全然知らなかった世界に踏み込むことになってしまったのです。
分厚い小説も、60巻あるマンガも読んでるヒマないので、
とにかく関連本を読むしかないわけですよ。
で、これ。
「三国志 きらめく群像」
高島俊男
ちくま文庫
意外とおもしろい。
笑えたり、かっこいーって思ったり、
あ、そういう人だったのね、とかいろいろ勉強になる。
序文にもあるように、順番で読まなくても、
必要なとこから読める、というスタンスも良い。
もうそろそろ睨み合いがしんどくなってきた曹操が、
「しんどいよ-、やめていい?」みたいな手紙を荀彧?に送ったら、
「自分がしんどいときは相手もしんどい。がんばれ!」って返事した。
という感じの文章があって、電車の中で笑いそうになった。
たぶん高島俊男という人が、すごくおもしろくて、
とても三国志が好きなのだろうと思う。
いい本だよ、とても。
読者をすごく考えてる感じがする。
「ではなぜ荀彧は 死なねばならなかったのか。
それはわからない。
無論、荀彧にはわかっていたが―。
英雄と賢者の感情の機微だ。
後世には わからぬこともある。」
というところがとても好きです。
後世にはわからぬことも・・・ってほんとだよね。
そこにとても深い深い感慨を込めているようで、
なんだか泣きたくなった。
そういう感情を持って、研究をしてる人は素敵だなあ。
奥が深すぎて、読めば読むほど、わかんないことが多い。
じゃあどうして?とかいつの間に?とか
とにかく登場人物多いし、勘弁してほしいけど、
しょーがない。仕事だ。
でもだいたい読んだから、次の本に行きたいな。
明日は金曜♪
早く帰りたいなー。
あ、でも急なサンヤツがあるんだった。。。
しかも明日中に校了の・・・。
・・・がんばろ。
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