村上さんの新刊『街とその不確かな壁』を買ってあるのですが、まだ積んであります。
そろそろ心を決めて読もうかなと思ったのですが、この本はどう考えてもあの本の続きか補足か、はたまた完結なのかわからないけれど、絶対関係してますよね。
あの本というのは『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』
去年、村上春樹を再読していた時期に読んで、やっぱりとても面白い小説だなと思いました。
それだけでなく、心とはなんだ?深層心理とは?この世界の暗黒部分って?と色々と考えさせられるお話でもありました。
そして、村上さんの小説らしく、最後は読者に委ねられる感じ。
『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』は若い時に読み、去年再読した時はすっかり忘れてたので、新しい物語として楽しみましたが、今回思い出そうとしたらもうすでに結構忘れててびっくり!
恐ろしいことです(笑)
去年読んだ時はメモを取りながら読んだので、今回そのメモを見たり、最後のところを読み返したりして色々と思い出したのでした。
そして、改めて『街とその不確かな壁』を読み始めようと。
さて、世界の終わりの街がばっちり出てくるのかな?
僕はあの街の森に図書館の女の子と一緒に入っていったのだけれど、それからどうなったのか書かれているのでしょうか?
ハードボイルド・ワンダーランドの世界線はどうなったのか?
そんな私の疑問への答えがあるのか、それとも全く違う角度からのお話なのか、色々な思いが渦巻く中、読んでいこうと思います。