過去の今日の出来事etSETOraですヨ(=^◇^=)

過去の今日のTHE BEATLESだヨ(=^◇^=)


 ブログ■John Lennon~(Just Like) Starting Over♪
 http://blogs.yahoo.co.jp/cinthia2000beat/32464004.html
 音源◆(Just Like) Starting Over (Take 1) [Early August 1980]  https://youtu.be/OA8mC0ZDbsM
 
 音源◆(Just Like) Starting Over (Take 2) [Early August 1980]  https://youtu.be/7fZHM50jOyA
 
 音源◆(Just Like) Starting Over (Take 3) [Early August 1980]  https://youtu.be/WCm_zDZWNpo
 
 音源◆John Lennon - Starting Over (Compilation Album)  https://youtu.be/WSb6OeMQi70
 
 音源◆John Lennon - Studio Demo - August 1980.  https://youtu.be/IQE72eFagV0
 

 

 

 


2017-08-03
ビートルズ全曲歌詞集 曲解説付き
Beatles Stones Bob Dylan Rock Elvis
I Saw Her Standing There
Misery
There's A Place
I'm A Loser
Help!
Yesterday
Michelle
Girl
Paperback Writer
She Said She Said
And Your Bird Can Sing
日本語タイトルだけだと判型のせいもあり、写真と英語歌詞だけのように思えてしまうけど、実際は英語副題に"The Stories Behind Every Track"とあるように各曲ごとに詳しい解説あり。
https://kingfish.hatenablog.com/entry/20170803#Help

