スマホと過ごす余生

OB人材活用フォーラム

10月6日、風雨強し、かみさんが心配するのを振り切って、OB人材活用に関して「森永卓郎」氏が、どのようなことを講演されるか立川商工会議所まで出向いた。

演題:「少子高齢化時代に企業はどう対処するか」

一言で言えば、次のように聞こえた。
「今後、多様化の時代となる。多様の人材で物事を考えないと世間が求める仕事が出来ない。多くの人件費を負担できない中小企業では、OB人材を活用することも有効になるだろう。」

もう少し具体的に、語録として・・・・・・・・

●爆発的なマーケットが生まれ、それに如何に企業が対処できるかが鍵となろう。

●なぜ、少子化が進むか?⇒結婚出来ないからだ!

 原因:所得格差が広がった。単に小泉政権からではない、時代の推移だ。
    ・社会構造     格差
      農業社会    1:2    終戦前
      工芸社会    1:10   戦後  所得格差はまだ少なかった。 
      知的創造社会  1:100  現在
    ・デフレの影響   非正社員が増えた。
              1990年:20.5%、2003年:34.6%
    ・若者が低所得   10万円/月以下:40%、10~20万円/月:40%

    男性が女性に「一生守る」と言えなくなった。⇒結婚まで進めない。

 データ:男性の稼ぎ高と婚姻率
     1000万円/年  72.5%    
      200万円/年  22.8%
      100万円/年  15.3%
     イケメン>フツメン>グサメン>キモメン:初めて聞いた言葉??

●ライフスタイルの多様化=シングル化

 ・結婚しない男性は、人間の女性を必要としない。⇒ゲダツ
  30台前半の未婚男性:50%に達する。東京は60%??
  ⇒シングルで暮らすことに悟りを開く。
   アニメキャラクタに恋する⇒強くて、弱くて、ミステリアス。
 ・2007年高齢者層の大半は、帰る故郷も家業も持ち合わせない。
  今まで縛られた「妻・子・ローン」から開放され、今迄の会社に行く必要がない。
  ⇒何の縛りもない⇒あらゆる分野で活動できる。
 ・IT=多様化を支える道具⇒マニアックな物に役立った。

○束縛されない自由な人々が増え、その行動が爆発的なマーケットを生む。

○どうしたらマーケットが開けるか?⇒イタリアを見習う。

 イタリアは、経済が好調であり、空洞化が出来ていない。
 ・中国と競合しないものづくり=値引き競争が起こらない。
 ・新しいアイディア、センス、異質の文明がくっついた良いもの、をつくる。
  例えば:ベトナム人形、傘をひっくり返すとレモン絞り、その口から絞り汁。
      恐竜の人形、お腹を押せば火を噴く、中身は使い捨てライター。
 ・今からのマーケットは、小粒・短命⇒散弾銃のように色々なものを打ち出す。
                  ⇒次から次に出して当れば良し程度で・・・。
     商品寿命の例:1950年=22年、1990年=3年
 ・多様な人材を抱える必要が生じる。

 カンターレ・マンジョーレ・アモーレ⇒歌って・食べて・恋をする。

 ・日本の会社は暗くする方向へ動く⇒すぐ「駄目だ」では良いものは生まれない。
 ・先ず経営者から明るく振舞う⇒「それ、やってみようよ!」

このように聞き取れたが、中には間違って聞き取ったところもあるだろう。

 
  
  
    
    
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