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児童虐待被害からの回復の戦いを制する 其の29

2021-03-21 15:31:32 | 日記
再びACのミーティングについて書いてみたい。今でもミーティングは医療機関以外でも開かれている所はあるが、一時期と比べると数は激減した。原因はACブームが去ったとも言えるが、医療機関の中でのミーティングは安全で効果もあるが、メンバーだけの集まりは結局共依存に陥ってしまう事が挙げられる。専門家の中にも医療機関以外のグループは必要ないと言っている人もいる。

一時期12ステップミーティングもあったが,AC当事者自体が病んでいるので、どうしてもいざこざが起きる。でもデイケアに通っている結構明るい、摂食障害の女性はデイケアでは本音で接して良い場所になっていると話していた。

そんな自助グループに愛想をつかし、主治医にもグループ参加を止められ、でも心理士のカウンセリングを受けるようになった。主治医は男性ならスタッフのだれを選んでも良いと話してきたが、男が苦手な僕は女性心理士を希望した。主治医はそう言う事なら担当者は私が決めると言い、それ以来30代の女性心理士と話をしている。心理士と言ってもそれほど中身がある訳では無く、ただ訓練を受けているので傾聴はしっかりできていた。提案型では無くなにも言わない治療法だった。

以前男性の心理士とも1年くらい話したが、男と話しても面白くない。男性は心理士には向かないような気がする。でも巷では臨床心理士は特別な存在のように思っている人もいるが、座学で学んだだけの人達なので視野が広いとは言えない。大切なのは実践を積んでいるかどうかだ。でも今文章に書いているような話にも心理士はついてくるので、まんざら捨てたものでは無い。

ACと言う概念は今も存在するが、斎藤学氏の威力が半減したのかあまり使われなくなった。でもそれは残念な事だ。昔EMDR治療を受けている時はACを使っていなかったので、治療には認知行動療法を使っていた。時間が掛かる割に効果が無い物だが、今僕の住む街でも使っている医療機関も多い。

後心の問題だが、女性のための相談機関は多いが男性のための相談は参画センターなどにある男性相談のみだ。男は相談しないで働いていれば良いのだろうか。先日市の発行している広報を観たが、中身がない。30年前と同じことが書かれている。こんなもの何も意味もない。やはり田舎街は遅れている。児童相談所のスタッフで頑張っている人もいるが、どうでも良いような対応しかできない人もいた。これでは虐待は防げない。やはり日本は貧しい国なのだろうか 。

これからも思ったことはどんどん書いて行きたい。


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