 ┏━━━━━━━━━━┓NHK-FM
 ┃『軽音楽をあなたに』┃DJ:福島あつこ
 ┗━━━━━━━━━━┛ゲスト:香月利一
 1982(昭和57)年04月27日(火)第02回 16:05~18:00
‡1982(昭和57)年08月03日(火)第02回 再放送
■『プリーズ・プリーズ・ミー』■全曲 東芝 EAS-80550 ステレオ盤
 ♪ラヴ・ミー・ドゥ♪は前日にかけているのでカット
■シングル■
 フロム・ミー・トゥー・ユー 東芝 EAS-80557『オールディーズ』
 サンキュー・ガール 東芝 EAS-63010『レアリティーズ』UK版
■シングル■
 シー・ラブズ・ユー 東芝 EAS-80557『オールディーズ』
 アイル・ゲット・ユー 東芝 EAS-63010『レアリティーズ』UK版
『ウィズ・ザ・ビートルズ』全曲 東芝 EAS-80551 ステレオ盤
■特集コーナー : ビートルズがカバーした曲のオリジナル
 ロックン・ロール・ミュージック/チャック・ベリー Rock And Roll Music/Chuck Berry マーキュリー 25PP-19 日本盤LP『ゴールデン・ヒッツ』チャック・ベリー
 スロー・ダウン/ラリー・ウィリアムス Slow Down/Larry Williams コロムビア SL-5076-SP 日本盤LP『オリジナル・ロック・オールディーズVol.2』オムニバス
 カンサス・シティ/リトル・リチャード Kansas City/Little Richard コロムビア SL-5088-SP 日本盤LP『ウェル・オールライト』(リトル・リチャード
 プリーズ・ミスター・ポストマン/マーベレッツ Please Mr. Postman/The Marvelettes ビクター SWX-6088 日本盤LP『プリーズ・ミスター・ポストマン』マーベレッツ
 アクト・ナチュラリー/バック・オウエンズ Act Naturally/Buck Owens 東芝 ECR-8173 日本盤LP『<ホール・オブ・フェイム・シリーズ>バック・オウエンズ』バック・オウエンズ
 ロール・オーバー・ベートーヴェンチャック・ベリー Roll Over Beethoven/Chuck Berry マーキュリー 25PP-19 日本盤LP 『ゴールデン・ヒッツ』チャック・ベリー
 「ビートルズ特集」かつてNHK-FMで『軽音楽をあなたに』 という番組が放送されていました。平日の月曜から金曜まで、普段は日替わりで各ジャンルの音楽を取り上げていましたが、1982年の春に、2週間かけてビートルズの全曲を流す特集が組まれました。(同じ年の8月と、1985年の夏に再放送されています)ビートルズの全曲を流したラジオ番組は他にもありましたが、この 『軽音楽をあなたに』 が思い出深いのは、そのマニアックな選曲・構成や、海賊盤の音源までが放送されたことによります。ビートルズ初心者でも、この番組を聴けばかなりのビートルズ通になれるような内容でした。ゲストは「ビートルズ研究家」の香月利一氏で、選曲や構成も彼が担当したと思われます。このページでは、その特集でかかった曲目を掲載します。
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 http://beatleslist.web.fc2.com/keiongaku.html#2
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 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃『SGT PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND』┃
 ┃アルバム・カヴァーに登場しているのは誰?┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛STORIES
 2020(令和二)年05月30日(土)『discovermusic.jp』Published
 ザ・ビートルズの『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』は、史上最高にアイコニックなアルバム・ジャケットの座をいまだ維持し続けている。ポール・マッカートニーの着想から、イギリスのポップ・アーティスト、ピーター・ブレイクと妻のジャン・ハワースによる最終デザインに至るまで、これは単なるアルバム・ジャケットの枠を超えている。当時を象徴する見事なモダン・アート作品なのだ。このアートワークは、当時としては画期的なデザインだった。また、制作費用が3,000ポンド(現在では5万ポンド以上に相当する)と破格で、当時のポップ・アルバムのジャケットでは最高額である。コンセプトは、ザ・ビートルズが「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」に扮して登場し、今ちょうどコンサートを終えたところで影響力の大きな人々の集団に囲まれている、というものだ。合計58人が、最終版のアートワークに登場している。ジャケットに登場した人々は、ジョン、ポール、ジョージ、ピーター・ブレイク、ジャン・ハワース、そしてロンドンの美術品商、ロバート・フレイザーが共同で作ったリストから選ばれた。イエス・キリストとアドルフ・ヒトラーは、掲載には不適切とされ、マハトマ・ガンジーやレオ・ゴーシーといった人々は、別の理由で削除された。また、エルヴィス・プレスリーの顔がないのも気になるが、これはポール・マッカートニーが後年語っているが、「あまりに重要で、雲の上の存在すぎて、口にするだけでも畏れ多い存在」だったからだという。最終ヴァージョンに残った人々は、文化人や重要人物、さらにはザ・ビートルズのメンバーが関心を持つ人々が並ぶ魅惑的な顔ぶれだ。「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」の歌詞のように、「皆さんも長年、このバンドのことは知っているだろう。それでは、『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』のジャケットに掲載されている残りの人々を皆さんに紹介しよう……」
 ┌─―――――┐
04|Lenny Bruce|『Wikipedia』
 └─―――――┘
 ┌─―――――――┐
04|レニー・ブルース|『discovermusic.jp』
 └─―――――――┘Top row <一行目> レニー・ブルースは、後年のコメディアンの多くに影響を与えた個性的なスタイルで、50年代、60年代のコメディに革命を起こした。『Sgt. Pepper』のジャケットに登場した頃にはわいせつ罪で逮捕されていたが、こうした逮捕によって、彼はザ・ビートルズだけでなく、ビートニックス(*訳注:1950年代の米国のサブカルチャーを支持する若者たちの総称)やボブ・ディラン(No. 15)にとってもさらに反体制文化のヒーローと化したヨ(=^◇^=)。1966年8月に薬物中毒死。
 1925(大正14)年10月13日(tue) Born
†1966(昭和41)年08月03日(wed) Died. 40 years old
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 https://sgtpepper.udiscovermusic.com/
†https://en.wikipedia.org/wiki/Lenny_Bruce
 https://www.udiscovermusic.jp/stories/whos-who-on-the-sgt-peppers-album-cover
 https://www.udiscovermusic.com/stories/whos-who-on-the-beatles-sgt-peppers-lonely-hearts-club-band-album-cover/
 https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_images_on_the_cover_of_Sgt._Pepper%27s_Lonely_Hearts_Club_Band
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 映像◆金沢駅前で「ビートルズ大学」国際的な研究家が講義 https://youtu.be/t7daPpoISoA
‡2019(令和元)年08月03日(土)放送 講師・ビートルズ研究科 宮永正隆さん
 

