┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 『白い手美しい手呪いの手』 ┃テレビ朝日系列
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛ 21:02~22:54
┌─――――――――――――┐
‡|1979(昭和54)年 8月 4日(土)|『土曜ワイド劇場』リメイク作品放送
|1973(昭和48)年 3月26日(月)|『恐怖劇場アンバランス』第12回「墓場から呪いの手」
└─――――――――――――┘★その後のアンバランス ⇒ 岸田森マニアには有名な、「土曜ワイド劇場」(テレビ朝日系)の一本、「白い手 美しい手 呪いの手」が、第12話「墓場から呪いの手」のリメイクだそうです。そして同ドラマ枠の「怪奇!巨大蜘蛛の館」(放送は「白い手~」よりもこっちのが先)が、最終話「蜘蛛の女」のリメイク的作品だそうです。天知茂の明智小五郎シリーズがソフト化したのだからこちらも(円谷作品シリーズとして)と思うのですが、難しいですかねぇ…。
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http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-17391 http://www1.cablenet.ne.jp/e-chan/unb/unb_2.html
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┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 『恐怖劇場 アンバランス』 ┃フジテレビ系列
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛ 23:15~00:10
1973(昭和48)年03月26日(月) 第12回「墓場から呪いの手」 制作No.01
‡1979(昭和54)年08月04日(土)『土曜ワイド劇場』リメイク作品 放送
冒頭…心臓の弱い方、お一人でご覧になる方は、この『恐怖劇場アンバランス』はご遠慮下さい
脚本…若槻文三
監督…満田かずほ
主な出演者…桑田哲也:山本耕一
月村のり子:松本留美
月村久美:牧紀子
塚本玲子:藤あきみ
アベックの男・タケシ:渚健二
アベックの女・ハルミ:川村依久子
警官・山崎:上田忠好
警官・井上:矢野宏
杉本医師:村上不二夫
原:依田英助
マンション管理人:和久井節緒
吉岡:溝呂木但
ユリ:磯野のり子
圭子:小林千枝子
電話を待つ女:田辺和佳子
熊井刑事:内藤綱男
中川刑事:入川保則
制作・・・円谷プロダクション フジテレビ
アニメ◆
ダイジェスト◆
静止画◆
今夜映像◆恐怖劇場アンバランス 第12話 墓場から呪いの手https://youtu.be/C5UDrdRve_A
映像◆恐怖劇場アンバランス OP&ED https://youtu.be/KTU1J1XVyV0
******* http://www1.cablenet.ne.jp/e-chan/unb/story3.html#12
http://www1.cablenet.ne.jp/e-chan/unb/unb_2.html http://www.uta-net.com/song/6674/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%90%E6%80%96%E5%8A%87%E5%A0%B4_%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 泉麻人のウルトラ倶楽部『ウルトラQ』 ┃TBS東京放送
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 01:44~02:45 ⇒ 2時20分~
┌─―――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
|1987(昭和62)年 8月 4日(火) 第08回 第15話「東京氷河期」 第16話「バルンガ」 |
└─―――――――――――――――――――――――――――――――――――┘
視聴率・・・0.3%
平均視聴率・・・1.12% 関東地区・ビデオリサーチ社調べ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 泉麻人のウルトラ倶楽部『ウルトラQ』 ┃TBS東京放送
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 25:44~26:45 ⇒ 26時52分~
┌─―――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
|1987(昭和62)年 8月 4日(火) 第09回 第17話「ガラダマ」 第18話「燃えろ栄光」 |
└─―――――――――――――――――――――――――――――――――――┘
視聴率・・・0.2%
平均視聴率・・・1.12% 関東地区・ビデオリサーチ社調べ
備考・・・放送時間は、放送予定の時間で、実際には、野球放送の延長で変更されているヨ(=^◇^=)
第8回 「東京氷河期」「バルンガ」
第9回 「ガラダマ」「燃えろ栄光」
今夜映像◆https://youtu.be/ibvRZjy5_L4
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http://www10.atwiki.jp/shichouseiko/pages/489.html http://ultraq.web.fc2.com/re_onair.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%89%E9%BA%BB%E4%BA%BA
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┏━━━━━━━━━━━━━┓
①┃ 『ウルトラ怪獣大百科』 ┃テレビ東京系列
┗━━━━━━━━━━━━━┛ 18:25~18:29
┌─―――――――――――――――――――――――――――┐
|1988(昭和63)年 8月 4日(木) 第090話 登場怪獣「トンダイル」|声の出演・・・青野武、赤木優
└─―――――――――――――――――――――――――――┘
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
②┃ 『ウルトラマンボーイのウルころ』 ┃テレビ東京系列
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛朝06:40~06:45
┌─―――――――――――――――――――――――――――――┐
|2004(平成16)年 8月 4日(水) 第218話「力を合わせて鬼退治の巻」 |
└─―――――――――――――――――――――――――――――┘
登場怪獣・・・鬼怪獣オニオン
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①http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E6%80%AA%E7%8D%A3%E5%A4%A7%E7%99%BE%E7%A7%91
