山 名 風倉山(931.4m)
所 在 新潟県胎内市下荒沢字胎内山
日 時 平成21年6月20日(土) 晴~曇
人 員 単独
展望台登山口8:06~(0:12)電波塔~(0:05)鞍部~(1:27)北ノ峰(川合神宮祠)~(0:05)風倉山山頂着10:17
風倉山山頂発10:51~(0:05)北ノ峰~(1:01)鞍部~(0:07)電波塔~(0:07)展望台登山口着12:20
【注】カッコ内は所要時間で休憩時間は含まない。山の所在は入山口の集落又は最奥の施設の字名をとった。
登山道概念図
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風倉山は自宅から近い割には行く機会の少ない山だ。ひとつは、比較的登りが容易だった宮久口が砂防ダムや発電所の建設で林道が封鎖され車で入れなくなったこと、胎内川ダム口はアップダウンの繰り返しの急な登りで、いつもバテ気味でいい記憶がない。
もうひとつは、今は砂防ダムや胎内川ダムの建設で解消されたが、両登山口は渡渉が必要で、最初の頃はなかなか行けなかったのが尾を引いているのだと思う。この渡渉で遭難した方もおられ、今でも山頂には中条山の会による碑が祀られてある。
それでも宮久口から4回、胎内川ダム口から2回登っているが、最終が平成15年6月だったので久しぶりに胎内川ダム口から登ってみることにした。
ダム駐車場には駐車車両がなく、今日の登山者がいるのか不明。ダム管理所脇に3台停まっていたが、このうち1~2台は登山者かな?などと考えながら展望台左端の登山口へ向かう。
展望台はセメントの崩落がひどくだいぶ傷んでいる。左端の電波塔管理道入口には、「関係者以外立ち入り禁止」の表示があるが、門扉には「風倉山登山口」のテープが貼ってある。ここから階段を200数十段登り、電波塔のピークに出る。
ここからは一旦下り、後は急な登りの連続となるが2ヶ所ほど平坦部がある。登山路から頂上はなかなか見えず、登るにつれ傾斜が増すような気がする。蒸し暑くベルト下まで汗で濡れてきた。
頂上近くで2名の男性単独行者が下りて来た。ようやく、川合神宮祠のある北ノ峰のピークに到着。山頂は目前だがあまり高く見えず、ここが山頂と間違える人もいるようだ。山頂西側の急崖をよじ登る。ロープもあるが古く信頼はできない。
風倉山頂上着10時17分、まだお昼に間があったのでコビリで済ませ下山。途中で中高年の男女が登って来た。本日の登山者は4パーティ5人のようだ。
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胎内市鼓岡付近から見た風倉山
三つのピークの真ん中が風倉山(中ノ峰)。左が北ノ峰、右が西ノ峰でそれぞれ神を祀った祠がある。
胎内川ダム駐車場から見た風倉山(赤丸)と展望台の登山口(黄色丸)
手前のピークを乗り越してから下る。
展望台左端の電波塔管理道への階段。関係者以外の立ち入り禁止の表示がある。
電波塔管理道の階段。門扉に鍵はかかっておらず、「風倉山登山口」のテープが貼ってある。
ここから200数十段の階段登りは結構きつい。
ピーク頂上の電波塔
ここから急なアップダウンを繰り返す。
標高約800m付近から見た風倉山山頂
この山は、登山道途中からはなかなか山頂が分からない。
風倉山山頂
手前の北ノ峰を頂上と間違える人もいるようだ。
風倉山神宮碑の脇には、’66年6月に胎内ダム建設前の沢を渡渉中遭難したN・弥生さんの碑がある。
頂上から見たダム湖と登って来た尾根
越えて来た北ノ峰
頂上から杁差岳(中央)。杁差小屋がはっきり分かった。
頂上から二王子岳
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