演題:「少子高齢化時代に企業はどう対処するか」
一言で言えば、次のように聞こえた。
「今後、多様化の時代となる。多様の人材で物事を考えないと世間が求める仕事が出来ない。多くの人件費を負担できない中小企業では、OB人材を活用することも有効になるだろう。」
もう少し具体的に、語録として・・・・・・・・
●爆発的なマーケットが生まれ、それに如何に企業が対処できるかが鍵となろう。
●なぜ、少子化が進むか?⇒結婚出来ないからだ!
原因:所得格差が広がった。単に小泉政権からではない、時代の推移だ。
・社会構造 格差
農業社会 1:2 終戦前
工芸社会 1:10 戦後 所得格差はまだ少なかった。
知的創造社会 1:100 現在
・デフレの影響 非正社員が増えた。
1990年:20.5%、2003年:34.6%
・若者が低所得 10万円/月以下:40%、10~20万円/月:40%
男性が女性に「一生守る」と言えなくなった。⇒結婚まで進めない。
データ:男性の稼ぎ高と婚姻率
1000万円/年 72.5%
200万円/年 22.8%
100万円/年 15.3%
イケメン>フツメン>グサメン>キモメン:初めて聞いた言葉??
●ライフスタイルの多様化=シングル化
・結婚しない男性は、人間の女性を必要としない。⇒ゲダツ
30台前半の未婚男性:50%に達する。東京は60%??
⇒シングルで暮らすことに悟りを開く。
アニメキャラクタに恋する⇒強くて、弱くて、ミステリアス。
・2007年高齢者層の大半は、帰る故郷も家業も持ち合わせない。
今まで縛られた「妻・子・ローン」から開放され、今迄の会社に行く必要がない。
⇒何の縛りもない⇒あらゆる分野で活動できる。
・IT=多様化を支える道具⇒マニアックな物に役立った。
○束縛されない自由な人々が増え、その行動が爆発的なマーケットを生む。
○どうしたらマーケットが開けるか?⇒イタリアを見習う。
イタリアは、経済が好調であり、空洞化が出来ていない。
・中国と競合しないものづくり=値引き競争が起こらない。
・新しいアイディア、センス、異質の文明がくっついた良いもの、をつくる。
例えば:ベトナム人形、傘をひっくり返すとレモン絞り、その口から絞り汁。
恐竜の人形、お腹を押せば火を噴く、中身は使い捨てライター。
・今からのマーケットは、小粒・短命⇒散弾銃のように色々なものを打ち出す。
⇒次から次に出して当れば良し程度で・・・。
商品寿命の例:1950年=22年、1990年=3年
・多様な人材を抱える必要が生じる。
カンターレ・マンジョーレ・アモーレ⇒歌って・食べて・恋をする。
・日本の会社は暗くする方向へ動く⇒すぐ「駄目だ」では良いものは生まれない。
・先ず経営者から明るく振舞う⇒「それ、やってみようよ!」
このように聞き取れたが、中には間違って聞き取ったところもあるだろう。
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