【 途中撤退も止むなしでしたが 孫太尾根の雰囲気だけは掴んできました 】
2013年4月07日(日)
週末の爆弾低気圧のおかげで 山行を中止にしようかと思っていましたが
日曜日 朝起きて鈴鹿の山並みを見てみると
山頂付近にだけ雲がかかっているだけで 青い空もちらほら…
風が強まることは承知の上で 雨が降ってくるまで歩いてみようと思い
6 時過ぎ自宅を出発して 藤原岳登山休憩所の に 7 時過ぎ到着
流石にこの天気… 駐車場に止まっている車は数台のみ
と思いきや しばらくすると 続々と車がやってきてたくさんの登山者で賑わい始めました
このまま大貝戸コースを歩いても良かったのですが
毎回 同じコースも芸がないので ( 笑 )
まだ一度も歩いたことのない 孫太尾根を歩いてみようと思いつき
新町の南部第二配水池施設にある まで移動
8:10 登山口を出発します
お墓の前を通り奥へ進みます
配水池施設の先 二手に道が分かれますが
右へ進むと行き止まるので 左の細い踏み跡へ進みます
左に進みます
小さな標識
雑木林の中の登山道は そこそこ急登ですが
散りはじめの桜やこれからが見頃となる紫ツツジを愛でながら グングン高度を上げて行きます
歩きやすい登山道
紫ツツジ
登山道
※注 孫太尾根は 基本尾根芯を辿って行けば迷うことはありませんが
山と高原地図にも書かれている通り 破線の登山道ですし
他の山のコースのように 登山道の整備がされているわけではありません
歩かれる場合は 上級者の方やコースを熟知されている方の同行をお願いします
尾根芯まで上がると展望が広がって いなべの町や伊勢湾が見渡せました
天気が良ければ 素敵な景色が広がるのでしょうね
尾根に上がると やはり爆弾低気圧の影響でしょうね… (^_^;)
かなり強い風が吹いていました
それでも 耐風姿勢をとるほどの強い風でもなかったので
花が咲いていないか 登山道脇に目を凝らしながら歩いてきます
登山道
と 登山道脇で ミノコバイモを発見
天気のせいなのか… 花自体が終盤なのか… ちょっと淋しそうな感じでした
ミノコバイモ
シキミの花
ヒノキ林を過ぎ 少し歩いた所で カタクリの蕾を発見
3 株ほどありましたが 1 つの株だけがもう少しで咲きそう…
帰りに咲いていることを願って 先に進みます
もうすぐ咲きそうなカタクリ
ゴロゴロした岩の登山道や 土の登山道だったりと 変化に富んでいますが
浮石など危険要素はたくさんなので 慎重に進んで行きます
登山道
小さなアップダウンやグ~~っと高度を下げたり上げたり…
孫太尾根は なかなか歩き甲斐のある道です ( 笑 )
そうこうしているうちに 登山道や登山道の脇に ヒロハノアマナの葉やカタクリの葉がたくさん現われます
ヒロハノアマナは蕾を付けたものが増えてきましたが 陽射もないので花は開いていませんでした
ヒロハノアマナ
ヒロハノアマナやカタクリの葉っぱを踏まないように
足もとに注意しながら 歩いて行きます
登山道
時々 薄日も差し込むようになってきて 咲いている花が増えてくると
歩くスピードがゆっくりになってしまいます (^_^;)
花が開き始めた ミノコバイモ
ヒトリシズカ
やっぱり蕾のヒロハノアマナ
蕾の…?
藤原岳に近づくにつれ 太平洋セメントの採掘場の現場が右手に見えてきます
重機がたくさんありました
雲がかかった藤原岳山頂方面
登山道
登山口から 2 時間くらい歩いたところで ポツポツと雨粒が空から落ちてきました
向かう山頂方面は相変わらず雲の中で どうやら雨のよう…
しばらくの間 大きな木の下で雨宿りをしていると 雨粒が霰に変わってきました
この先 進もうか進むのを止めようかと悩んでいましたが
この天気だと 雨が止むことはなさそうだし 福寿草も花開くこともないかなぁ~と思い
10:10 ここで撤退を決定
孫太尾根のどの辺りでしょうか… (^_^;)
雨で滑りやすくなった登山道を 慎重に戻ります
登山口へ戻る途中 気温も上がってきていたおかげで
朝 歩いて来る時は蕾だった花たちが 花開き始めていました
ヒロハノアマナ
ミノコバイモは探すと たくさん咲いていました
朝 蕾だったカタクリも咲いてました
12:00 無事 に到着して 家に帰りました
今週末 土曜日と日曜日が休みなので ちょっと遠征して山歩きを楽しんできます
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