書評、笑って死ねる人生論
中山逹樹著 アートヴィレッジ 1650円
この本を読んで著者の中山達樹弁護士について感じたのは、①一人で日本を変える情熱を持つ国際弁護士、②人と同じことをしたがらない個性派ということである。
- 白いスーツ、白い靴ー日本の同調圧力と闘っている。留学はシンガポール、人は米英に行くが…。野球も頑張り、勉強も頑張る二刀流ー東大法学部現役合格。
- 現在、50歳になってからも毎朝3時起き、5時に職場に着き仕事するほどの仕事師。ランニングとスポーツジム通いも続けている。妻と子供に毛筆で毎朝置き手紙するやさしさがある。
- 一年間に500冊の読書量、読んだ本のエキスを毎日ブログで発信、とても興味深い内容が多い。
- 知行合一の実践派。世の中を変える前に自分を変える。人を幸せにすることが自分の幸せ。インテグリティの伝道師、出版と同時に、日経新聞に全五段広告を出したそうだ。
- 誰が見ていなくてもゴミを見つけたら拾う、頼まれたら断らない、リスクを負う、逃げない。それだけではなく、ユーモアを忘れない。自分のことを曝け出して失敗談もあっさり披露する。とても親しみを持てる人である。
イチローや大谷翔平の本を初めて見つけた時の感動と同じ感動、いやそれ以上のときめきを感じている。自己変革にチャレンジしたい人にチョーお勧めの一冊です。
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