過去の今日の出来事etSETOraですヨ(=^◇^=)

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 ┃ 『特命リサーチ200X』 ┃日本テレビ系列
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  FAR EAST RESEARCH Co. Internet Selection/Established 1997
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 |F.E.R.C Research Database 2000(平成12)年 7月 2日(日)報告|
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  F.E.R.C Research Report - File No.011「伝説の妖精の正体を探れ!」
  報告者:伊達 徹
世界民話の中には、一角獣ユニコーン・不死鳥フェニックス・空飛ぶドラゴンなど空想上の生き物の存在が多くある。そのひとつである妖精は、日本を含む世界各地の民話に登場する。その姿は人間と同様だが、かなり小さく不思議な能力を持っている。北ヨーロッパに伝わる妖精・エルフは豊作をもたらす存在だが、性格は気まぐれで人間からの親切には大きな返礼をもたらすが、時には災いをもたらすこともあるという。
1976年10月12日、アメリカ・ノースカロライナ州ダンで、トンリー・ベアフット君は1人で遊んでいる時、コーラ瓶ほどの大きさでヒゲをはやした大人の男性を発見。「キー」という声を発してすごい速さで走り去ったという。翌日、母親を連れて捜してみたが、その姿は見えなかった。しかし、大きさ5センチの足跡が14残されていた。早速、デイリー・レコード新聞社に母親が連絡、足跡を撮影し報道されたが、その後小さな生き物は発見されなかった。
また、アメリカインディアンにはリトルピープルという妖精伝説がある。身長は70センチ前後。インディアン達が負傷すると不思議な力で傷を治してくれ、怒ると人間に対して災いをもたらすという。1932年、アメリカ・ワイオミング州のペドロ山脈で謎のミイラが発見され、リトルピープルのミイラと騒がれた。
シカゴ自然史博物館のポール・マーティン博士が、このミイラのレントゲン写真を撮影した。この写真を見た京都大学霊長類研究所の片山一道教授の分析では、椎骨はS字にカーブしていて幅が均等、肋骨は直線的。下顎が異様に長く、体に比べて手が長いという特徴があることが判明した。椎骨がS字にカーブするのは、直立歩行する人間だけの特徴だが、腰のカーブが強すぎることから何かの力で曲げた可能性があるという。椎骨の幅は均等だが、人間のものなら首から下に行くほど大きくなるという特徴がある。また、人間の肋骨は緩やかなカーブがあるはずであるが、写真は直線的である。これらのことから、ミイラが人間のものとは考えにくく、小型の猿を人間のように加工したものと推測された。つまり、リトルピープルのミイラである可能性は低くなったのだ。
ところが、ワイオミング大学のジョージ・ギル博士によると、1929年にも同じような15センチのミイラが発見されており、DNA検査を行った結果、人間の女性のミイラであることが判明した。ギル博士の研究が進めば、リトルピープルの真相は明らかになるかもしれない。
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 http://web.archive.org/web/20090418031447/http://www.ntv.co.jp/FERC
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%91%BD%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%81200X
 https://www.youtube.com/playlist?list=PL_-f9xY02hovQpgxp6z2uuOvB_HbOTJKv