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
①┃ 『OFF THE BEATLE TRACK』   ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 instrumental versions of THE BEATLES big hits by GEORGE MARTIN & his orchestra
 1964(昭和39)年07月10日(fri) mono US released
‡1964(昭和39)年08月03日(mon) mono UK released
 A面              B面
 1. ALL MY LOVING        1. FROM ME TO YOU
 2. DON'T BOTHER ME       2. THERE'S A PLACE
 3. CAN'T BUY ME LOVE      3. RINGO'S THEME(THIS BOY)
 4. ALL I'VE GOT TO DO     4. PLEASE PLEASE ME
 5. I SAW HER STANDING THERE  5. LITTLE CHILD
 6. SHE LOVES YOU        6. I WANT TO HOLD YOUR HAND
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
②┃ 『off the beatle track   THE GEORGE MARTIN Orchestra』  ┃
 ┃ ビートルズ・ヒット・ソング集 ジョージ・マーティン楽団 ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 OP 7149 STEREO  日本独自編集盤
 A面              B面
 1. I WANT TO HOLD YOUR HAND  1. SHE LOVES YOU
 2. PLEASE PLEASE ME      2. CAN'T BUY ME LOVE
 3. FROM ME TO YOU       3. ALL MY LOVING
 4. THERE'S A PLACE       4. I SAW HER STANDING THERE
 5. LITTLE CHILD        5. DON'T BOTHER ME
 6. RINGO'S THEME(THIS BOY)  6. ALL I'VE GOT TO DO
 ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
③┃ 『Off The Beatle Track』 ┃George Martin And His Orchestra
 ┗━━━━━━━━━━━━━━┛(Feat. The Beatles)
 1994(平成六)年05月17日(thu) CD released (Amazon information)
 2014(平成26)年07月10日(thu) Amazon Music Unlimited 12曲(25分) 
 01 2:15 She Loves You
 02 2:01 Can't Buy Me Love
 03 2:53 Don't Bother Me
 04 2:14 All I Gotta Do
 05 2:04 I Saw Her Standing There
 06 2:46 All My Loving
 07 1:48 Please, Please Me
 08 2:20 I Want to Hold Your Hand
 09 1:50 From Me to You
 10 1:45 Little Child
 11 2:12 This Boy
 12 1:49 There's a Place
 (P) RE Musik und Media c Rainer Kern
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 http://yokono.co.uk/collection/beatles/usa/lp/usa_lp_united.html##3-1
 http://yokono.co.uk/collection/beatles/usa/lp/usa_lp_united.html##4-1
 ①http://en.wikipedia.org/wiki/Off_the_beatle_track
 ②http://www.thebeatles-1.com/akaban/jpakaban1965offthebeatletrack.htm
 ③音源◆https://music.amazon.co.jp/albums/B00LNFYI4U
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 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ ビートルズ詳解 The Beatles’Corpus ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
①1961(昭和36)年08月03日(木) ライヴ演奏:セント・ジョンズ・ホール/リヴァプール
②1962(昭和37)年08月03日(金) ライヴ演奏:グラフトン・ルームズ/リヴァプール
③1963(昭和38)年08月03日(土) ライヴ演奏:キャバーン・クラブ (LAST Cavern Club)
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①ビートルズは、セント・ジョンズ・ホールに11回出演しているヨ(=^◇^=)
 1961(昭和36)年02月17日
 1961(昭和36)年03月10日
 1961(昭和36)年07月13日 20日 27日
‡1961(昭和36)年08月03日 10日 17日 24日 31日
 1961(昭和36)年09月08日
