DFEの屋根裏BLOG

エネルギー転換

再開したばかり、柏崎刈羽7号機もうトラブル…冷却系に異常
5月11日10時52分配信 読売新聞

東京電力は11日、起動試験中の柏崎刈羽原子力発電所7号機(新潟県柏崎市・刈羽村)で同日午前、炉内の水位が低下した際、温度が上がりすぎないよう水を注入する冷却系システムで二つのトラブルがあったと発表した。

放射能漏れはなかった。東電が原因を調べている。

発表によると、同日午前6時43分、注入する水をためている圧力抑制室(プール)の水位が通常より上がったため、水を抜く作業を行った。また、同53分には、冷却系システムの試験が終わり、止めようとしたが中央制御室での通常操作では停止できなくなった。このため、現場で手動で停止させた。

7号機は9日、新潟県中越沖地震で運転停止してから1年10か月ぶりに運転再開し、試運転に相当する起動試験が始まったばかり。


1年10ヶ月に渡る長い停止期間中を他のエネルギー源で賄えてたんだし、景気低迷の煽りで電力需要が落込んでいる今、なぜわざわざ活断層の上に建つ危険極まりない原発を再開する必要があるのか全く理解できない。世界中で脱原発が進む中、国民の安全を顧みず目先の利益に固執した時代錯誤も甚だしい陳腐な思想と言わざるを得ない。

そもそも東京電力の原発が東北電力管内である新潟にある事自体おかしいもの。送電効率的にも発電所は消費先の直近にあるべきなのが、遠く離れた地に置くって事は、自ら原発の安全性を否定している事になる。地震大国日本で原発の安全性を強調するのであれば、東京電力管内、燃料輸送の都合を考えれば鹿島あたりに建設すべきだったのだ。

景気が冷え込む今だからこそ、利権の温床であるエネルギー源なんかに固執せず、世界に誇れる日本の技術力をもって、メタンハイドレートやエタノール、水素等への思い切ったエネルギー転換を実現させる時なのだ。解散だとか選挙だとか辞任だとかって、小さい話をしている場合ではないのだ。
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