

ソミュール暴走寸前?

2015-11-02 07:33:41 | 乗馬
新相棒ソミュールとの
レッスンももう4鞍目。
次第にソミュールの
動きやリズムもつかめ
少しずつ息も合ってきて
1レッスン目は
かなり駆け足を続けられて
爽快な気分で
ソミュールも上機嫌のようでした。

しかし2レッスン目の馬上で
少し長めの順番待ちをしている間に
ソミュールの様子が
変わってきました。
絶えず体を動かして前がきもし
せかせかと落ち着かず
走りたくて仕方ない様子。
ようやく入れたレッスンでは
やはり気合い乗りが良すぎるようで
スピードを出そうとしすぎ
インストラクターも抑えきれないようで
残念ながら馬のチェンジになりました。
特に寒い冬場は馬も体を温めたいのか
こうしてエキサイトすることが
多いそうです。

鈍感なのか怖いもの知らずなので
もう少しあのスピードで
走りたかったと思いつつ
恐らく競馬の焦れ込みは
こんなもんなんだと実感できて面白く
3連続レッスンのようで
ソミュールのいない無馬?の厩舎に
労をねぎらうため
ニンジンをたっぷり
置いてきました。