旅するスクナビコナ

海の彼方からやって来た
ボクの旅の記録だよ
(・・・と言ったスクナビコナが疫病の蔓延のため戻ってきたようです)

パリの隠れ家

2020-06-14 08:53:00 | 日記
部屋ごとに趣が異なる。
この時の部屋は安南風の赤い内装。
狭いけれども快適に過ごせる。


レバーを下げて重い木枠の窓を両開きにする。
心地よい生活音が入ってくる。
アレクサンドル・デュマを原語で読む。


シャンゼリゼに近いから
ホテルで食事する人は少ない。
満ち足りた時が過ぎてゆく。


メニューがうれしい。
リ・ド・ヴォ。
伝統的な料理が普通にある。


19世紀とあまり変わらない通り。
この辺り斜めに交差する道が多く
方角を失うことがある。


ルイ16世の末弟アルトワ伯。
その邸が近い。
後のシャルル10世である。


復古的すぎた王は不評を買い
支流のオルレアン家に譲ったが
一代限りで二度と王制は復活しなかった


つきあたりがアルトワ通り
ひっそりとした一角に
ホテルはたたずむ。



HÔTEL DANIEL PARIS 
Quatrième Étoile ☆☆☆☆

本物の充足と休息を求める方に。














洛中洛外 - 梅雨の想い出写真

2020-06-12 17:21:00 | 日記











平成三十年 水無月 文月




きらわれるくらいでないと

2020-06-11 21:20:00 | 日記

香港についての日本の総理大臣の発言に対して、北京政府が不快を表明したとか。

嫌われるくらいがちょうど良いのです。
相手は領海侵犯、領空侵犯を繰り返しているのですから友好国ではありません。
潜在敵国でもありません。敵国です。

日本と友好関係にあるのは台北政府です。
いま嫌われる勇気が必要です。
甘い考えは禁物です。


ママ鉄👩が好きな京阪2000系。


発車した京阪特急8000系とマスク姿の車掌さん。

ママ鉄、新たに乗りに行けないのが残念です😂



前門の虎 後門の狼

2020-06-09 21:04:00 | 日記

昔、勇者は狼と戦っていた。
虎が狼に味方していたため虎とも戦わざるを得なくなった。
長い年月が過ぎて弱った勇者を突然ハイエナが襲った。
勇者は瀕死の重傷を負って斃れた。
虎は勇者が再起できないよう魂である銘刀を奪い取った。

刀なき瀕死の勇者は虎の味方にさせられた。
銃は虎に取り上げられた。
そのうち帯刀は許されたが使うために様々な条件をつけられた。

長い年月を経て狼は強くますます凶暴になった。
虎と狼は勇者の前後で吠え合うようになった。
狼は勇者の領分を少しずつ侵食し反応を見た。
勇者が刀を使うことはなかった。
許されていなかったからだ。

狼はまず南の方にある家を襲った。
勇者が助けることは許されていない。
虎も手を出さず勇者に旗色をはっきりさせるよう迫った。
勇者はためらった。
狼の領分に接していたからだ。

狼は次にすぐ傍の南の家に襲いかかるだろう。
だが読みははずれた。
狼は勇者の家のすぐ外に来ていたのだ。
勇者が扉を蹴破って刀を振り下ろすことは許されていない。
狼が単なる迷子かも知れず勇者を噛み殺す意図があるのか分からないのだから。

勇者は銃を所持できなかった。
銘刀を携えていたが使う前に狼に尋ねなければならなかった。

狼さん、悪意はあるの?
それとも迷子なの?

狼に言葉は通じなかった。
そこで勇者は狼に分かるよう尋ねた。

今度も狼は何も答えなかった。
すぐ南の家から刀を持って飛び出す音が聞こえた。

ついに狼は勇者の家の扉を破った。
そこで勇者は狼に分かるよう尋ねた。

狼さん、悪意はあるの?
それとも誤ってぶつかっただけなの?

🐺


信じるちから

2020-06-06 18:31:00 | 日記

わずか半年前の出来事なのに。

この頃が夢のよう。



こんな幸せな光景はもう見られない。

すっかり変わってしまった日本。



根源は何も変わっていない。

本質は何も変わらない。

そう信じよう。