福島に帰省したら一度は山に行きたい。
今回は吾妻連峰の山形県側からのルートの一つで沢登りすることに。
5:00に出発した時は雨がポツポツ降っていたが止むことに期待。
飯坂温泉を過ぎて山道になると霧が濃い。今日は展望は望めないかも。
7:00 滑川温泉の少し下流、前川と大滝沢の分岐から大滝沢に入渓。
その時点ですでにナメ床で楽しそう。
2段の滝や堰堤のように真っ直ぐな滝を楽しく登る。
曇り空でも水が綺麗なので晴れたらすごい景色だと思う。
楽しそうな滑り台もありました。
7:50 大きな滝が見えてきた。滑川大滝だ。
ガスで上が見えない。落差80mの滝はカメラのフレームに収まらず。
高巻きに右岸の取付き易い岩場から巻こうと思ったら10mくらい登ったところで手がかり、足がかりがなくなった。
降りようにも足元が見えず万事急す!
滝のすぐ横に踏み跡が見えたのでがんばって手足を伸ばしてトラバースした。
急登を木に掴まりながら登って行く。滝上のトラバースでも緊張したが慎重に。
その後の滝も直登や高巻き数回で滝をこなす。
ひとつだけどうやって行くのか分からない滝があり、ドボン覚悟で直登してみたらグリップが効いてクリヤできた。
10:00 だんだん明るくなってきた。これは・・・。
太陽が出た~!!
お日様に当たると色が変化する沢。深い淵は青黒さが一層際立ちます。
11:25 登山道と交差するので脱渓。
ヤブの急登で登山道を目指す。
平らな所に出たがここが登山道?
獣目線で見ると踏まれた道ができている。
トロッコのレールらしきものもあるので間違えなかろう。
ヤブをかき分けて行くと、たまに登山道らしくなっているので安心。
ここは廃道になって久しいようです。木にめり込んだ道標が歴史を感じます。
不意に左手に激痛が。ハチだ!ブンブン追ってきたので一目散に逃げた。
昔の人はこんな時にションベンをかけたと聞くが、岳メンの僕はポイズンリムーバーで吸い取った。
時々大滝沢が見える。
滑川大滝が見えたので巻いたルートを探したがどこもほぼ垂直で本当にここを登ったのか信じられない。
13:15 滑川温泉に到着。
疲れた体は温泉で癒そう。
滑川温泉福島屋に行くと、露天の岩風呂は清掃中。
内湯と外湯は入浴可ですが両方共混浴。
ドキドキしながら入ると男性二人で安心しました。
一緒になった方も登山者で山話に華が咲く。
今日の登山道は廃道同様でしたが、お隣の登山道は整備されているとのことでした。
沢もいいが、稜線歩きもしたい。来年以降の候補に挙がりました。
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