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うわ~、ストイック! キレイな人の驚きの「食習慣」4つ
2015(平成27)年5月12日(火) 06時45分提供:マイナビウーマン
美容のためには日ごろから意識して○○を食べることが大事、とよく言われますが、実際に本当に「食べ物」って美容のためには大事なのでしょうか? そのヒントを探るべく、今回は、働く女性たちが驚いた「キレイな人の食事内容」を聞いてみました。
■小腹がすいたら、野菜や果物を食べる
・「おなかが空いたらお菓子等の間食ではなく、野菜スティックを食べる」(31歳/不動産/専門職)
・「野菜や果物を沢山食べているイメージ。間食するときに果物を食べてる人はキレイな人が多いと思う」(25歳/その他/その他)
美しい人は小腹がすいても決してスナック菓子やケーキなどには手を出さないよう。代わりに何を食べるのかというと、野菜や果物などの自然な食べ物。間食でとる食べ物においても、栄養をきちんと考えているようです。
■糖質・砂糖はとらない
・「砂糖が入った物を一切食べないことです。果物や蜂蜜しか食べないので驚きました」(32歳/ソフトウェア/事務系専門職)
・「肉食な人がけっこう多い。でも、同時には糖質をとらないからみたい」(29歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
お肉はたくさん食べるけれど、糖質はとらない。砂糖はとらず、糖分は果物やはちみつなどの自然な食材からとるようにする。これも美しい人がよくやっている食習慣のよう。糖質・砂糖のとりかたにひと工夫加えることが、美の秘密なのかもしれません。
■野菜をたっぷりとる習慣がついている
・「お昼ごはんはサラダのみ。一時的なものだと思っていたら数年続けていると聞いて驚きました」(31歳/小売店/秘書・アシスタント職)
・「野菜を種類多くとっていると思う。加熱していない状態で、おいしく食べられる方法をちゃんと知っていると思う」(32歳/その他/事務系専門職)
野菜できちんとビタミンを摂取したほうがいいんだろうなとは思いつつも、調理する手間が面倒でついつい野菜不足に陥る人も多いですよね。一方、美に気を付けている人は、普段から野菜をとる習慣が癖づけられているようです。レンジさえあれば簡単に調理できる野菜も多いため、手軽にさっと野菜をとる癖をつけたいですね。
■食事はこまめに、水分を多くとる
・「1日に5回くらい食事をとっている人がいて驚いた。量は多くないけれどしっかりととっているなという印象だった」(30歳/医療・福祉/専門職)
・「1日に水を1リットル近く飲んでいた」(25歳/農林・水産/技術職)
また美しい人がよく取り入れている食習慣が、1食の量を少なくして1日の食事回数を増やすという方法。この方法は、脂肪がつきにくい体質を作ると言われています。また代謝力アップのために水を意識的に飲んでいる人も。この2つの方法なら普段の食事量を変えないで済むため、今日からでも実践できそうです。
美容のためには食事の質や回数に注意するといいとよく言われますが、実際にキレイな人は食生活に気を付けて、健康的な食事を工夫しながら取り入れている人が多いよう。やっぱり美しさを保つには、それなりの食事努力が必要なのかもしれませんね。ぜひ簡単にできるところから、マネしてみてはいかが?
(ファナティック)※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2015年4月にWebアンケート。有効回答数166件(22歳~34歳の働く女性)
http://news.ameba.jp/20150512-101/


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①┃ びっくりドンキー ┃|1968(昭和43)年12月創業|
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②:焼肉・ステーキチェーン店と回転寿司店の怖い共通体質1/食品のカラクリ05
2014/03/03
ニセモノの肉や魚を本物と言い切る・厨房ではできる限り調理しない体質
写真◆は本物肉  