②http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%81%AE%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%81%93%E3%82%8D
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 『ウルトラマンコスモス(ULTRAMAN COSMOS)』 ┃ TBS系列
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛18:00~18:30
強さとやさしさを兼ねそろえたウルトラマン
┌─―――――――――――――――――――――┐
|2001(平成13)年 8月 4日(土) 第05回「蛍の復讐」|
└─―――――――――――――――――――――┘
登場怪獣・宇宙人・・・カオスバグ カオスヘッダー
脚本・・・川上英幸
監督・・・市野龍一
特技監督・・・村石宏實
ビデオリサーチ調べ(関東地区)視聴率・・・4.7%
製作・・・円谷プロダクション 毎日放送
今日のお話・・・フブキの故郷・蛍が村で、蛍のような光が自動車を襲い消失させる事件が相次ぐ。謎の光の正体は、村に不法投棄された大量の金属とカオスヘッダーが融合したものだった。光はやがて巨大な怪獣へと変貌する (from amazon.co.jp prime)
********************* https://www.amazon.co.jp/dp/B00JETTMOS
https://www.uta-net.com/song/215888/ https://www.uta-net.com/song/15397/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%82%B9
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┏━━━━━━┓
┃ 桜井浩子 ┃1946(昭和21)年 3月 4日(月) 生誕
┗━━━━━━┛http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%9C%E4%BA%95%E6%B5%A9%E5%AD%90
┏━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 『ウルトラマン創世記』 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━┛
┌─――――――――――――┐ [単行本]
|2003(平成15)年 8月?日(?)|桜井浩子(著) ¥1,680 P.226 小学館
└─――――――――――――┘http://www.amazon.co.jp/dp/4093874646
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 円谷CHANNEL BB『ウルトラQ』インターネット配信 ┃2003(平成15)年11月06日(木)から
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛2005(平成17)年01月05日(水)まで
┌─―――――――――――――――――――――――――――――――┐
|2004(平成16)年 3月11日(木)~3月17日(水) 第19回 第09話「クモ男爵」|1回目
‡|2004(平成16)年 7月29日(木)~8月 4日(水) 第39回 第09話「クモ男爵」|2回目
└─―――――――――――――――――――――――――――――――┘
******************** http://ultraq.web.fc2.com/internet.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9Q
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 『ウルトラQ dark fantasy』 ┃テレビ東京初放映
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 01:00~01:30
┌─――――――――――――――――――――――――┐
|2004(平成16)年 8月 4日(水) 第19回「レンズ越しの恋」|
└─――――――――――――――――――――――――┘
登場カメラ・・・時空越えカメラ
脚本・・・小林雄次
監督・・・服部光則
ビデオリサーチ調べ(関東地区)視聴率・・・2.0%
備考・・・初の深夜帯放映作品
制作・・・円谷プロダクション
涼の後輩で写真家を夢見る長谷川忠(高橋一生)。就職もせず父からは家業である写真館の後継ぎを急かされている。そんなある日彼が見つけたのは、祖父の形見の古風なカメラ。早速そのカメラを持って撮影に出掛けるが、なぜか誰も居ないはずのレンズの向こう側に時代錯誤な少女(柊瑠美)の姿が写る。親しげに語りかけてくる少女。忠を祖父と信じて疑わない少女の態度に、つい成りきって話を合わせる忠。重雄と少女は結婚の約束も交わしていたらしいが、実際の結婚相手は今の祖母である静枝(原知佐子)。本来愛しあう二人が意に反して結ばれなかったのは、二日後に迫る東京大空襲のせいなのか?忠は自らの歴史を変える覚悟で少女に避難を呼びかける。果たしてその後レンズに写った人物とは?時空を越えて現在に甦る、戦時下のちょっと切なくて心暖まるラブストーリー
******************* http://avexnet.or.jp/ultraq-df/story/#19
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9Q_dark_fantasy
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┏━━━━━━━━━━━┓
┃ 『快傑ライオン丸』 ┃フジテレビ系
┗━━━━━━━━━━━┛毎週土曜日19:00~19:30
┌─――――――――――――┐
|1972(昭和47)年 4月 1日(土)|放送開始
|1973(昭和48)年 4月 7日(土)|放送終了!全54話
‡|2008(平成20)年 8月 4日(月)|より時代劇専門チャンネルにて、月~木曜の27:00~27:30、週に4話ずつ放送
└─――――――――――――――――┘ピー・プロダクション製作の特撮テレビ番組。
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%AB%E5%82%91%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E4%B8%B8
怪傑ライオン丸"ナポレオン1世"アルプス越え?写真 2011/11/15(火) 午後 4:095円プロマイド
http://blogs.yahoo.co.jp/ena197119711971/21898512.html
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┏━━━━━━━━━━━━━┓やさしさと勇気を、君へ!
