おなか空いた、お金無い、となると

無職に慣れるというのは怖い

少しでも早く次の仕事を見つけなければ

しかし、焦って探して仕事につくと

後々になって後悔することが多かった

早まった 焦って決めた こんな会社

である

いきおい

慎重にならざるを得ない

腹が空いた

お金の使い方も慎重にせねばならぬ

腹が空いた

ふと、外の景色に目が行く

雑草が生い茂る

茹でて水にさらして、粉つけて揚げたら

とか思う

いまはまだ、虫が元気に動き回る

掴まえて串刺しにして炙って塩かけてとか

或いはフライパンで炒ってみたらとか

いま住んでるところは自然がいっぱいで

そろそろ、近くの川に鮭が上ってくるらしいが

何とかそいつをつかまえて喰えないかなあなどと

ここ最近はクマやらイノシシやらが出る

怖いなあと思うより先に

美味そうだなあと思ってしまう自分がいる

今日は敬老の日でした、昔は

２０年ほど前、介護職員の資格を取った。

その資格研修の仕上げが、介護施設での実地研修。

そして偶々、敬老の日と重なって。

白々しいほどのお祭り騒ぎ。

あ、お祭りか。

介護施設にも色々ありましてね。

酒類は基本ダメな、筈なのに

黙認してたりとかね。

居たたまれなかったなあ。

たかだか二週間しかそこにいないのに、

やたら豪華な飯が出て。

でも、黙って食べると怒られる。

ホスト役。

居たたまれなかったなあ。

生活保護を申請しようか、それとも

昨晩

親類と、今後について協議

まだ就職が決まらない

介護行け、介護

その介護の仕事でメンタルがボロボロになって、辞めたんじゃん

そんなもん、適当にあしらっときゃいいだけだ、お前が悪いんだ

カネ貸してくれ

やだよ、無いよ

俺から50万借りて、半分も返してないだろ

知らねえな

溺れかけの人間に石ころなげつけて面白いのか？

くっくっく～

もう一句

秋の陽に

苛烈な夏を

しのびけり

一句、ひねる

無駄飯と

思へど飯の

ありがたさ