■共通1/ニセモノ肉(成形肉)や偽装魚を平然と本物と言い切る体質
sign01焼肉・ステーキチェーン店と回転寿司店の怖い共通体質は4つあり、今号と次号でご説明します。その1つ目は、どちらも“ニセモノの食材”を「本物の食材」として騙して売る極めて酷いことです。回転寿司店は偽装魚を本物魚として偽り、焼肉・ステーキチェーン店は「成形肉」(せいけいにく)を本物の焼肉・ステーキ肉として販売しているのです。
sign01「成形肉」とは、古い屑肉・端肉・別種の動物肉を小さく切断し、軟化剤と結着剤などの食品添加物で混ぜ固めたものです。あるいは硬い廃牛肉にインジェクションと呼ばれる錐(きり)のような100本程の注射針で、別牛のドロドロの牛脂やつなぎとして成分不明な添加物を打ち込む作り方です。こうすると、1枚の本物肉と見分けできません。しかし非常に不衛生な“インチキ肉”なので、肉の中までしっかり火を通さないと食中毒を起こします。
sign01現にお客様には成形肉と知らせずに、レアで食べて食中毒を起こした事故がありました。消費者が知らないことをいいことに、あくどいやり方です。こんな屑肉と食品添加物の塊のような成形肉が、ファミレス・コンビニ弁当・弁当チェーン・ハンバーガーチェーン、加工食品やスーパーなど至る所で“常態化”しつつあります。
■共通2/コストを省くために店の厨房ではできる限り調理しない体質
sign03怖い共通体質の2つ目は、「店の厨房ではできる限り調理をしない」ことです。ステーキ店が本物の牛肉を厨房で扱うと、大きさや厚さを整えるため手間や人件費が掛かり在庫管理も難しいのです。しかし「成形肉」なら、手間が要りません。
sign03ステーキと称しても実は1枚肉ではなく、端切れ肉(裁断肉)を牛脂や添加物などで固めたものです。いわばハンバーグのようなものなので、肉のサイズや厚さを加工業者に指示し納品させ、それを厨房でただ焼くだけなのです。調味料も、業者から仕入れた食品添加物で作られたものです。とにかく下処理や調理と呼べるものは、厨房では行いません。一方、回転寿司店のネタも、中国などの加工工場でネタを指定の大きさに切ってから冷凍輸入されます。店では、ただシャリに乗せるだけなのです。
sign03両者は、①厨房ではできる限り調理せず ②店のスタッフを小人数にする ③アルバイトでもすぐ作れる~このような「小スタッフシステム」が、儲かる商売の仕方なのです。焼肉チェーン店の食中毒事件と同じく、現場では誰も食材の品質管理・安全対策のチェックが行われず、味さえノーチェックなのです。飲食業に一番大事な、食の安全責任を負わない体質が共通しています。
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③:焼肉・ステーキチェーン店と回転寿司店の怖い共通体質2/食品のカラクリ06
2014/03/03
店のメニューは加工食品・冷凍食品化、食品添加物に頼る体質
■共通3/店のメニューは加工食品化・冷凍食品化の延長上にある体質
sign01怖い共通体質の3つ目は、自社工場や中国で調理や加工を全て済ませた~言わば加工食品・冷凍食品化されたものを店で出すことです。回転寿司店・ステーキ店・焼肉店に限らず、ファミレス・居酒屋、数々の飲食チェーン店では、店で解凍するだけ・焼くだけ・“チンするだけのメニュー”が蔓延っています。
sign01前号のように、回転寿司店では店で魚を捌くことはしません。冷凍ネタ・シャリも業者から仕入れ、解凍してシャリに乗せるだけです。チェーン店の多くが飲食店とは名ばかりで、加工品や冷凍品をその場で温めて、皿に盛るだけの“チン食”に過ぎません。あるチェーン店の社長は、店のスタッフを最小にして安さでお客に還元しているというコメントがありました。でもチョット、感覚がずれていないでしょうか。これではせっかくお店に行っても、自宅の冷蔵庫の加工食品を食わされているのと同じです。だから少人数にできるのです。
sign01お客様は、その店で、鮮度がよい食材を使い、しっかりその場で調理された料理が食べたいのです。安さだけを求めて安易な加工食品のような食事や質の悪い食材を食べていると、味覚や栄養バランスに欠け身体を悪くします。画一的な加工食品を出すチェーン店から、少しずつ遠ざかりませんか?
