また、前身が石炭機械メーカーの三井三池製作所ということで、皆さんと親しく歓談できた。
「ピークオイルと天然ガスの動向」と題して東京大学 茂木先生の講演があった。
・ピークオイルとは、在来型石油資源の年間生産量予測における最大生産年次のこと。
色々な条件で算式モデルを想定し予測された結論から、石油の将来的な生産キャパシティは中東地域の生産戦略に大きく依存し、採鉱投資増大の効果はキャパシティ減退率の若干の緩和として現れるものの、在来型石油生産の減退開始はシナリオにより2011~2040年頃までの範囲でばらつくだろうということであった。
・石炭が主要の座に帰り咲くことを信じている。
・石油も天然ガスも中東に偏在しているが、石炭は全世界に分布しており、平和な利用が期待できる。
講演後の立食会では、流石「目黒雅叙園」である、バイキングで出ているもの全てが美味であった。
およそ20年前ごろ、東京大学の資源開発工学科の西松先生の研究に参加したことがある。茂木先生は西松先生のことをよくご存知で、髭を蓄えて元気でおられるとのこと、喜ばしいことである。
コーリンク株式会社は、CoalinQ.com というサイトを運営している会社で、石炭に関する情報提供サービス、電子商取引システムの提供、その他コンサルティング、サンプル手配など関連サービスをしている、資本金3億円の双日株式会社の小会社である。
サイトの利用は会員制で、世界のエネルギー関係の大手会社が170社加入されている。
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