┃ 『新ウルトラマン列伝』 ┃ テレビ東京系列
┗━━━━━━━━━━━━━┛ 18:00~18:30
┌─―――――――――――――――――――――――――┐
|2015(平成27)年 8月 4日(火) 第109話『ウルトラマンX』|
└─―――――――――――――――――――――――――┘
『ウルトラマン列伝』通算No.213話
放送エピソード・・・『ウルトラマンX』第04話「オール・フォー・ワン」
備考・・・詳細は、㊦↓の『ウルトラマンX』を参照してヨ(=^◇^=)♂
OP・・・・・・・・・・・・・・・・♪ウルトラマンX♪ 第106話~第142話
OP歌手・・・ボイジャー feat.大空大地 第106話~第130話
制作・著作・・・円谷プロダクション
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OPhttps://www.uta-net.com/song/215892
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3%E5%88%97%E4%BC%9D
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┏━━━━━━━━━━━┓新たな物語が起動する
┃ 『ウルトラマンX』 ┃ テレビ東京系列
┗━━━━━━━━━━━┛ 18:00~18:30
┌─―――――――――――――――――――――――――――┐
|2015(平成27)年 8月 4日(火) 第04話「オール・フォー・ワン」|
└─―――――――――――――――――――――――――――┘
登場怪獣・・・宇宙大怪獣 ベムスター
登場宇宙人・・・凶悪宇宙人 ザラブ星人
エックス以外の登場ヒーロー・・・登場なし
怪獣ラボの登場キャラクター・・・ベムスター サイバーテレスドン
脚本・・・黒沢久子
監督・・・坂本浩一
OP・・・1番:第01話~第14話 総集編1・2
ED・・・1番:第01話~第14話 最終話
『新ウルトラマン列伝』放送話・・・第109話
製作・著作・・・円谷プロダクション
備考・・・本編終了後には最終章を除いた毎回に、怪獣やサイバーカードの解説をするミニコーナー「大地の怪獣ラボ」が放送される
今日のお話・・・ザラブ星人が地球壊滅のため、ベムスターを送り込んできた! その猛攻に大地が巻き込まれたと思い込んだアスナは、我を失ってしまう。彼女の攻撃が災いし、ウルトラマンエックスがベムスターの体内に吸収されてしまった! ザラブ星人を追ったワタルとハヤトも、互いのライバル心が邪魔して、星人を取り逃がす。神木隊長から改めてチームワークの大事さを説かれたアスナ達は、エックスを助け出すため、いま一度の団結を誓う…! (from amazon.co.jp prime)
********************* https://www.amazon.co.jp/dp/B01N99DN9J
OPhttps://www.uta-net.com/song/215892/ EPhttps://www.uta-net.com/song/240807
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3X
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 『ウルトラセブン』ハイビジョンリマスター版 ┃円谷プロ×WOWOW
┃ ダン(森次氏)×アンヌ(ひし美氏)特別対談 前編 ┃ 共同プロジェクト
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 構成/友井健人
2012(平成24)年11月22日(木) ダン(森次氏)×アンヌ(ひし美氏)トークショー
┌─―――――――――――――――――――――――――――┐
|ハードな真夏のクランクイン。熱が40度あっても頑張った!|
└─―――――――――――――――――――――――――――┘
ひし美:あら、アタシだって、木曽川ロケのライン下りの場面で40度の熱をガマンして撮影したのよ(第44話「恐怖の超猿人」)。「あのときは目が赤いですよ」って、見てた人に言われたりするの。
森次:熱で目が赤いのも、ハイビジョンでよく見えるかもしれないな。若いからやれたんだよな。
http://www.wowow.co.jp/drama/ultra/ultraseven/interview/interview01.html