■共通4/有名店や人気シェフの味も宮殿工場?の食品添加物体質
sign03怖い共通体質の最後は、回転寿司のネタとシャリ・焼肉店・ステーキ店に限らず、様々な外食チェーン店のメニューは、“化学物質”で味付けされたものです。“ウマ!”と思っても、所詮、食品添加物の味です。本来なら板前・シェフの腕前や食材管理が味(旨さ)を決めるものですが、店の利益のために食品添加物に任せたままなのです。何度も申し上げるように回転寿司の生ネタでさえ、味の素・着色料、中には保存料さえ塗られています。
sign03ところでTV/CMの“宮殿”が有名な焼肉ダレのメーカーは、本社工場が宮殿の形になっており、工場の前で撮影したそうです。焼肉ダレは“仮の姿”で、売上の大半が、契約社数10万店以上、全国の有名チェーン店・ファミレス・一般飲食店への食品添加物の売上なのです。社長は、各店からどんな味の依頼があっても希望の味を作れないものはなく、すぐに添加物の“ブレンド液”を納入すると豪語します。有名店・人気店や人気シェフの味も、本当は我社の味と悪びれることもなく鼻高々でした。
sign03今や多くのシェフや板前の腕ではなく、食品添加物の味~頼みの綱なのです。将来を担う若い方の身体に、悪い食材を使い、それを補うために過剰な食品添加物をぶち込むのはやめて欲しいものです。
*************** http://okd-galaxy.blog.ocn.ne.jp/karakuri/10/
 ①http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B3%E3%81%A3%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%83%89%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%BC
 ②http://okd-galaxy.blog.ocn.ne.jp/karakuri/2014/03/e_124e-1.html
 ③http://okd-galaxy.blog.ocn.ne.jp/karakuri/2014/03/e_124e.html
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  FAR EAST RESEARCH Co. Internet Selection/Established 1997
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 |F.E.R.C Research Database 2003(平成15)年10月12日(日)報告|
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  備考・・・前回の放送は2003/08/31


  Research Request K-002「死者からのメッセージ!謎の白骨死体に隠された事件の真相を追え!」
  報告者:伊達徹
アメリカ・ミズーリ州ノブリック市にあるキャンプ場。地図作成を依頼された一人の男性が、普段、人の立ち入ることのない暗い林の中を歩いていた。そのとき、彼の視界に、ある白い物体が飛び込んできた。それは何と、白骨化した人間の頭蓋骨だったのである。
連絡を受けたミズーリ州警察は、直ちに現場検証を開始。すると、現場周辺には頭蓋骨だけでなく、手や足の骨などが数百メートル四方に渡って散乱していたのだ。州警察のウィリアム・コンウェイ捜査官は、白骨死体の身元を探るべく、現場周辺の捜索を徹底的に行うことにした。ところが、現場周辺から発見されたのは、「頭蓋骨」「数十個の骨」程度。身元を特定できるものは、何ひとつ出てこなかったのだ。
さらに、遺体発見現場の土から骨ではない白いカケラが発見された。この白いカケラに違和感を覚えたコンウェイ捜査官は、鑑識に回すことにした。その結果、白いカケラは「石灰」と判明したのだ。実は、石灰は水分を吸収すると、熱を発生する性質を持っている。そして、熱は遺体の腐敗を進めるのだ。つまり、石灰が遺体の周囲だけに散乱していたということは、何者かが遺体の腐敗を進めるために、石灰を撒いた可能性が高いというのである。このため州警察は、凶悪な殺人事件として捜査を開始。だが、現場に残された証拠が余りにも少なかったため、遺体の身元判明どころか、何一つ情報を得ることが出来なかったのである。
一体この白骨死体の人物は誰なのか?そこで、コンウェイ捜査官は、法医学の権威、アメリカ・コロラド州立大学の法医学者マイケル・チャ?ニー博士に遺体の分析を依頼した。彼は、骨に残された情報を読み取り、数々の凶悪事件を解明してきた犯罪捜査のスペシャリストである。チャーニー博士とビットナー助手によって、早速、白骨死体の分析が行われた。
【分析結果? アジア人女性】
白色人種、黄色人種、黒色人種の頭蓋骨を比較してみると、黄色人種の頭蓋骨は、【幅が広い】【頬骨が角ばっている】【眼窩が楕円形】といった特徴が見られる。また、男性と女性の頭蓋骨を比べてみると、女性の頭蓋骨には、【眉間やあごの付け根に突起がない】といった特徴がある。博士の元に持ち込まれた頭蓋骨には「黄色人種」、すなわちアジア人女性の特徴が示されていた。
【分析結果? 30代前半】
頭蓋骨の上方部は、4個の骨で構成されており、その結合部分は「縫合」と呼ばれている。この縫合は、年齢を重ねると共に消失していく。博士らは、この縫合の進行状況から被害者の年齢が30代前半であると推測した。
【分析結果? 身長150センチ未満】
大腿骨の長さが分かれば、身長を推測することが出来る。その結果、被害者の身長は、140センチ程度と判明。 さらに骨は、筋肉を支える役割を果たしているが、筋肉質の体型の場合、骨の表面がゴツゴツした状態になる。だが、被害者の骨はなめらかだった。そのため、彼女は生前、きゃしゃな体格であること明らかになった。
博士らによる、分析結果をまとめると、被害者は30代前半のアジア人女性、身長140センチ程度、きゃしゃな体型ということが判明したのだ!
