スマホと過ごす余生

感動

昨夜来のニュースで報じられている「人生は旅・・・・・」中田英寿の引退メッセージに
感動した。

最近のニュースから、日本は土台から崩れ、将来どうなることかと案じて、
暗い気持ちが続いていたが、このメッセージで希望が持てる気がしてきた。

横浜から東京に通う多くの日々を過ごしているが、そこで接したり見たりする若者は決して将来を危ぶませる人々では無く、むしろ若者とは素晴らしい!と感じていた。

しかし、毎日のテレビ報道が悪すぎる。

一部の悪さが目立つ若者と自分の権力におぼれて「何でもあり」と錯覚した、不甲斐ない大人達が登場し、あたかも「ごめんなさい」と慇懃無礼に頭を下げたり、言い逃れをしたりすれば、ことは解決するとでも思っているような場面が出すぎる。

新渡戸稲造の武士道 と迄いかなくても、日本人としての誇りは無くなったのかと悲しくなる。

我々の子供の頃はテレビが無かったし、ラジオだって一部の家庭にしかなかった。
子供達は、大人の背中を見て育ったし、大人は子供に背中を見られていると思って生活していたのではなかろうか。
自分の思い出の中にも、夕御飯で親父は鯛の刺身を魚に一杯のみ、お袋達はその鯛を茶漬けにして食べ、子供は未だ食べれないんだと言われて我慢し、早く大人になりたいと思った記憶がある。

当時の大人は、子供に色々な規制をかけ、その理由など一言も無かった。
人間とはこうするものだ。と決め付けて指導されたものだ。

口答えしたらぶん殴られた。

人間なんて、食欲、性欲、・・・欲望の塊である。
野放しにしたら碌な者にならない。
大人は、子供に規制を掛ける事で、自分自身に規制を掛けていた。

「何でもあり」では、人間の破滅に向かうだろう。
人権尊重、個人情報保護、行き過ぎれば、「何でもあり」に通じるような気がする。

中田英寿のメッセージが、私に与えた感動が発する、叫びを記述しておく。

今朝はうす曇であるが、何となく気分が良い。:
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