市立図書館は比較的新しい本、軽く読める本が多め。
「美容」のところに伊藤理佐さんの漫画があったのでまとめて借りてみた。
伊藤さんの漫画、女性の身近な話題が自虐を込めて楽しく描いてあるものが多くて、ちょっと前に結構読みました。
これは読んだことない『女のはしょり道』シリーズ
なんで美容のところにあったかというと、女性誌に連載されたもので、美容に関した話題だかららしいです。
この方、40歳で妊娠出産をされたようで、そのエピソードも面白いのですが、いかに美容をはしょってするかという話題もなかなか興味深い。
お肌の手入れは何も付けない、何もしない、髪の毛もシャンプーで洗わないっていうのを実践したら、お肌の調子がよくなったと。
なぜみんな実行しないの?と。
これを実践してよかったって方は多いような。
私もあまり色々とつけないけど、やっぱり最低限のお化粧(日焼け止め含む)とそれを落とすための洗顔と化粧水と乳液か美容液をつけるのはやめられないな〜と思って読んでました。
クスッとしながら、へ〜と思ったり、それはできないと思ったり、なかなか面白かったです。
『定年後のお金』 楠木新
こういう本が気になるお年頃。
定年後にいくらいるとか、どうやって貯めろとかいう事はちょっとだけ。
それよりも、老後に何をしたいか、お金を何に使いたいかを考えようって本でした。
定年の時のお金についての相談はほとんどがどのくらいお金が必要か?という事だけれど、ある程度働いて定年を迎えた人は、お金がいくら必要かというよりも、これからどうやって定年後を過ごしていくか、どうやってお金を使っていくかということが大切と。
そのためにはまず現状把握とこれからの生き方を考えましょうと。
現状把握として、家計の財産増減一括表を半年ごとに作る。
資産と負債(借金やローン)の両方から正味財産を出す。
これをすることで、今の状態がわかると同時に計画を立てたり、急に何かあった時にも簡単に他の人が見ることができる。
年金の不足分を補填するために働く意欲があるなら働くのが良いとも。
そして、自由に動いてお金を使える時期は体力的に70代前半までの人が多いので、お金を大事にするばかりで自分に使わないと後で後悔することもとありました。
周囲を見てもそうだなと思うことあり。
自分の老後の不安があったら、漠然としたものではなくその原因をきちんと把握して、定年の前後できちんと向き合って、それからの生き方を考えないといけないなと改めて思いました。
不安を煽るような本や、ハウツー本とは違って、なかなか良かったです。
最後の方で、老後に何がしたいか、お金をどのように管理し使うかという点でも自己決定するということが不安を打ち消すと。
自分できちんと考えて自己決定するってことが大切であり、自己決定できることが幸せなんじゃないかなと、改めて感じました。
なんか長くなってしまったので、他の本は明日書きます。