特別企画、橋本洋二プロデューサーロングインタビュー
第二期ウルトラシリーズを語る際、プロデューサー橋本洋二氏について語らない訳には行かないだろう。とはいっても橋本氏は、この時期の TBS系の7時台のテレビ映画をプロデュースを多数行っており、ウルトラシリーズは、氏の数多くの代表作の一部に過ぎない。氏の製作する作品は、テレビ映画でありながら、脚本の打ち合わせに監督を交え、脚本家とプロデューサーの3者で脚本を作るという、劇場映画的な、良心的な作り方をすることで知られる。
通常、テレビ映画は、脚本家とプロデューサーの2者によって脚本作りが行われて、監督は、ただそれを画にするだけという縦割り的な製作方針がとられる。そして監督は、下手に脚本に意見したりすると番組を降ろされてしまうというのが普通だそうである。なので監督を脚本つくりに参加させる橋本氏の製作方針はテレビ界においては非常にめずらしい。氏の担当作品はこういった方針により、製作スタッフから大変好評を得ていたという。
また、このページの作品研究1や2で触れているように、橋本氏は脚本にテーマを設けることを製作方針としていた。これにより、作品は高い作家性を有し、氏の担当作品は、いづれも奥の深い作品に仕上がっている。
橋本氏のウルトラシリーズ以外の代表作は、『コメットさん(九重佑三子主演)』『怪奇大作戦』『柔道一直線』『刑事くん』『刑事犬カール』『コメットさん(大場久美子主演)』など多数あり、ウルトラシリーズは『ウルトラセブン』の2クールめから参加。テレビ作品担当前はTBSラジオでラジオドラマや教育関係のドキュメンタリーの製作に携わり、ドキュメンタリー『伸びゆく子どもたち』で当時「新教育」といわれた戦後民主主義教育の草分けの実践者である阿部進、無着成恭といった教育者たちをいち早くとりあげて話題となった。以降、氏は初代『ウルトラマン』を視聴し、興味を持ったことからTBSテレビへ移り、『コメットさん(九重佑三子主演)』を手始めにTBS系の7時台のテレビ映画で辣腕をふるっていく。
また、橋本氏は、若手スタッフの育成にも力を注ぎ、経験の浅い若手脚本家に、ハコ書きのやり方から教えたという。水準に達しないシナリオには、何度も書き直しを要求し、その書き直し作業に、深夜まで立ち会うことも多かった。現在のようにシナリオライター養成学校が林立していない当時の状況では、きちんとしたシナリオライターの養成機関がないため経験主義が横行しており、本来すぐれた資質を秘めながら芽が出ないで終わってしまうライターも少なく無かっただろう。そんな状況のなか、橋本氏は、若手の脚本家から、内に秘めた作家性を引き出すというリスクの伴う作業まで行ったのだ。これは言い換えればシナリオライター養成所に通いながら脚本家としてギャラが貰える、という割のいい話で、すでにある程度でき上がった人材しか相手にしない昨今のテレビ界では考えられない。ただし、氏のチェックはかなり厳しかったそうだが…。
そんな橋本氏を慕う脚本家は多く、日本シナリオ作家協会理事で脚本家の石堂淑朗氏に「頭のきれる人」と言わせしめる程の人望を得ている。また、東映の名プロデューサー平山亨氏も、橋本氏を高く評価する。しかし、無名時代から橋本氏が育てた市川森一氏とは、確執めいたものが生じてしまったのは残念ではある。
さて、ここに掲載するインタビューは、1998年2月に東放製作にて、私の友人ビッキーHONMA氏が橋本氏にインタビューを敢行した際、録音した音声テープより採録したものである。
このインタビューは、以前友人のY,M氏が作った同人誌『橋本洋二大全集』(同人誌でありながら、某ケーブルTV局が資料として所蔵しているという)において収録されたインタビューと同一の音声テープより新たに起こしたものである。だが、元のインタビューは非常に長いものなので、第二期ウルトラ以外の作品に触れている部分(ブラザーアワー作品や、『怪奇大作戦』など)や内容が重複している発言は割愛して再構成してあります。
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1,橋本氏、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンレオを語る
橋本 (ウルトラシリーズに関わったのは)タロウまでだったと思ったな、タロウの途中で部長(TBS映画部部長)になっちゃったのかな、僕は。だからレオは、他の人がやってるはずなんだよね。
――あっ、そうなんですか。田口成光さんがメインライターですけど。
橋本 メインってゆうか…タロウの一番最初書いたの田口だった?