②1962(昭和37)年08月03日(金) ライヴ演奏:グラフトン・ルームズ/リヴァプール
 クオリーメン (Quarrymen) はリヴァプールのウェスト・ダービー通り (West Derby Road) にあるグラフトン・ルームズ (Grafton Rooms) で演奏したことがあったが、ビートルズとしてはこの日初めてこの会場に出演した。このショーはアルバート・キンダー (Albert Kinder) が主催した。ビートルズを広告のトップに掲載し、ジェリー&ザ・ペースメーカーズ (Gerry & The Pacemakers) とザ・ビッグ・スリー (The Big Three) も出演している。
 ゴードン・ヴィッカーズ『The Cavern』スペンサー・レイ ⇒ アルバート・キンダーはピクション・ホール (Piction Hall) やリヴァプールのエンパイア劇場 (Empire Theatre) でショーを主催してたプロモーターだが、僕に言った「ゴードン、俺は昨夜グラフトンで450ポンド稼いだよ。ビートルズを含めた4組が各10ポンドで出演したんだけど、超満員なのにさらに1000人の入場待ちが出たよ。ジャズは落ち目、今はビートだってことがわかったね。」その後ビートルズを引き受けたブライアン・エプスタインは言ってた「ゴードン、私はビートルズをドル箱にしたいんだ。」それでも僕は「彼らはみすぼらしいよ。僕には10ポンドのジェリー&ザ・ペースメーカーズ、15ポンドのビリー・クレイマー (Billy Kramer) がいるさ」なんて言ってた。それが僕が百万長者になり損ねた理由だよ。
 彼らは、グラフトン・ルームズでは合計4回のショーを行っているヨ(=^◇^=)
‡1962(昭和37)年08月03日
 1963(昭和38)年01月10日
 1963(昭和38)年06月12日
 1963(昭和38)年08月02日
③ビートルズのキャバーン・クラブへの正確な出演回数は判っていないが、
 1961(昭和36)年02月09日(木)から
†1963(昭和38)年08月03日(土)までの期間に、少なくともランチタイムショーで155回、イブニングショーで125回の演奏を行っている。
 1961(昭和36)年08月03日(木) ライヴ演奏:セント・ジョンズ・ホール/リヴァプール
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 ①https://gejirin.com/beatles/history/1961/0history_index-1961.html
 ②http://gejirin.com/beatles/history/1962/19620803_live_Grafton.html
 ③http://gejirin.com/beatles/history/1961/19610209_live_cavern_first_beatles.html
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 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┌─――――┐
 ┃ THE BEATLES HISTORY ┃|August 03|215
 ┃    ザ・ビートルズの今日の出来事   ┃|8月03日|
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛└─――――┘
 1961(昭和38)年08月03日(木) リヴァプールのセント・ジョンズ・ホールに出演。
 1962(昭和38)年08月03日(金) リヴァプールのグラフトン・ルームズでのステージ。これは地元のプロモーターであるアルバート・キンダーが手がけたロック・ショーで、ビートルズを筆頭にジェリー・アンド・ペースメイカーズとビッグ・スリーが出演した。
 1963(昭和38)年08月03日(土) キャバーンクラブ演奏良好最後の日。チケットは
 1963(昭和38)年07月21日(日)に発売されたが30分で売り切れた。ビートルズはキャバーンに300回近く出演し、最初の出演料は5ポンド(当時のレートでおよそ¥5,400)、最後の出演となったこの日のギャラは300ポンド(当時のレートでおよそ¥324,000)だった。ブライアン・エプスタインは「きっとビートルズはキャバーンに戻ってくる」と約束したが、その約束は叶わなかった。
 1964(昭和38)年08月03日(月) オフ日。
********** http://www.thebeatles.co.jp/contents/index2.htm
 http://www.beatlelinks.net/forums/showthread.php?t=17083
 http://beatlesdiary.web.fc2.com/day/008/0803.html
 http://www.beatlesagain.com/bhistory.html
 楽曲資料https://beatlesdata.info/
 歌詞充実http://tsugu.cside.com/index.html
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 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ THE BEATLES of 1963  ┃(mon)27 May
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 "MEMORABILIA / AUTOGRAPHS: The Beatles, full set of signatures on a magazine cutting. Acquired by Rolli band member of the Undertakers & friend of the group, on Monday 27th May, Capitol Cinema Cardiff Wales 1963"