分析結果を受けたコンウェイ捜査官は、早速アジア人女性にターゲットを絞り込んで行方不明者リストを洗い直したが、該当者は見つからなかった。事件を解決する手がかりは、この白骨しかない。そこで、チャーニー博士とビットナー助手によって、2度目の分析が開始された!そして、ある驚くべき事実が明らかになったのである。それは・・・・・
【分析結果? 子供を二人出産】
発見された骨の中に骨盤を形成する『寛骨』と呼ばれる骨があった。そして、この寛骨には2本の溝が刻まれていたのだ。実は、女性が妊娠・出産する際、骨盤の一部である寛骨に溝やへこみができることがある。
つまり、博士らは、寛骨に刻まれた2本の溝が、『出産の痕跡』ではないかと考えたのだ。1回の出産につき「1本の溝」が刻まれることから、被害者に二人の子供が存在する可能性が出てきたのである!さらに、二人は復顔法を行うことにした。
【復顔法】
復顔法とは、頭蓋骨に粘土で肉付けを行い、生前の顔を復元する方法である。頭蓋骨は、指紋などと同様に完全に同じものは二つとして存在しない。しかし、復顔法は骨から顔の輪郭を推測することは出来ても、髪型や眉の形などは想像に頼らざるを得ない。復元の仕方によっては、実像と異なり、捜査を混乱させてしまう危険性もある。
チャーニー博士とビットナー助手は、それらのリスクを考えた上で、復顔法を行うことにした。二人は、分析結果から得た情報を基に、慎重に作業を進めていった。そして、作業を始めてから3日目。最後の仕上げに黒い髪のカツラがかぶせられた。名前も性別すらも分からなかった被害者の顔が再び蘇ったのだ!州警察は、最後の望みをかけ、復顔法により蘇った生前の顔をテレビや新聞に流し、市民からの情報を募った。すると、ある女性から有力な情報が寄せられたのだ。その女性によると、息子のクラスメイトの母親に、「小柄なタイ人女性、年齢30歳くらい、二人の子供がいる」女性がいたというのだ。
その人物の名はバンチー・ナイハウス。そして、彼女に関する調査を行った結果、バンチーは、年齢32才のタイ人女性。身長142センチ、華奢な体型で、二人の子供を出産していることが判明したのだ!博士らが分析した条件をすべて満たしていたのである!そこで、コンウェイ捜査官は、白骨死体がバンチーのものであることを証明するために、スーパーインポーズ法を行うことにした。
【スーパーインポーズ法】
スーパーインポーズ法とは、顔写真と頭蓋骨の映像を重ね合わせ、同一人物であるか確認するものである。顔写真の目・鼻・ほおの位置関係と、頭蓋骨の眼窩・鼻翼点・ほお骨の位置関係が一致すれば、同一人物だと証明することができるのだ。
早速、バンチーの写真と頭蓋骨の写真が重ねられた。その結果、頭蓋骨とバンチーの写真が一致したのだ!暗い林の中から発見された白骨死体は、ようやくバンチー・ナイハウスという名前を取り戻したのである。
そして、事件は急展開を見せた。なんと、バンチーを殺害した容疑者として、夫であるリチャード・ナイハウスが浮かび上がったのである。リチャードは、妻であるバンチーがいなくなったにも関わらず、捜索願さえだしていない。さらに、バンチーの友人によると、リチャードとバンチーの関係は、上手くいっておらずケンカが絶えなったというのだ。
そこで、州警察はリチャードを呼び出し、取調べを行った。死体がバンチーのものであるとの証拠を突きつけられ、リチャードの表情が次第に青ざめていく。そして、ついにリチャードは、自分がバンチーの死体を埋めたことを認めたのである。ところが、リチャードはバンチーを故意に殺したわけではなく、突発的な事故で死んでしまったと主張したのだ。家庭内で起きた事件のため、目撃者は存在しない。
