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協議離婚を上手くやるコツ

2016-11-13 08:29:41 | 離婚
離婚は、最終的には心の問題です。

協議離婚を上手く成立させるには、お互いが感情的にならないことが肝心です。
離婚原因によっては感情的になりがちですが、互いのその後の生活、子供の将来を優先して話し合うようにしてください。
間違っても、養育費や慰謝料はいらないから一刻も早く別れたいと、衝動的に離婚してはいけません。

感情的にぶつかり合うと紛争に発展し、調停や裁判になります。
裁判まですると、費用だけでも膨大になり、争わなければその費用を子供の習い事や新しい住居の敷金などに使えたのに、と思うケースもしばしばです。

往往にして、夫婦双方に何の得にならない結果になることが多いです。


なかなか難しい状況もあるとは思いますが、できるだけ冷静に話し合う方向を模索されるとよいと思います。

財産分与と慰謝料は違う

2016-11-12 19:21:31 | 離婚
高齢ドライバーによる痛ましい交通事故が続いています。
免許の更新時に運転能力を確認しているとは思いますが、高齢者の状態が急変することはしばしばあります。ついこの間まで判断能力がしっかりしていた人が、認知症になることもあります。
免許の確認制度や運転が危うい人を地域で見守る仕組みが早急に必要です。

さて、離婚の際の財産分与と慰謝料は異なります。
財産分与は夫婦二人が築き上げてきた財産を、文字通り分け合うことです。
慰謝料については、一方がギャンブルなどで離婚原因を作った場合に、相手方に支払うものです。財産分与とは異なる性質のもので、離婚原因が双方にある場合などは考えてなくて構いません。
離婚には慰謝料がつきもの、という訳ではありません。


離婚しても、子供の戸籍はそのまま

2016-11-12 16:08:09 | 離婚
離婚した際に、婚姻の際に姓を変えた側は、結婚前の戸籍に戻るか、新戸籍を作ることになります。
基本的には元の姓を名乗りますが、届出れば婚姻中の氏を称することもできます。

これに対し、子供については戸籍も姓もそのままです。
姓や戸籍を変えたい場合は、それぞれ家庭裁判所や市区町村への手続きが必要です。

ちょっとした基礎知識です。