【キクイタダキのホバリング】
OM SYSTEM OM-1
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO+Teleconverter MC-14
Mマニュアルモード
絞り F/5.6(開放)
シャッタースピード 1/1250秒
ISO感度 5000
焦点距離 420mm(換算840mm)
被写体認識〈鳥〉
高速連写 ProCapSH2 27コマ目
露出補正 0.0EV
今シーズン初めて出会ったキクイタダキ。
筆者のメインフィールドの2ヶ所とも出てきている。
今回で4回目の出会いだ。いずれもヤマガラやシジュウカラの混群を観察してその中にそれらしき動きをする物体(野鳥と確認出来ない事が多い)
を画角に入れて高速連写でアタリを付けて撮影するのだ。撮りながら途中でキクイタダキと解かる事もあるし、メジロだったりする事もある(笑)
この日もルリビタキのオスメスコンプリートで撮れ高には満足して駐車場に向かって歩きながら混群に気付いてOM-1の電源を入れ直しての撮影である。
針葉樹林帯の杉の木に高速で羽ばたく個体が居て杉の枝の中をせわしなく移動している。ホントにエナガより速くて追うのが大変で2,3秒で見失う…
見失ったら肉眼で確認して再度それらしき動きをする個体に画角を合わせてめくら撃ちに近い状態でシャッターを切る。その繰り返しを十数回やるのだ。
カメラで画像をチェックしてなんとか画になっているコマを確認する。それでもパソコンに落としてみると90%は画角に入ってなかったり枝や葉で半分しか入ってなかったりでまともに撮れたのは数枚に留まる。これほど打率の低い被写体は少ない(笑)
いや画になる画像が一枚入るだけでも達成感は高い!
この時はキクイタダキがホバリング状態で杉の葉の前に2秒くらい文字通り空中に停止状態となり20枚くらいの画が撮れた♪
前回のキクイタダキの画の時もそうだが頭の黄色い冠羽を入れたいのだ。この画はキクイタダキが首をかしげてきれいに冠羽が入った。
だが顔が影にになって瞳のキャッチライトが入らない…このあたり難易度が高いのもこの被写体の魅力なんだろうな。
キクイタダキは基本設定の1/1250秒のまま撮影している。
やはり羽を止めるには1/3200秒くらいまで速くしないとならないね。
羽はぶれたが明るい画像になってキクイタダキの姿がきれいに解像しているので満足度は高い。
キクイタダキが一瞬だけ威嚇の表情になった画が一枚だけ入っていた。
別の個体が邪魔しにきたのか解からないがたまにこんな画が入る。
だから面白いのだ。
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