しかし、コンウェイ捜査官は、チャーニー博士から、ある分析結果を伝えられていた。それは、『バンチーは、ハンマーのようなもので後頭部を殴られていた』というもの。リチャードが証言したとおり、バンチーが床に頭をぶつけていれば、頭蓋骨にヒビが入ったり、クモの巣状のへこみが出来る。だが、彼女の頭蓋骨には、1円玉程度の小さな陥没が残されていた。このような陥没は、ハンマーのようなもので殴らなければ、出来るはずはないのだ。バンチーの頭蓋骨は、自分がどのように殺害されたのか、ハッキリと証言していたのである。
州警察は、この情報を元にリチャードを厳しく追及。ついに、リチャードは事件の真相を告白したのだ。事件の真相とは、次のようなものだった。バンチーとリチャードの間には、以前から争いが絶えず、彼女は、離婚してタイに戻る決意をしていた。一方、怒りを抑え切れなかったリチャードは、バンチーがタイに戻る日を狙って、彼女の殺害計画を立て始めた。そして、事件当日。リチャードは、嫌がるバンチーを無理やりガレージに連れ込み、逃げるバンチーに対し、突如、彼女めがけてハンマーを振り下ろしたのだ!その後、リチャードは、バンチーの遺体を自宅の冷凍庫に保存。隣人らに、妻はタイに帰ったと触れ回った。やがて、バンチーの死から3ヵ月後。リチャードは、彼女の遺体を車のトランクに乗せると、自分がよく利用していたキャンプ場へ向かった。そして、キャンプ場の奥深くに、バンチーの遺体を運び込むと、遺体の腐敗を促進させる石灰と共に彼女を埋めたのである。
遺体発見から、およそ1年後。犯人、リチャード・ナイハウスに50年の終身刑が下された。犯罪者がいかに事件の証拠を隠そうとも、遺体は真実を語っている。罪を犯したものは、決してその真実から逃れることは出来ないのだ!
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 |F.E.R.C Research Database 2003(平成15)年10月12日(日)報告|
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  Research Database No.f1433「世界一優秀な航空機事故調査機関・NTSB その驚くべき調査方法とは!?」
  報告者:柏木康一郎、伊達徹、宮崎弦太、林健太郎、マイケル高田
一瞬にして何百人もの命を奪い去る航空機事故。その悲劇を繰り返さない為に、徹底して事故究明を行うプロッフェッショナル集団が存在する。
それは『アメリカ国家安全運輸委員会』、N T S B (National Transportation Safety Board )。1975年、アメリカで政府直属の事故調査機関として発足。ワシントンDCに本部を置いており、事故解明率は99.997%。アメリカ国内で航空機事故が発生した場合、連邦航空局から要請を受けNTSBは航空機構造安全部門、ボイス・レコーダー解析部門、気象調査部門、火災及び爆発調査部門など14にものぼる部門からスペシャリストを選出し、調査チームを結成し、事故の再発防止のため、徹底して原因の調査・解明にあたる。
そして、今回、我々が注目したのは、21年間NTSBに勤務したベテラン調査官アルフレッド・ディッキンソン(Alfred Dickinson)が担当した執念の事故解明プロセス。そのプロッフェッショナル集団”NTSB”の航空機事故解明プロセスを報告する。
1996年7月17日、アメリカ・ニューヨーク州・ジョンF・ケネディー空港。午後8時19分、トランスワールド航空・ボーイング747・800便は、乗員乗客230名を乗せて、目的地であるパリに向けて飛び立った。離陸から12分後の午後8時31分、ロングアイランド沖15キロの海上でその機体は突如、管制塔のレーダーから姿を消したのだ。
そして……爆発!!
