山 名 蒜場山(1363.0m)
所 在 新潟県新発田市大字滝谷
日 時 平成20年10月12日(日) 曇・晴
人 員 単独
コースタイム
加治川治水ダム発7:36→(0:56)独標→(0:30)岩岳→(0:40)烏帽子岩→(0:55)山伏峰→(0:12)蒜場山山頂着11:15
蒜場山山頂発12:36→(0:12)山伏峰→(0:34)烏帽子岩→(0:32)岩岳→(0:22)独標→(0:35)加治川治水ダム着15:17
【注】カッコ内は所要時間で休憩時間は含まない。山の所在は入山口の集落又は最奥の施設の字名をとった.
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焼峰山に登ると南東側に大きな悠揚とした山がある。ビギナーの頃、焼峰山に登るたびにあの山に登ってみたいと思っていたが登山道はないとのことだった。
その蒜場山が地元山岳会のご努力で登山道ができたと聞き、山開きも待たずに登ったのが平成9年の9月だった。その翌年にも登ったが、しばらくのご無沙汰なのでまた行ってきた。
登山道は加治川治水ダム堰堤の左岸から取り付く。しばらく棒登りの急坂を登ると平坦な台地に出る。鉱山の施設跡らしくトロッコの線路の残骸などもあった。(少し上部にもう一ヶ所同様のところがある。)ここから少し登ると左側が開けた平坦な岩稜尾根になり加治川ダムが望める。
ここから緩急の登りを繰り返すと樹林の中の独標(734m)にでる。あまり見晴らしはよくなく標石も見つからなかった。ここから岩岳はすぐだ、と思ったが30分かかって岩岳(930m)に到着。岩岳からは、これから登る尾根筋と頂上が見渡せる。
岩岳から一旦50m位降下したあと、痩せた岩稜尾根を烏帽子岩へと向かう。烏帽子岩の南側の岩場をヘツルと鎖場があり、登り切ると烏帽子岩(1030m)の頂上に出る。見晴らしは最高!。烏帽子岩を少し下り、登りにかかるところに二つ目の鎖場がある。
鎖場を抜けしばらく痩せ尾根を登ると樹林帯の緩登となり転落の危険はなくなる。ソコソコの紅葉を愛でながら山伏峰(1330m)に到着。蒜場山山頂はすぐそこだ。
山頂には先着の2名がいた。二王子岳側と飯豊連峰側はガスで見えず、風もあり寒い。先着者は寒いからと早々に下山して行った。風の当たらない場所で昼食をしていると3名の登山者が相次いで登って来た。
だんだん空が明るくなって寒さも和らいできた。天気が良くなると気分もウキウキし、他の登山者と山の情報交換をしながら過ごした後、陽に当たり輝きを増した紅葉の尾根を下山した。
今日の登山者は、男性の単独行者が7名、夫婦者1組の計9名。蒜場山もまだマイナーなのかな?。いや、やっぱり登山者はこのくらいがちょうどいい。
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加治川治水ダム堰堤左岸にある登山口
山肌法面の工事中だった。
30分位登ったところから俎倉山を望む(左が本峰、右が北峰)
樹林の中の独標
右上方が開けていたので標石を探したが見つからなかった。
岩岳から山頂方面
尾根を突き上げた先のピークが山伏峰、左端が蒜場山。尾根の小高いところが烏帽子岩
烏帽子岩
烏帽子岩の鎖場。鎖場手前のヘツリにも注意が必要
烏帽子岩から山頂方面
尾根を突き上げた先のピークが山伏峰。蒜場山は左端の高いところ。
烏帽子岩から岩岳。遠方は五頭連峰。俎倉山も見える。
烏帽子岩から焼峰山(左)。その右が赤津山。赤津山の後ろが二王子岳
烏帽子岩から白山、粟ヶ岳
写真では不鮮明だが肉眼でははっきりわかった。
二つ目の鎖場
烏帽子岩から痩せ尾根の岩稜となり二つ目の鎖場があらわれる。
山伏峰直下から登山道を見下ろす。
烏帽子岩、岩岳が一直線だ。紅葉の先端付近から痩せ尾根を抜け、低木の樹林帯の登りとなる。
山伏峰から蒜場山山頂。後は稜線歩き10数分!
山頂の標石柱
今年6月に新設されたようで、黒御影石の立派なもの。ツルツルに磨かれて鏡のように人影が映る。
山頂から山伏峰
左の尾根が登山道。結構長い。
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