№2 斬新・ジョーヘン横に、淡々と《グラント・グリーン(g)》

♪♪♪♪　ジャズギター「グラント・グリーン」のレコード紹介　♪♪♪♪ 

クリアーに・澄み切った・ソリッドな音に変化！

奇抜・斬新ヘンダーソンのアドリヴとアンマッチ！
ノーマルなテナーとの共演がベスト？！

一句

　　　“　斬新に　仲間とされず　淡々と　”

②『アイドル・モーメンツ』(63)
《Idle Moments/Grant Green》

グラント・グリーン(g)、ジョー・ヘンダーソン(ts)、ボビー・ハッチャーソン(vib)、
デューク・ピアソンｋ(p)、ボブ・クランショウ(b)、アル・ヘアウッド(ds)。

《YouTubeリンク》

Grant Green - Idle Moments [1964//SuperHD Rip]

Grant Green - Idle Moments Blue Note GXF-3178 (1964/1980) Pressed by King Record Co. Japan "Idle Moments" (Pearson) – 14:56 "Jean De Fleur" (Green) – 6:49 "Django" (John Lewis) – 8:44 "Nomad" (Pearson) – 12:16

Grant Green - Idle Moments [1964//SuperHD Rip]

《Grant Green Blog紹介》

①『Green Street』(61)　№1　コードを弾く・弾かない「緑」様《グラント・グリーン(g)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

淡々とモダンジャズ臭香るフレーズを１音づつ弾いていく。
コードを混ぜたリズミカルな奏法はやらない。
とにかく、淡々と１音１音弾く。ミディアムテンポでじっくりと。
まさしく、オンリー・ワンといえるギタリスト。

A#1の曲はスローでゆったりと。ヴァイブの音もゆったりと・・。

ヘンダーソンのテナーが「ボ～・ボ～」とムードテナーのように・・。
まぁ～～たいぎくなる。カッタルイ、ダル～～イ。

レコード①から２年後の録音だが、音質が変った。
随分とクリアーに・澄み切った・ソリッドな音に。
このせいで、ジャジーな臭いが薄れた。

奇抜・斬新ヘンダーソンと強いヴァイブに、ソリッドなギターが合わない。
グリーンの音を活かすには、ノーマルなテナーとの共演がベスト。

と、思うんだが。

　　一句

　　　　　　“　斬新に　仲間とされず　淡々と　”