――そうです。でも一番本数書いてるのが阿井文瓶さんなんですけど。阿井文瓶さん、後半ほとんど一人でかいてて、もう橋本さんに何度も直しを要求されて。(タロウが)デビュー作ということですね。それ以降、阿井文瓶さんがずっとブラザーの枠(ブラザーアワー)を『コメットさん(新)』までメインでやっていくことになりますね。
橋本 『コメットさん(新)』ってゆうのも、僕は頭のとこ(番組開始当初)の設定だけで、あとはもう山本(典助)さんっていう人に任せて…いや、部長だったから、直接番組ひとつひとつやってく訳には行かないんで。
――脚本についてはチェックは厳しかったそうですよね。
橋本 あまり厳しいとかなんとかっていわれても(笑)アレだけど。レオはもう関わってないんだ僕はね。みんながホン(脚本)もってくるからもってきたときに、読んだときの感想ぐらいは言いましたけれど。あんまり関わっているとか、そういうアレじゃなかったんですけどね。
――でも、タロウは、ちゃんとしっかりやりましたよね。
橋本 そうだね、タロウはまあ。タロウの終わりの方で部長になっちゃったんだっけかな。人に任せたのに、あんまり口だすのも可笑しいからねえ。
――熊谷健さんが円谷プロ側のプロデューサーですよね。でも、橋本さんが、やっぱり脚本のチェックはやってたということで、阿井文瓶さんは大分しごかれたと言ってますけどね。
橋本 タロウの最後までは、いろいろ話はしたりした印象はありますけれどもね。
――僕はこの、ウルトラマンタロウは一番好きなんですけど、やっぱりエンターテイメントに徹して明るいという。
橋本 桜田淳子の歌出したりして色んなことしてね。そういう路線を引こうと思って、まあ衣装(ZATの隊員服)をああいう風にしたし、篠ちゃん(篠田三郎氏)みたいに、あんまり暗く無いタレントさんでやろうとおもってね。ああいう風にしたんですけど。
――あさかまゆみさんが当初ヒロイン(白鳥さおり役)でしたが、小野恵子さんに変わりましたけどね。
橋本 そうなんだよ、途中でやれなくなっちゃってね。
――やっぱり、スケジュールですか。
橋本 う~ん。まあ色んなことがあったんじゃないですかね。僕はあんまり現場のことには干渉しなかったからアレだけど。まあ、ちょっとやりきれないっていうから。まあ、それじゃあ、小野恵子っていうのが、気立てのいい人でしたから。そういう後に入るの中々ね、いやがるもんですよね、みんなね。だから彼女ならいいっていうことで、推薦したんですけど。
――最初、山際永三さんが撮っていて、佐々木守さんも2本書いてますけど。
橋本 ああそうだ、真船(禎)のやったやつね。
――あれはなんか、スポンサーがオモチャを出してくれってことで書いた本で自分としては全然気に入っていない作品だって佐々木さん言ってたんですけど。
橋本 それはだから熊ちゃん(熊谷健)が頼んだことじゃなかったかな…そうかい? そういえば真船のやったやつ2本彼書いたんだ。そうだね真船ちゃんやったから。
――田口さんと阿井さんほとんどメインでやってたんですけど。2人ともどうでした?