‡Source: (tue)3 August, 2010, Cameo Music Memorabilia auction
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 http://www.multiplusbooks.com/630527.html
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 ┏━━━━━━━━━━━━━┓かみばやし さとる      朝日文庫
 ┃ 『この日のビートルズ』 ┃上林 格 P.288 本体680円+税 朝日新聞出版
 ┗━━━━━━━━━━━━━┛  2013(平成25)年11月30日(土)第1刷発行
‡No.12 P.072 1963年08月03日「世界一有名だった"穴蔵"」◎「キャバーン・クラブ」最後の出演日◎
 ┏━━━━━━━━━━━━━┓ 
 ┃ 『この日のビートルズ』 ┃上林 格 P.288 714円(税込) 朝日新聞出版
 ┗━━━━━━━━━━━━━┛2013(平成25)年11月7日(木) 朝日文庫発行
  人類がまだ月面着陸を夢見ていた1960年代、英国出身の4人の若者が世界を席巻した。
  ポピュラー音楽史の記録を次々と塗り替えただけではなく、
  文化、思想、生活スタイル、あらゆる分野に強烈な影響を与えた。
  語り継がれる20世紀最高のファブ・フォーの「この日」にこだわってみました。
 ┌─――――――――――――┐
‡|1963(昭和38)年 8月 3日(土)|「世界一有名だったクラブ」
‡|2009(平成21)年 8月 3日(月)|甲虫日記更新日 No.054
 └─――――――――――――┘
ビートルズが地元リバプールで拠点にしていたキャバーン・クラブ。マシュー通り10番地にあった「穴蔵」は、戦時中、防空壕(ごう)として使われた7階建て倉庫の地下を改造して造られた。
石の階段を18段降りると、ただひとつだけの入り口があった。ブライアン・エプスタインやジョージ・マーティンは、その石段を降りてデビュー前のビートルズを見に来た。
1963年8月3日は、彼らが成功をつかむため重要な役割を果たしたクラブ最後の出演日になった。
「最後のライブ」と銘打ってエプスタインが出演契約を取り交わしたわけではなかった。だが、久しぶりの出演とあって500人に制限されたチケットは、発売後30分で売り切れた。
当日は熱狂的な群衆がクラブの外まであふれた。ジョンが女の子たちの間をすり抜けると、もみくちゃにされたうえに彼のモヘアのジャケットは片袖がなくなっていた。店のスタッフが女の子たちから奪い返すと、ジョンはすぐに袖を元通りに縫っていたという証言もある。
地下の穴蔵は、電球だけの薄暗い照明だった。真ん中の通路の両側に木製の座席が並び、通路の奥に舞台があり、その上に大きなアーチが三つついていた。すし詰めになった観客のむせ返るような熱気と汗とたばこの煙が混じり、いろいろなにおいがたちこめていた。その晩は特に湿気がすごかった。天井からは結露がしたたり落ち、演奏の途中でヒューズが飛び、一時、停電もした。幸い、ビートルズが最前列の女の子たちと話している間に復旧した。
この日のギャラは300ポンド。初出演は61年2月9日のランチタイムだったが、この時はわずか5ポンドだった。1人1ポンドずつに加え、彼らは運転手だったニール・アスピノールの分として1ポンドを要求した。
さらにさかのぼる57年8月7日には、クオリーメンとして初出演を果たしている。当初、キャバーンは正統なジャズ・クラブとしてオープンした。ジャズ演奏の合間のショーとしてスキッフルも聴かせていた。
研究家マーク・ルイソンの著書によると、その日、クオリーメンの演奏した「Come Go With Me」は、いちばん客に受けたという。調子にのったジョンがエルビス・プレスリーの「Hound Dog」と「Blue Suede Shoes」を続けて歌った。すぐさま店のオーナーから「その不愉快なロックをやめろ!」というメモが渡された。ポールはグループに誘われていたが、ボーイスカウトに参加していて、この日のステージには立っていなかった。
 ◎共演も多かったキャバーン・クラブでのライブ… 次のページへ
ビートルズとして約2年半の間、昼夜あわせて247回以上のステージに出演した。
共演者も多い。ゲリー&ザ・ペイスメーカーズ、サーチャーズ、ジーン・ビンセント、ビリー・J・クレイマー、ホーリーズ、フォーモスト……。16歳のロンドン出身の歌手シモーヌ・ジャクスンはビートルズの伴奏で歌い、「ビートルズと一緒に歌った初めての女性」になった。ビートルズのアイドルだったリトル・リチャードとの共演も果たしている。
キャバーンで専属のようなDJをしていたボブ・ウーラーは、62年6月9日の夜のステージが特に印象深いと語っていた。
その日、3度目のハンブルク巡業を終えた4人の帰国を歓迎する「お帰りなさい」セッションが開かれ、開店以来最高の900人の観客がおしかけた。
「あの日のビートルズの演奏は、いままでで最高と言っていいほどのもので、キャバーンを埋め尽くしたファンの熱狂ぶりは、いつもよりすごかった」
ほぼ1年後、マスコミによって「ビートルマニア」という言葉が生まれるが、ボブにいわせれば「キャバーンの客は行儀がよかった」という。アルコールが厳禁だったこともあるが、はしゃいだり、奇声を上げたりしたが、クラブや近所に迷惑をかけるようなことはしなかった、という。
その後、ピートの脱退とリンゴの加入を経て、「Love Me Do」でレコード・デビューを果たしたビートルズは、63年になると、全英ナンバーワン・ヒットを2枚も獲得していた。
ビートルズの人気が加速度的に増していくと、ひたむきな地元ファンが恐れていたことが現実になっていく。活動の拠点がリバプールからロンドンに移り、次第にキャバーンの出演も減っていった。「最後の出演日」は、リバプールでは2カ月ぶり、キャバーンでは4カ月ぶりのライブだった。
ジョンは告白している。
「リバプールにはあまり戻りたくなかった。地元のヒーローになるというのは、僕たちを緊張させるんだ。スーツを着ていかにも清潔といったふりをしていると、恥ずかしかった。魂を売ったやつらだと友人たちに思われるのではないかと、心配でならなかった」
