人に騙されて失望したわたしは,
娘を連れて死の陰の谷に行くしかないと
見たこともない道を車で走っていた。
ふと…目の前に不思議な光景が見えてきた。
「死の陰の谷」と人が呼ぶ谷だった。
たくさんの人たちが希望をなくして、うつろな瞳でその道を虚しく歩いていた。
なんて悲しい!!
わたしは思わず祈った。
すると、死の陰の谷に何かキラキラ輝くものが見えた。
行ってみなさい。
その声を聴いてわたしは車から降りて娘と走った。
そして、輝くものに近づいて行った。
それは大きなカメで、その中にパンプキンスープがたっぷり入っていた。
何とも不思議な光景・・・
でも、おなかすいたね・・・
スープを飲んでみて驚いた。
おいしい!!
そして、腹の底から細胞全体から元気が出てくる。
死の陰の谷に来た人たちにもそのスープをわけてあげた。
すると、みんなが元気になって、生きる力を得た。
生きるんだよ!!
神がおられる!!
失望することなんてないんだ!!
スープを飲んだ人たちはみんな、そう言い合ってお互いの手を取り合った。
ふと、見渡すと、カメはほかにもたくさんあった。
まるで、一流ホテルのバイキングのように、
そのカメの中にいろんなお料理がたっぷり用意されていた。
なにこれ???
わたしは不思議に思いながらも、
「さあ、こちらのご馳走も食べて元気になって下さい。」
そう言ってたくさんの人々にお料理のサービスをした。
食べても食べても減らない。
これはきっと、天からのマナなんだ。
わたしはそう思いながら、神に感謝した。
死の陰の谷には行列ができるほど、
たくさんの飢えていた人たちが集まってきた。
「ほんとにタダでいいのですか?」
「もちろんですとも!!神さまがただでお与えになったのですから。」
人々はいやされ、
あるものはそのまま元気になって帰って行って。
あるものはそこで働きたいと言った。
「人手も必要ですね、でも、報酬はありませんよ、」
「いいんです。食べていけることだけで十分に感謝ですから。」
噂が風に乗って大金持ちの人たちの耳にも届いた。
超グルメの紳士たちが、
安全でおいしくて、食べると元気になれる料理があることを聞きつけて
死の陰の谷に食べに来た。
「これはうまい!!こんなおいしいものは今まで食べたことがない!」
どの人もそう言った。
人々は満足して、帰りにお金をたくさん置いて行った。
「いらないんです。」
そういうわたしに、
「お金があったら、ここにレストランが建てられる。
もっといい施設も建てられる。
お金はあって邪魔にはならないよ。
知恵を使ってごらんなさい。
きっと、あなたに神がお与えになる祝福も得られるでしょう。」
お金持ちたちはそう言ってくれた。
料理に感動したある紳士は、
「ここに、オーベルジュを建てさせていただけないものか?」
と言ってくれた。
わたしの夢・・・♡
その時、ノンタンの声がした。
「神さまがいつも一緒だよ!!」
ノンタン・・・
キミは天国で働いているのね?
“わたしが与える水を飲む者は、いつまでも、かわくことがないばかりか、
わたしが与える水は、その人のうちで泉となり、
永遠の命に至る水が、わきあがるであろう。
(ヨハネ4:14)“
2009.10/21 Dream
5/26の花言葉
ローズマリー
追憶・思い出・記憶・貞節・誠実・親切
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