山 名 金城山(1369m) 滝入コース~水無コース
所 在 新潟県南魚沼市中川新田
日 時 平成21年6月28日(日) 曇~晴
人 員 5名(男3名、女2名 )
「老頭児山友倶楽部」の山行
(ロートルサンユウクラブ)
滝入・水無コース登山口7:58~(0:27)二合目(大滝)~(0:20)三合目(小どよ)~(0:13)四合目(不動滝)~(0:20)五合目(長の峯)~(0:20)六合目(大月コース分岐点)~(0:16)七合目~(0:07)雲洞コース分岐点~(0:15)八合目~(0:08)長崎コース分岐点~(0:06)九合目(兎平)~(0:21)金城山山頂着11:35
金城山山頂発12:15~(0:10)避難小屋~(0:08)九合目~(0:13)八合目~(0:15)七合目~(0:14)六合目(熊の倉)~(0:14)五合目(水無沢)~(0:12)四合目(水沢)~(0:25)二合目(炭釜)~(0:16)滝入・水無コース登山口着14:41
【注】カッコ内は所要時間で休憩時間は含まない。山の所在は入山口の集落又は最奥の施設の字名をとった。体調不良者がありゆったりペース。鎖場多数あり。
登山道概念図
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金城山は平成12年9月に、単独で水無尾根を登って滝入コースを下ったことがある。当時も一合目から二合目にかけては、下草が伸びて踏み跡が薄く、あんまり人が入ってないことがうかがわれた。
水無尾根に入ると胸を突くような急登の連続だったが、体調がよく快調に登ることができた。行きかう登山者もおらず頂上にも誰もいなかった。
昼食後、滝入コースへ下山開始したが途中から雨が降り始め、あまりコース状況は覚えていない。今回はクラブの計画で、滝入コースを登り水無コースへ下る予定だ。
今回の滝入コースも、登山口からしばらくは下草があまり踏み込まれておらず、入山者は少ないようだ。(藪にはなっていない。)登山道は四合目過ぎまで沢沿いに登り、沢を何回か横断する。ところどころに鎖場もある。
四合目の不動滝を過ぎると沢を離れ、急斜面を登りきると五合目の支尾根に出る。この支尾根を20分位登ると主稜尾根の六合目に着く。ここは大月コースの分岐点だが、下り口は笹薮に覆われていて刈り払いはされていないようだった。
七合目と八合目間の雲洞コース下り口は藪もなく、しっかり踏み込まれていてよく人が通っているようだったが、八合目と九合目間の長崎コース下り口は笹薮に覆われていた。八合目上部左側に水場があり水音が聞こえていたが確認はしなかった。
九合目の兎平からは、最後の尾根の急な直登となる。標識では頂上まで300mとなっていたがなかなか遠く感じた。約20分かけて頂上の西端に着く。前方の巨岩の下へ回り込み鎖場を登ると金城山の頂上に出た。1名男性が先行していたが誰もおらず我々だけの頂上独占となった。
頂上は狭く、南側が目の眩むような断崖絶壁となっている。悠揚とした巻機山~割引岳がよく見えた。昼食後下山準備をしていると男性1名が登って来たので頂上を譲り、われわれは東側の巨岩の間を縫って避難小屋へと向かう。
金城山最高点はどこだか分からないまま金城山避難小屋を通過する。小屋内はきれいに清掃されいるようだ。ここから灌木藪を切り開いた平坦な道を少し行くと九合目になり、目の前からスッパリ切れ落ちているような急な灌木尾根斜面の下りとなる。
急な下りを木の枝につかまりながら慎重に下る。七合目の下部に岩盤のヘツリがあるが、鎖、アンカーが最近整備されたようで、がっちりしており安心してつかまることができた。
六合目の熊の倉から下は斜面勾配が少し緩くなり、樹木の背も低くなり見通しがよくなる。登山道も砂礫が出てきて石車に乗りやすく、岩肌が露出した場所もある。
三合目標識は不明のまま二合目に到着。ここから尾根斜面を下ると道は平坦になり、やがて杉林へ入り登山口に到着した。
この山は、健脚向きのきつい山の部類に入ると思われる。しかし、今回のコースは合目表示や鎖場、道の刈り払いなど、登山道が整備されており安心して登ることができた。
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滝入コースと水無コースの登山口(一合目)
右へ行くと滝入コース、左へ行くと水無コース
滝入コースの二合目付近から頂上付近を仰ぐ。
滝入コース二合目付近の岩場のヘツリを登る。
急斜面から支尾根の五合目に出る。少し傾斜が緩くなるかと思ったがなかなかそうは行かなかった。
主稜尾根の六合目に出る。傾斜が緩く登りやすい尾根道となる。
ここは、大月コース分岐点だが、下山道(標識の右側)は笹薮に覆われていて刈り払いはされてていないようだ。
尾根道はきれいに刈り払いされている。
金城山山頂
カメラを構えている後ろは絶壁だ。
金城山頂上から巻機山(奥)
頂上から避難小屋方面
こんもりしたところが金城山最高点の1369m。左側の巨岩の間を縫って避難小屋~水無コースへと向かう。
金城山の頂上
頂上は狭く南側は断崖絶壁となっている。
避難小屋へ向かう途中から見た金城山頂上(中央)
水無コース七合目付近のヘツリの下り。
鎖やアンカーが新しく最近整備したようだ。藪も刈り払いされている。
水無コース五合目
ここまでは、前方が切れ落ちているような急斜面の下りだが、この辺から少し勾配が緩くなる。
水無コース三合目付近の岩場を下る。
後方の屹立した峰は五合目付近
水無コース三合目付近の気持のいいい尾根道
このコースは四合目付近から下の方が傾斜が緩い。
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