事故発生から20分 アルフレッドをチーフとした、12人のスペシャリスト達によるTWA800便墜落原因調査チームが結成された。午前6時、それまでに海軍や湾岸警備隊から救助部隊が投入され生存者の捜索が行われていたが1人の生存者も発見されず、回収された遺体は100体を超えた。TWA800便は一体、何故爆発してしまったのか?この事件には大きな謎が隠されていた。通常考えられる航空機事故原因に当てはらなかったのだ。
通常考えられる航空機事故原因
1:天候…しかし、空中爆発を起こした時の天候は良好だった。
2:機体の不調・異常事態…しかし、爆発直前まで行われていた管制塔との連絡では、これらは一切なかった。
そこでアルフレッドは、まず最優先とされるプロジェクトを始めた。それは…
NTSB・事故調査プロセス 1 『ブラックボックスの回収』
ブラックボックスとは、機体に装備された鋼鉄製の箱で、パイロットの会話や計器類の作動状況、航空機の航行状況が全て記録されている。今まで8割にも及ぶ航空機事故の原因が、このブラックボックスを解析することによって解明されてきた。しかし。今回の事故ではブラックボックスは水深35mの海の底に沈んでいた。一流とされる海軍サルベージ部隊でも回収は困難を極め、事故発生から一週間後にようやくブラックボックスが発見された。早速ブラックボックスは解析された。しかし、全ての記録において機体の異変を示すようなデータはいっさい検出されなかった。
この頃、メディアを中心にある疑問が浮かび上がっていた。それは『TWA800便テロ墜落説』。同じ時期、アメリカ国内ではアトランタオリンピックの妨害を狙うイスラム過激派によるテロ事件が横行していた。これを立証するかのような事実が、NTSBの調査の中にも数々浮かんできたのだ。事故当日、TWA800便は、整備のため3時間遅れで離陸している。この間に爆弾が仕掛けられている可能性があった。また、800便爆発時、「現場近くの海上で不審なボートを見た」「機体にミサイルの炎が飛んでいくのが見えた」といった何人もの証言があり、ミサイルテロの可能性も考えられたのだ。そこでアルフレッドら調査チームは『爆弾テロ・ミサイルテロ』検証に取り掛かった。
『爆弾テロの場合』の証拠…
爆弾製作に使われるごく小さなトランジスターラジオの部品や特殊な化合物といった物が貨物室や客席などから必ず見つかるという。
『ミサイルテロの場合』の証拠…
携帯型ミサイルは熱で目標を補足し、攻撃する。そのため、機体の中で最も高温を発するエンジン部分に破壊的損傷があるはずという。
こうしたテロ説を立証するためには、海底に沈んでいる残骸を回収し、検証するしかない。


NTSB・事故調査プロセス 2 『機体の残骸回収』
深さ35メートル以上の海底に、広範囲に沈んでいる機体の残骸から、回収作業を開始して半年、ようやく4機のエンジン全てを回収した。ところが、どのエンジンにも、ミサイルが衝突して出来た様な損傷は一切みられなかった。さらに4ヶ月後。機体全体の98%にも及ぶ残骸を回収した。しかし、どこにも爆弾の痕跡を見つけることはできなかったのである。この結果、TWA800便の墜落は、テロによるものではないと断定された。
すでに事故発生から一年、調査費用は総額およそ20億円にも達していた。しかしアルフレッドはさらに大きな決断をした。それは、これまでほとんど行われたことのない、機体の復元をするということだった。


NTSB・事故調査プロセス 3 『機体の復元』
機体の復元という作業は、莫大な労力と時間、そして費用を必要とするため、これまで、NTSBでも2回しか行われたことがない難作業である。今回のTWA800便の残骸はおよそ2万点にも及ぶ。その中にはひどく破損した残骸も存在するため、どの破片がどの部分のパーツなのかを分類し識別する作業を行った。そして、それらをボーイング747の設計図を基に、木造の骨組みに添って1つ1つ丁寧に張り付けていく。まるで難解なパズルを解くような忍耐力を要する仕事である。そして5ヵ月後・6000万円という費用と時間を費やしついにTWA800便は復元された!すると、驚くべき事実が判明したのである。
何と、中央燃料タンクに、大きな穴が内側から外側へ向かって開いていたのだ。これによって、TWA800便の墜落原因は、中央燃料タンクが内部から爆発したことであることが判明。ついにアルフレッドらNTSB調査チームは、手がかりをつかんだのだ。
