早くも札幌でのNHK杯から1週間経ってしまいました。
グランプリシリーズも終わっちゃったな〜。
札幌では試合を見る以外は観光はしませんでしたが、札幌駅に近くのホテルに泊まったので、散歩がてら近くをウロウロしました。
到着した日にNHKの札幌市局に行ったのは書きましたが、帰る日にもチェックアウトが11時だったので、それまでの時間少しだけでも札幌を味わおうと散歩に出ました。
北大の佇まいが好きだなので、歩いて20分くらいということで、出発。
横の門から入ったせいかあまり人影もなくて、静かな北大を味わうことができました。
キャンパス全体が森のような感じで、いかにも北の大地の大学って感じです。
少し歩いて正門から出たら、さすがに正門は通勤通学の方達の車や人がいらっしゃいました。
紅葉ももうほとんど終わってたけど、趣あったな。
ずっと歩こうと思ったけど、ちょっと疲れたので地下鉄で大通り公園まで戻りました
(一駅です)
大通り公園では冬のフェアが行われているようですが、朝は静か。
駅の方に戻る途中に時計台があるので、せっかくだから寄ってみました。
以前来た時に中に入ったかどうかの記憶がないのですが、200円で見学できるということで、入ってみました。
そしたら、9時半から時計のネジの巻き上げのデモンストレーションと説明があるということなので、聞いていこうと。
2階で同じ構造で作られた時計でデモンストレーションしてくださいました。
右側の木の箱の中に石が詰められていて、これを上まで巻きあげます。
実際の時計台の時計も重しの中には石が入っているそうです。
これは、万が一重りが落ちてしまったりする事故があっても、中の石が壊れることによって建物自体の損傷を少なくするためだそうな。
もともとは札幌農学校の講堂として作られたこの建物。
1階には札幌農学校の創設からの歴史の写真も見ることができます。
この学校は北大のもととなった学校で、大学になって校舎が移る時にこの建物は残され、場所を少し移動して今に至るそうです。
札幌時計台は思ったよりも小さい観光地の一つと言われているけれど、その歴史や時計の設置された経緯などは興味深くて、札幌らしい場所だなと思いました。
ここからは駅まで10分くらいの道のりをまた歩いて帰りました。
改めて札幌は緑が多くて、道も碁盤の目のようになっているので分かりやすく、とてもいい街だなと思いました。
真冬に雪の中に来たときは歩くの苦労したから、住んでいる方は冬の間は大変だと思いますが。
短い時間だったけど、少しだけ札幌を味わえて良かった。
また行きたいな〜。