その夜のステージは、録音もされなかったし、写真も、最後の出演を伝える曲目表さえ残されていない。ビートルズは、当時のファンに記憶だけを残して旅立った。
世界的に有名になったクラブは73年3月27日、市の地下鉄工事のため強制的に閉鎖された。キャバーンは地下への通気口をつくるために取り壊され、現在はアスファルトの駐車場になっている。
ジョンの死後、キャバーン跡地の周辺が開発された。隣にはショッピングセンターやオフィスが入るビクトリア朝風の7階建ての建物が建設され、その地下に新しいキャバーン・クラブが本物そっくりに再建された。駐車場の地下に埋まっていた元のキャバーン・クラブの建物に使われたレンガが、内装の壁に再利用されている。
 ◎『この日のビートルズ』の次回は8月15日(更新は14日)です。この日はなんの日でしょうか? お楽しみに。
 ◎お知らせ ⇒ 「ザ・ビートルズ アンソロジー」は、未発表音源などを集めた2枚組3セットのアルバム。アンソロジー1では、ごく初期段階のオリジナル作品やデビュー前の音源を聞くことができる。
ザ・ビートルズ・アンソロジー1
1995年11月21日  EMIミュージック・ジャパン
***************** https://www.amazon.co.jp/dp/4022617802
 https://dot.asahi.com/1satsu/tyosya/2013110700049.html
 http://doraku.asahi.com/entertainment/beatles/090803.html
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‡1964/8/03(mon) ♪From Me To You♪ number 116 (US Billboard)
 ┏━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『FROM US TO YOU』 ┃BBC 50th appearance
 ┗━━━━━━━━━━━┛
  1964/7/17(fri)   rec. 02:45-06:15pm BBC Paris Studio, London
 ‡1964/8/03(mon) trans. 10:00-12:00am broadcast
  Recording for BBC's『FROM US TO YOU』4th appearance (Last Appearance)
 『FROM US TO YOU』(VOL.4) RECORDING SESSION rec. 17th July 1964 
  ANNOUNCER: Don Wardell
  PRODUCER: Bryant Marriott
  ♪FROM US TO YOU♪ (outtake)
  ♪FROM US TO YOU♪ (no voice-over)
  ♪I'm Happy Just To Dance With You♪ (backing track)
  ♪I Should Have Know Better♪ (false start)
  ♪I Should Have Know Better♪ (no harmonica / single-tracked vocal) 
  -------------------------------------------------------------------
  BBC's『FROM US TO YOU』(4th edition) is broadcast (recorded July 17, 1964)
  ♪FROM US TO YOU♪
   Happy Bank Holiday Monday (speech) 
  ♪Long Tall Sally♪
  ♪If I Fell♪
  ♪I'm Happy Just To Dance With You♪ ※Only live take of ♪I'm Happy Just To Dance With You♪
   Good Idea Right (speech) 
  ♪Things We Said Today♪
  ♪I Should Have Know Better♪
   Let's Have A Look (speech) 
  ♪Boys♪
  ♪Kansas City♪ / ♪Hey Hey Hey Hey!♪
   It's For You (by Cilla Black) 
   All Beatles Fan From Low Age (speech) 
  ♪A Hard Day's Night♪
  ♪FROM US TO YOU♪
********* https://en.wikipedia.org/wiki/Dig_It_(Beatles_song)
 http://beatleslist.web.fc2.com/bbc.html http://www.webers-records.com/134_1420.html
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  ┏━━━━━━━━━━━━━┓ BBC-TV broadcasts
  ┃ 『Follow The Beatles』 ┃‡(mon)03 August 1964
  ┗━━━━━━━━━━━━━┛ documentary about the shooting of『A HARD DAY'S NIGHT』
 ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『OFF THE BEATLE TRACK』 ┃ (fri)10  July 1964 (US)
 ┗━━━━━━━━━━━━━━┛‡(mon)03 August 1964 (UK)
  Instrumental versions of THE BEATLES big hits by GEORGE MARTIN & his orchestra
  音源◆https://youtu.be/XUNziWgr8jc
  