しかし、ここでまたアルフレッドに新たな疑問が生まれた。なぜ爆発が起きたのか?通常、引火する危険性の高い燃料タンクは、特に安全性に留意して作られている上、外部から人が入って爆弾を仕掛けるなど出来ない位置に設計されている。そのため、燃料タンクが内側爆発を起こすことはまずあり得ないのだ。そこでアルフレッドはさらに驚くべき方法をうちだした!なんと800便と同型のジャンボ機を、当時と全く同じ状況で飛ばし、中央燃料タンク内で何が起きていたのかを検証しようというのである。まさにプロフェッショナルの驚くべき執念。


NTSB・事故調査プロセス 4 『事故機の再現飛行』
 事故発生から2年たった1998年7月、再現飛行実験は行われた。
『当時と同じ条件? 機体』
 実験には、爆発したTWA800便と同じ、1971年に製造されたボーイング747型機を使用。
『当時と同じ条件? 燃料』
 比較的飛行距離が近いパリ~ニューヨーク間を飛ぶ予定だった800便は、およそ4万9000リットル入る
 中央燃料タンクに、わずか190リットルの燃料しか入れていなかった。
『当時と同じ条件? 離陸直前の状況』
 800便は機体メンテナンスのため2時間45分にわたって離陸が遅れた。
『当時と同じ条件? 気象条件』
 800便が空中爆発を起こした日は、気温32度と、高温・多湿だった。
 この様に当時と同じ条件の下、中央燃料タンク内に各種センサーを取り付け、いよいよ実験は開始された。
 すると驚くべき事実が判明したのだ。
何と一瞬にしてジャンボ機を破壊するほどの可燃性ガスが中央燃料タンクに充満していたことがセンサーのデータにより判ったのだ。しかし、なぜ爆発するほどの可燃性ガスが、燃料タンクに充満したのだろうか?実験結果を徹底的に分析したところ、それには当日の気象条件と機体の特性が、大きく関わっていたのだ。事故当日、気温32℃という炎天下の中、2時間45分にもわたり機体のメンテナンスを行った800便は、その間、機内のエアコンを全開にしていた。それにより異常な熱をもったエアコンが位置していたのが、中央燃料タンクの真下だったのだ。そのため、エアコンの熱によりタンク内の温度は実に63℃まで上昇、沸点が40℃であるジェット燃料は、みるみる気化しタンク内を満たしていったのだ。
ではタンク内の、一体、何が火元となったのだろうか?調査チームは再び、残骸を徹底的に調査した。すると、配線の一部にわずか3ミリの黒くこげた箇所を見つけたのである。これは一体、何を意味するのか?アルフレッドは次のような仮説を立てた。
配線の外側を覆うポリエチレンは、長い間、航空機内に大量に存在するオイルグリースや金属に触れていると、酸化により劣化してしまうことがある。その劣化した箇所に、一緒に束ねられた配線と高圧電流ケーブルが偶然触れ合ってしまった結果、中央燃料タンク内に高圧電流が流れこみ、火花が発生。それが火元になった可能性が考えられたのだ。


NTSB・事故調査プロセス 5 『爆発実験』
アルフレッドがこの仮説を証明するため、実際に爆発が起こるのか試してみたところ…爆発!!!実験は見事成功!アルフレッドら調査チームの仮説が証明されたのだ。一時はテロ疑惑まで浮上した謎の旅客機空中爆発事故は、ついに完全解明された!事故発生から5年、総額事故調査費用50億円そして、現在、NTSBの事故調査報告書を基にして、運行中のボーイング747型機に二度と同じ悲劇が起こらないように、以下の措置が連邦航空局により徹底的に義務付けられ、空の安全はより強化されている。
?対策?
・中央燃料タンクとエアコンの間に断熱材を入れる
・ジェット燃料の気化を防ぐため、中央燃料タンクを満タンに給油すること
・中央燃料タンク内の温度をモニターすること
・配線同士の接触によるショートを防止するめ、配線には金メッキの電線を使用すること
経験とカン、そして驚異的な執念で飛行機事故の原因究明に挑むNTSBの事故調査官たち。我々の旅の安全は、常に彼ら、知られざるスペシャリストたちのたゆまぬ努力によって守られているのだ。
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 http://web.archive.org/web/20090418031447/http://www.ntv.co.jp/FERC
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%91%BD%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%81200X
 https://www.youtube.com/playlist?list=PL_-f9xY02hovQpgxp6z2uuOvB_HbOTJKv
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