『ちくわぶの世界』
『餃子のおんがえし』
アマゾンさんでジャケ買いしちゃった本です。
(なぜかお勧めされてしまったので😏)
題名からして、なかなかマニアック😉

『ちくわぶの世界』 丸山晶代著
丸山さんは「マツコの知らない世界」でちくわぶ愛を発信してた方だな〜〜と。
しかし、むしろこの猫ちゃんのイラストがすごくいいな〜〜と思って買っちゃったです(笑)
ちくわぶは東京下町のソウルフードって書いてある。
(昨日は山口のソウルフード瓦そば書いたから、ソウルフードつがなり?)
私は東京で生まれて育ったので、ちくわぶはおでんには無くてはならない具の一つでした。
ところが! 山口に来たら売ってない😳
門司(北九州)出身の家人も東京に行くまで食べたことなかったって言ってました。
おでんを作る時に、いつも寂しいな〜〜と思って、何回かちくわぶをネットで買ったりした事も。
でも、私がちくわぶないですか?って聞いたのが良かったのか、他にも東京からの転勤の人がリクエストしたのか、全国的に知られるようになったのか、数年前からコープで買えるようになりました❗️
おでんは年に何回かしか作らないから、もっとちくわぶ買わないと需要がないと思って置いてくれなくなるといけないな〜〜と、時々買ったりしてます😅
そんなちくわぶに特化した本。
ちくわぶの作り方は、思ったよりも手間がかかっていて、ちょっと感動しました。
ただの小麦粉の塊じゃないよ❗️って事です。
欲を言えば、ちくわぶレシピの方にもっとページ数を割いて欲しかったな〜〜と思いますが、ちくわぶ誕生の秘密には江戸幕府の年貢の問題が絡んでいるとか、勉強にもなりましたです。
今度コープに行ったら、ちくわぶ買ってこよう😄
『餃子のおんがえし』 じろまるいずみ著
じろまるさんってインパクトのあるお名前。
評判の居酒屋をやっていたそうで、その時にレシピと一緒にエッセイを書くようになって、そこからの本なので、食べ物に関する面白いお話がたくさん。
グルメや普通の料理本では無くて、じろまるさんの食に対する独特のこだわりと好みがガンガン出ていて、それが面白い。
読みながら、そうそう!とか、それはないでしょ!とか、私の好みはこうだわ!とか思うのが楽しかった🤗
餃子のおんがえしという題名の元となったエピソードもなかなか良いです。
餃子ラブな話を読んで、久しぶりに餃子作りたくなりました。
私も餃子は好きで1〜2週間に一回は食べてますが、焼くだけ餃子買って焼くだけ😅
子供たちがいなくなって2人だとせいぜい10個しか食べないから、皮を買って作ると多すぎるので、包んで作るって事から遠のいていました。
でも、この本読んで、ちょっと違った餃子を作ってみるのも良いかな〜〜と思いました。

そして、じろまるさんと決定的に意見が合わなかったのは、卵焼き😅
関東の卵焼きはだし巻き卵じゃなくて、甘い卵焼きです。
じろまるさんの卵焼きはだし巻き卵一択らしい(笑)
関西風のだし巻き卵も美味しいと思うけれど、自分で作るのは甘い卵焼き。
お弁当に入れる卵焼きも同じく。
だし巻き卵はお店で食べる全く別のお料理と思っています。
ただし、最近コンビニで売ってる、卵焼きのサンドイッチはダメなんです。
普通の卵サンドは好きなんだけど、一度だけ買ってきてくれた卵焼きサンドを食べてたら、これは絶対違う!って思っちゃった😅
卵料理の好みって、身近なだけに色々だなと思います。
なので、他人の卵料理の好みは尊重するっていうのが大切だなと。
この本の中にも楽しい例がたくさんあったけれど、家の食事とか食べ物って、本当に個人的なもので、あまり人に言えないような食べ方が自分には美味しかったりするのですよね。
なので、卵料理だけでなく、それぞれの食べ物全般の好みは尊重するっていうのが大切だな〜〜と思い出させてくれた本です。