橋本 一生懸命書いてましたよ。
――やっぱり娯楽に徹しながらも、ドラマに1本芯みたいなものが通して書かれてありましたね。
橋本 いや、娯楽に徹してはいませんよ、別にね。まあ、娯楽に徹するっていうのは、また言い方が…。まあ、テレビも娯楽っちゃあ娯楽ですよ、全部。だけども、それに徹するとかなんとか言われちゃうと、ちょっと言葉の使い方がひどく乱暴で(笑)、わからないんだけども。要するにまあ、最初の頃のウルトラマンとかウルトラセブンとか、まあ、ああいうものがあって『帰ってきたウルトラマン』というもので再登場して、ウルトラマンの割とこう、なんていうかパターンみたいなのが、何となくでき上がってきたような感じがあったでしょう? で、それに、もう少し、歌謡曲的な要素というかね。それから、あなたのおっしゃる意味もそうだろうと思うけれども、言うところの娯楽的な要素をね、入れてやったらどうかなと。で、2人ともよく書いたんじゃないですか、それをね。
――もう阿井文瓶さんは、ここが青春だったと。もう、一番熱い時期だったと言ってるんです。モットクレロンという怪獣が出る回(『怪獣を塩漬にしろ』)があるんですけど、熊谷健さんはう~んという感じだったんですけど、橋本さんは一発でOKを出したそうで(笑)。それが一番自分の中で気に入っている作品だっていってました。野菜を食べていく怪獣の話なんですけど。
橋本 ああ、そうですか(笑)
――で、レオに関しては、最初の6本やってますね(注/スタッフロールに橋本氏の名前が出ているのは1話から6話まで)。
橋本 最初の6本ぐらい名前出てたかもしれないけども、実質的には僕はほとんどやってないですよ。
――企画の立ち上げ立ち上げあたりまでですか?
橋本 まあ、企画の立ち上げっていうかね。あの、『こういう風にしましたよ』っていうんで、『じゃあここはこうしたらどうか』とかいうぐらいなもんで。あとはあれは誰がやったのか…。熊谷(国雄)さんがやったんだよ。じゃあ熊谷さんのやりたいようにやったらどうかって言って。で、実際にはちょっと設定暗すぎたんだよね。それで真夏(竜)君を主役にしたんだけど、彼がこう…なんていうのかな、篠ちゃんのような明るさが無かったもんだから、全体に、こうムードが暗くなった感じではありましたよね。一発目見た時ね、随分ちょっとこう暗い雰囲気になったなあという気はしましたけどね。
――それでちょっと視聴率が落ちちゃったという。
橋本 視聴率も、ちょっと良く無かったのかな。
――ひと桁になっちゃったという…。
橋本 ああ、そうですか。
――ウルトラシリーズ終了にあったって、しばらく充電期間を置くためにやめる、って新聞で宣言してるんですよ。橋本さんが。撮影現場には見にいかれましたか…。
橋本 タロウまでですよ。タロウもね、後半は行ってないですよ。確かね、タロウの後半で部長になったから。脚本は見ましたけどね。脚本は、まあせっかくあの2人がやりはじめたもんだし、他の人が見ると、他の人の頭付きで読んじゃうから混乱しちゃうんですよね、だからまあ、脚本だけはアレしましょうって。
――石堂淑朗さんも書かれてますけど。
橋本 イシ(石堂氏)も書いてたね。
――ウルトラマンA以降は、小学館の学習雑誌の編集者たちがウルトラチームというのを作って、ウルトラ兄弟の設定をつくったという…。
橋本 兄弟は僕らの方で作ったんだけどね、熊谷健君と話しをして。それとまあ、ウルトラマンタロウのなかで親父(ウルトラの父)が出てくるでしょう。母(ウルトラの母)と父。ああいうのをまあ、出してみようと。世の中がホームドラマばやりでしたからね(笑)。あんまりウルトラマン、ウルトラマンって変にしかめっつらしてやらないで、色々な要素を取り入れたらどうかなって、やったんですけど。
――親子とか、母と子のテーマが凄く多いんですよね、タロウは。
橋本 そうだね、篠ちゃんって、ちょっとホラ、お母さんっぽい感じがあるでしょう。
――そうですね、末っ子的なところもありますね。
橋本 そうそう、実際はそうじゃないんだけどね、長男なんだけど。
――そうなんですか、三郎なのに長男なんですね(笑)。
2,橋本氏、ウルトラマンAを語る(工事中、近日公開予定)
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/8352/hasimoto.html