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『A HARD DAY'S NIGHT Instrumental Versions of the Motion Picture Score』 ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 (fri)19 February 1965, UK album release, United Artists
 『A HARD DAY'S NIGHT』orchestral LP by George Martin
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 https://en.wikipedia.org/wiki/Off_the_Beatle_Track
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 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ Late Summer 1961 St.John's Hall, Liverpool ┃St. John's Hall Bootle
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 Late Summer 1961 St. John's Hall Bootle
 Photographer: Dave Forshaw
 Lewisohn places this photo among February 1961 listings but it can't be from any of the dates in that month. George has his Gretsch Duo Jet which he bought in July 1961 and their hairstyle is that of later 1961. After returning from Hamburg in early July 1961, The Beatles played St. John's Hall on the following dates. This photo could be from any of these dates.
 (thu)13 July
 (thu)20 July
 (thu)27 July
‡(thu)03 August
 (thu)10 August
 (thu)17 August
 (thu)24 August
 (thu)31 August
 (fri)08 September
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 http://www.beatlesource.com/savage/1961/61.08.XX%20st%20johns%20hall/61.07-09stjohns.html
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 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ Summer 1963 UK Tour“THE BEATLES SHOW” ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
‡No.36 (sat)03 August 1963 The Cavern Club 
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 https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_the_Beatles%27_live_performances
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 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ THE CAVERN CLUB  キャヴァーン・クラブ ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
‡1963(昭和38)年 8月 3日(土) ビートルズ最後の出演。合計292回御出演。彼らはパフォーマンスのために£300ポンドの手数料を受け取った
 Note・・・ビートルズのキャバーン・クラブへの正確な出演回数は判っていない。しかし1961年2月9日から1963年8月3日までの期間に、少なくともランチタイムショーで155回、イブニングショーで125回の演奏を行っている。
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 https://en.wikipedia.org/wiki/The_Beatles_at_The_Cavern_Club
 http://gejirin.com/beatles/history/1961/19610209_live_cavern_first_beatles.html
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 音源◆# 50. The Beatles - (BBC Radio, "From Us to You" # 4, August 3, 1964)  http://youtu.be/GtWuoDlJNhc
 01. 00:00 "From Us to You" BBC.49.01
 02. 00:55 "What Should I Tell Her About?" (Requests / Song Intro)
 03. 01:23 "Long Tall Sally" BBC.49.02
 04. 03:25 "If I Fell" BBC.49.03
 05. 05:38 "I'm Happy Just to Dance With You" BBC.49.04
 06. 07:34 "Might Sound Like the Record" (Request / Song Intro)
 07. 07:57 "Things We Said Today" BBC.49.05
 08. 10:32 "I Should Have Known Better" BBC.49.06
 09. 13:10 "Bowled Over Boys" (Request / Song Intro)
 10. 13:26 "Boys" BBC.49.07
 11. 15:32 "Kansas City / Hey-Hey-Hey-Hey!"
 12. 18:14 "It's For You" - Cilla Black
 13. 20:28 "Ron Aged Two-Hundred and Eight" (Requests / Song Intro)
 14. 21:16 "A Hard Day's Night"
 15. 23:49 "From Us to You" BBC.49.01
 "FROM US TO YOU"
 BBC Paris Theatre, London
   RECORDED: (fri) 17 July,  1964, 02:15~06:15 p.m.
‡TRANSMITTED: (mon) 03 August, 1964, 10:00~12:00 p.m.
  ANNOUNCER: Don Wardell
   PRODUCER: Bryant Marriott

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